黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(14/07) †

2014-07-31 | 新刊情報
<7月>
7/6
枡野浩一『かんたん短歌の作り方』筑摩書房(文庫)

7/9
雪舟えま『プラトニック・プラネッツ』KADOKAWA(メディアファクトリー) 

7/10
柳広司『ナイト&シャドウ』講談社 

7/20
茅田砂胡『天使たちの課外活動4 アンヌの野兎』中央公論新社(ノベルス) 

7/22
万城目学『悟浄出立』新潮社 

7/23
阿部智里『黄色(きん)の烏(からす)』文藝春秋 

7/24
高殿円『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』早川書房 

7/25
畠中恵『すえずえ』新潮社 


本なお茶会・その33@真昼造船

2014-07-26 | おでかけ
 今回のテーマは「振り返ればヤツ(未読の)がいる 積ん読本持ってまたあつまろう!」ということで、何度目かの積ん読本持ち寄り(笑)。
 参加は5名でした。



 わたしが持参したのは高原英理さんの『リテラリーゴシックインジャパン』と小島てるみさんの『デュオニソスの蛹』。
 他の方々の持ってきた本も妙にリンクしてて面白かったですが、店主イチシマさんが出した荷風の文庫が、参加のAさんが東京で購入→金沢の古書店・オヨヨ書林さんに売ったものだったという偶然っぷりが。



 おやつは、トゥジュールさんのトマトゼリー。


『春のお辞儀』長嶋有(ふらんす堂)

2014-07-01 | 読了本(小説、エッセイ等)
はるのやみ「むかしこのへんは海でした」
年末や仲悪いそうに佇んで
白玉や子供は空を飛べません
ブランコしか座るところのない冬日
冬籠切手は左側に貼る
夏の夜をまっすぐ進む担架かな
猫又と気づかれなくて丸くなる
控えめな春のお辞儀を拝見す
きゃーという正しい悲鳴彼岸花
なぞなぞの答えはさかさ アマリリス ※アマリリスは逆さに印刷

長嶋さんの第一句集。
作家でもある長嶋さんですが(そして昨日読んだ「ブルボン小林」さんでもある…)、小説で描かれている世界観同様とぼけたような、でもちょっと切なさもあり、すごく楽しい句集でした(いっぱい引きたい句があるけど10句だけにしておく…)。
俳句の方が作品内の余白が大きいかなー?

<14/7/1>