黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(12/07) †

2012-07-31 | 新刊情報
<7月>
7/5
宮木あや子『官能と少女』早川書房 

冲方丁『OUT OF CONTROL』早川書房(文庫) 

7/6
海堂尊『ケルベロスの肖像』宝島社

7/10
イーユン・リー『黄金の少年、エメラルドの少女』河出書房新社

7/12
小路幸也『キシャツー』河出書房新社

津原泰水『猫ノ眼時計』筑摩書房

7/20
小野不由美『残穢』新潮社 

小野不由美『鬼談百景』メディアファクトリー

7/25
茅田砂胡『トゥルークの海賊 1』中央公論新社(ノベルス)

有川浩『空飛ぶ広報室』幻冬舎  

7/26
高田郁『晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで』創美社

7/28
森福都『ご近所美術館』東京創元社




ミニロールケーキミックスアソート@irina

2012-07-31 | スイーツ


 兄からのお中元。洗剤を断って、質問に答えた結果(おそらくカタログで注文したと思われ、質問メールの応酬の末、これが来た/笑)。 
 小さいロールケーキの詰め合わせ10個入り。種類が多くて楽しい~♪
 カラフルで可愛らしい。



 チョコレート→しましまのチョコロール生地に、チョコクリームとラズベリー風味のガナッシュ。
 オレンジ→オレンジのロール生地に、生クリームとオレンジ。
 杏仁豆腐→ピンクの水玉柄ロール生地に、杏仁風味のクリームとマンゴー。
 チーズケーキ→ロール生地(表面にピンクのパウダー)に、チーズクリームとラズベリージャム。



 さくらんぼ→ピンク(さくらんぼ)のマーブルのロール生地に、生クリームとさくらんぼジャム。
 レモン→しましまのロール生地に、レモンクリームとライムの皮。
 バナナ→バナナとチョコのしましまのロール生地に、バナナクリームとチョコフレーク。
 ラズベリー→ピンク(ラズベリー)のロール生地に、生クリームとラズベリージャム。



 ヨーグルト→オレンジの水玉柄のロール生地に、ヨーグルト風味のクリームと白桃。
 さくら→ピンクの花びら柄のロール生地に、さくらもち的な(さくら&あずき風味)クリーム。※季節モノ。

 irina:東京


『ひなこまち』畠中恵(新潮社)

2012-07-30 | 読了本(小説、エッセイ等)
十月の炬燵開きの日。長崎屋に櫓炬燵を作りに来た指物師の荷に紛れ、一つの木札を手にした若だんな・一太郎。
そこには「お願いです、助けて下さい」とあり、五月の十日までにと期限も書かれていたものの、あいにく相手がわからない。
そんな中、若だんなの友人である、小乃屋の七之助と冬吉の兄弟が助けて欲しいとやってきた。
先頃、上方にある本家、唐物屋乃勢屋で隠居をしていた祖父が亡くなった。祖父は彼らを可愛がってくれたのだが、親戚たちは江戸に出た彼らのことを疎んじ、生前から財産が渡らないように念を押す始末。
それでも、祖父がろくでなしの船箪笥と呼ぶ箪笥と、そこに入っている根付を兄弟に遺してくれたのだが、伯父の乃勢屋と、その妻の兄である叶屋が、店から何か持ち出すのではないかと疑い、渡す前に中を確認しようとしたら、抽斗が開かなかったという。
開かないのならば渡すことはできないと一悶着の末、ひとまず叶屋の江戸店に預けられたが、そこで怪異が起きているらしい……“ろくでなしの船箪笥”、
近所の味噌屋の大店・加津屋の二階で、落語会が開かれていると聞いた若だんな。過保護な佐助たちを何とか説き伏せ、皆で出かけることに。
本島亭場久という噺家が、怪談話を披露していたのだが、その最中に侍が突然怒り出し、場久に斬りかかったことから、その場は大混乱。
翌日、餅がしゃべり出したり、藤兵衛が昼間からおかしな夢を見たり、皆が悪い夢を見ているかのよう。
上野広徳寺の高僧・寛朝に悪夢払いの札を頼むことにするが、どうやら札の獏が逃げ出したらしく、効き目がないという……“ばくのふだ”、
浅草にある人形問屋平賀屋が、美しい娘を一人雛小町に選び、その面を手本にして、立派な雛人形を作ることになったという。それはさる大名家に納められる品で、その家では跡継ぎたる若君を、昨年二人、あいついで病で亡くしたばかりだということから、新手の側室選びかもしれないという噂がたち、江戸中その話で持ち切り。
選者としては若い娘が縁者にいない人間が望ましいということで、藤兵衛が選ばれるのではないかと日限りの親分は語った。
そんな中、木戸の外に気配を感じ、木札の主ではと後追った屏風のぞきは、うっかり川に落ちてしまい大騒ぎ。気配の主は、日本橋に住む古着売りの娘・於しなだった。雛小町選びに際し、着飾る娘たちに売る為の古着の傾向を、藤兵衛の好みを知って、仕入の対策を練ろうと様子を伺おうとしていたらしい。
ところがそこへ彼女の父が、店の着物が盗まれたとやってきて……“ひなこまち”、
春になり花見に行きたいと言い出した若だんな。妖達も一緒に、上野の広徳寺へ泊りがけで出かけた。
そこに関東河童を率いる大親分・禰々子が現れ、先の一件で西の河童が助けられた礼にと、河童の秘薬を持ってきた。
しかし怪我は治るが痛さが五倍になるものなど、ちょっとひ弱な若だんなには使えない薬ばかり。
そこへ安居という侍が突然現われて、惚れ薬を譲って欲しいという。おまけに自分の女性の好みを禰々子に語り出し、彼女に殴られても、応えた様子のない変わった人物。どうやらその薬を飲ませたいのは、仏門に入りたいと言い出した自分の奥方・雪柳であるらしい……“さくらがり”、
雛小町を選ぶ日が、五月の十日だと知った若だんなはその選者を引き受けてしまう。件の木札の主が、その関係者なのではないかと考えてのことだが、佐助や仁吉たちからはお小言をくらう。
そんな中、安居に譲った黄色い薬…何が起こるかわからない薬…を飲んだ雪柳が、店の前にいたという子供を連れてやって来た。その薬を飲んだのに何も起こらないというが……“河童の秘薬”の5編収録の連作短編集。

シリーズ第11弾。
雛小町探しという名のミスコン話が、そこかしこで騒動のネタに。そして木札で助けを求めてきたのは誰なのか、というのが今回の全体を通した謎かな。
安居さんと雪柳さんは、また出てきそうな気が(というか出てきて欲しい/笑)。

<12/7/30>

マカロン・その11@ルーテシア

2012-07-29 | スイーツ
 フランボワーズライチ。
 おそらくマカロン生地がフランボワーズ(色的に)。バタークリームとフランボワーズのコンフィチュールが挟まれてます。
 ライチの香りは確かにするのですが、クリームの方なのかマカロンの方なのかが判然とせず…(もしかしたらどちらにも?)。
 
 ルーテシア:新潟(新潟) ※グランジュテで購入。


ホーン@千代田ベーカリー

2012-07-29 | スイーツ






 サクっとしたパイ生地の中に、クリームが詰められています。
 カスタード、抹茶クリーム、あずきの3種。
 抹茶~には、抹茶チョコがかかっています。

***** ***** ***** ***** *****

 千代田ベーカリー:新潟(加茂)

 加茂市に数店舗あるパン屋さん。
 なかなか機会がなくて行けなかったのですが、ようやく行けました~。
 パンも美味しいです♪
 とりあえず駅に近いお店に行ったのですが、他のところもちょっと見てみたい。

『鬼談百景』小野不由美(メディアファクトリー)

2012-07-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
Yさんの学校にある男女の生徒の銅像。背中合わせに立った二人の指先は欠けている。その理由とは……『未来へ』、
Sさんの通う高校には<K二六五>と呼ばれる怪談があった。<K二六五>とは、俗にいう<キラキラ星>のこと。
戦時中に、謎の死を遂げた男子生徒がよく弾いていた曲で、誰もいない音楽室からたびたびその曲が聞こえてきたという…
…『K二六五』、
Kさんのお母さんが子供だった頃。隠れん坊をしていると、男の子がひとり行方不明になった。その後、ひょっこり現れて……『隠れ鬼』、
Tさんが小学三年生のとき。半透明の猫を見かけた……『透明猫』、
Kさんが転校してきた友達から聞いた話。中学校の美術室に、白い絵の具で塗りつぶした白いキャンバスがあった……『白い画布』、
Sさんのお母さんが子供の頃、お祖母さんが胡麻の種を播いたが、その年は何故か芽が出なかった……『胡麻の種』、
Mさんが小学生の頃みた幽霊。夜中、白いシーツをかぶったような姿を見て、弟がおどかそうとしているのだと疑うが……『シーツ幽霊』、
Tさんが中学の頃。集落では、ある奥さんが太ったりやせたりしたことに対する噂が流れていた。ある日、Tさんの弟が、溝にマーちゃんが落ちたといって……『どろぼう』、
漫画家アシスタントのMさんは、修羅場中の真夜中に、コンビニに買い出しに出かけた途中で佇む家族を見かける……
『街灯』、
Nくんがカナダ留学中の話。友達のアパートメントに出かけた折のこと。突然ドアがバンバンと叩かれて……『特別な二階』、
Yさんの小さな娘が、しゃべれるようになった単語は、お気に入りのぬいぐるみ<みふぃ>と、お気に入りの遊び<ぶらんこ>。しかし彼女のいうブランコとは、一般的なブランコではないらしい……『お気に入り』、
ある夏。Sくんは、友人たちと海にキャンプへでかけた。彼はベンチに腰掛けていると、いつのまにか隣に……『海へ還る』、
Yさんの家では猫を飼っている。時々数が合わなくなって……『たぶん五匹』、
Nさんが小学二年生ぐらいの時のこと。7~8人と遊んでいたが、転んで怪我をしたりして、ひとりまたひとりと脱落していった……『続きをしよう』、
Kさんの祖父の家は大きい。めったに入ることのない表座敷が怖かった。以前どこかにあった屋敷から持ち込まれたという、龍を彫り込んだ立派な欄間があり、そこから仏間を覗くと地獄が見えるという……『欄間』等、99話収録。

怪談集。
内容的に『お気に入り』と『欄間』が、同時発売の長編『残穢』とリンク。
『残穢』に書かれたことを参照すると、読者から寄せられた怪談をまとめたもの、なのかな?
載っての数が数だけに、これだけ読んでもふつーに怖いですが、(『残穢』を読んで)穢れの概念を考えると、他のエピソードの中にも伝播してる穢れがあるのでは…と背筋が寒くなります;

<12/7/28,29>

フルーツトマトベリー@京家

2012-07-28 | スイーツ
 上から、いちご練乳っぽいクリーム、バニラムース?、ベリー風味のしっとりとしたスポンジ、トマトとベリーのムースと積み重なっています。一番上にはプチトマト。
 上に載ってるトマトがインパクト絶大ですが、味としてはほぼベリー。

 菓房処 京家:新潟(加茂、ほか)

本なお茶会・その13@真昼造船

2012-07-28 | おでかけ
 今回の参加者は4名。
 テーマは、「本持っておでかけ 本を読む場所」。外で読むならこんな本、どんな時に本を読むかという内容でした。

 わたしの場合は、電車・バスに乗った時の移動時、かな、と。
 しかも遠くに行く時には、すぐに読み終わっちゃう本だと、何冊も持って行かなくてはいけなくなっちゃうので、ここぞとばかりに、厚いか、読むのに時間がかかりそうなのを選ぶパターンが多し……ということで、先日お出かけした(上京した)時に実際読んでた、村井弦齋の『食道楽 上』を持参。

 他のお三方は、ジャーナリストの本多氏の、長野での少年時代を描いた漫画・堀田あきお&かよの『本多勝一はこんなものを食べてきた』、
 地方へ講演旅行に回ってる作家が家に帰れないお話『講演旅行』が収録されている短編集、筒井康隆の『おれに関する噂』、
 三条の保内植物園のサボテンコーナーで読みたいという、龍膽寺雄『シャボテン幻想』。

 しかし例によって、美術系やら社会問題やら、話はたびたび謎な方向に(しかも今回濃いヒトたちばっかりだったので/笑)。


 おやつは、夏らしく、かつぼ屋さんの水まんじゅうと水ようかんでした。
 


みんなのパフェ@パラダイスカフェ

2012-07-28 | スイーツ


 イラストレーター・neziさんと、加茂の和洋菓子店・京家さん、こちらのお店とのコラボ。
 上にクマ型クッキーが載っていて、中にアイスが2種(5~6種類の中からの選択)。わたしはマンゴーとカルピスを選んでみました。
 あとは、生クリーム、コーンフレーク、黄桃、バナナ等。
 使われてるアイスは、京家さんの『みんなのアイス』で、そちらのアイスのパッケージもneziさんが描かれてます。



 旗も可愛い♪
 7月末までの限定。

***** ***** ***** *****
 paradise*cafe(パラダイスカフェ):新潟(加茂)

 加茂市にあるカフェ。
 ずっと気になっていたのですが、このパフェのことを知って、出かけてきました。
 ……でも夏に、歩いて行くにはちょっと遠い;(駅からの距離が…)