黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(08/10) †

2008-10-31 | 新刊情報
<10月>
10/1
藤崎都/中村春菊『純愛ロマンチカ 6』角川書店(文庫:ルビー)

清家未森『身代わり伯爵の潜入』角川書店(文庫:ビーンズ)

今野緒雪『マリア様がみてる 卒業前小景』集英社(文庫:コバルト)

10/5
松井今朝子『今朝子の晩ごはん 嵐の直木賞篇』ポプラ社(文庫)

10/6
赤城毅『書物迷宮』講談社(ノベルス) 

初野晴『1/2の騎士 ~harujion~』講談社(ノベルス)

10/10
壁井ユカコ『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 5』アスキー・メディアワークス(文庫)

菅野彰『海馬が耳から駆けてゆく 5』新書館(文庫:ウィングス)

あさのあつこ『NO.6 #7』講談社(YA! ENTERTAINMENT)

香月日輪『妖怪アパートの幽雅な日常 9』講談社(YA! ENTERTAINMENT)

10/15
香月日論『妖怪アパートの優雅な日常 1』講談社(文庫)

伊坂幸太郎『モダンタイムス』講談社

10/20
畠中恵『アイスクリン強し』講談社

10/21
西澤保彦『スナッチ』光文社

10/22
坂木司『夜の光』 新潮社

東野圭吾『ガリレオの苦悩』文藝春秋

東野圭吾『聖女の救済』文藝春秋

辻村深月『ロードムービー』講談社 

10/25
田辺青蛙『生き屏風』角川書店(文庫:ホラー)

10/27
中村航『僕の好きな人が、よく眠れますように』角川書店

10/29
初野晴『退出ゲーム』角川書店

10/30
野村美月、他『コラボアンソロジー2 “文学少女”はガーゴイルとバカの階段を昇る』エンターブレイン(文庫:ファミ通)

山本一力『粗茶を一服 損料屋喜八郎始末控え』文藝春秋




『武士道シックスティーン』誉田哲也(文藝春秋)

2008-10-31 | 読了本(小説、エッセイ等)
3歳から剣道一筋、『五輪書』を愛読し、“勝つ剣道”を旨としてきた少女・磯山香織。
全国中学生大会で2位の実力を持つ彼女だったが、その決勝での判定に納得できない鬱憤晴らしに、市民大会で優勝しようと臨んだが、4回戦で“甲本”という無名の相手にあっさりと1本負けしてしまう。
その相手“甲本”と再び戦おうと、彼女がいるらしき、東松学園高等部から推薦を受け、入学した。
一方、家庭の事情で、それまでやっていた日本舞踊が続けられなくなって、中等部から剣道に転向した、西荻早苗。勝敗よりも自分が目標とする動きができたか否かに重きをおく、彼女。
そんな2人が高校で出会ったが、実は香織が対戦した相手こそ、早苗だった(顧問の手違いで、旧姓・甲本で登録されていた)。
しかし、自分を破ったはずの早苗のあまりの弱さに、また、あくまで自然体でおっとりとお気楽なその態度に、納得できない香織は苛立って……

正反対の2人の剣道少女の青春物。それぞれの視点から、交互に語られる形式で書かれています。
反発しつつも互いに歩み寄っていく様が好ましく、また楽しく読めました♪

<08/10/31>

『誘う森』吉永南央(東京創元社)

2008-10-30 | 読了本(小説、エッセイ等)
1年前に、何の前触れもなく突然自殺した妻・香映。実家である老舗の造り酒屋・屋尾酒造を手伝いながら、根口の森と呼ばれる自殺の名所にやってくる自殺者たちの相談ボランティアもしていたというのに、彼女が自殺に使った青酸カリは、自殺を止めた自殺者の男性から取り上げたもので、その男性もまたその後に死んだという。
彼女の死を引き摺り、不眠症を患った福山洋介は、上司の配慮により会社を長期休暇を取っていた。思い出の残る家を出、食堂の2階に部屋借りた彼は、自らの両親を亡くした時の経験から、ただ歩く回り、身体を疲れさせることで、それを解決しようと試みていた。
そんな中、元警官である徘徊老人・角谷の証言から、妻の他殺説を考え始めた洋介は、妻の妹・瑛子の行動に不審を抱き、それまで知ることのなかった妻の秘密に迫っていく……

『紅雲町~』とは打って変わった作風で、どこか陰鬱な雰囲気が漂うミステリ。
洋介のパートの他に、過去である香映のパートがところどころ挿入されるのですが、もうちょっと明確に章分けとかをしてくれると読みやすかったかも。

<08/10/30>

『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち 5』壁井ユカコ(アスキー・メディアワークス)

2008-10-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
誰もいなくなったホテル・ウィリアムズチャイルドバードに忍び込んだ子供たち。それを見ている毒蜘蛛が、“君”に語る……〈続・無題 I〉〈続・無題 Ⅱ〉、
山田華乃子が目覚めると、そこには着ぐるみではない外資系エリートビジネスマンのパパが。さらに、スポーツでさわやかな汗を流す双子の老人、ビン底メガネのダサい女子高生・キズナや、好青年な美大生の有生、人気グラビアアイドルの由起、キャリアウーマンのへれんがいて……第1話 そして誰もいなくなった、
ある日、仕事に行ったきり、忽然と姿を消した山田パパ。常日頃、彼を付け狙っていた住人・李先生の仕業ではないかと詰め寄る華乃子の前に現れたのは、一匹の黒猫。何故かその黒猫が、毎日パパからのメッセージを運んでくるようになるが、学校を休んでいる華乃子を心配してやってきた加地が、何と彼女にプロポーズ。それを邪魔をした黒猫は、男の人に変身して……第2話 パパはわたしたちのHERO、
道でぶっ倒れているところを通報された有生を迎えに、交番に出向く由起。個展の終わった有生は、スランプ真っ只中だった。そんな中、実家の・弟妹ひよりとこかげから電話が。具合が悪くて寝込んでいる母たちの代わりに、クリスマスの準備をすることに……第3話 交番/くつした/スケッチブック、
ウィリアムズチャイルドバードの双子の老人・銀造と鋳造のうち、鋳造が怪我をして病院に運ばれ、大家族が見舞いにやってくる。有生のニューヨーク行きが目前に迫っていたが……第4話 それは非可逆的でありながら連続的であり、
山田パパと加地ママの結婚が決まり、住人たちによるパーティーが開かれた。翌日、彼らは新居へと引っ越してゆき、次々と他の住人たちも出て行く。そんな中、自らのイギリス行きを有生に打ち明けたキズナは……第5話 聖夜、シナプスの宇宙で を収録。

とうとう誰もいなくなってしまった鳥籠荘。その後の彼らは、どうなったのか、最後まで気になりますね~。
それにしても山田パパ……黒猫にまで変身(?)できるなんて、どこまでも謎なヒト(笑)。

<08/10/29>


かぼちゃのモンブラン@菜菓亭

2008-10-28 | スイーツ
 かぼちゃのモンブランクリームの内側は、生クリーム。その中心にみたらしだんごが入っていて、土台はフレーク入のチョコ。
……本当はドーム型なのですが、自転車の振動で倒れて、扁平に;
 みたらしだんごが入ってるのが変わってますね~(笑)。

 菜菓亭:新潟(各地)

『マカロン白書』sanae(大日本図書)

2008-10-28 | 読了本(小説、エッセイ等)
パティシエを夢見て、専門学校で製菓を学ぶ、岬ちありの元に一通の手紙が届いた。
それは、高校時代に通っていたケーキ屋“マカロン白書”の店主・佐伯あやからの閉店のお知らせと、そのパーティへ誘う内容だった。
庶民ながら、たまたま母が当てた宝くじのおかげで、R女子高校というお嬢様学校に通っていたちありには、3人の友人がいた……レモンライムのマカロンが好きだったボーイッシュな美郷真矢、アップルのマカロンが好きだった“っぽい”が口癖の楊華、マンゴーのマカロンが好きだった愛原朱夏。
太目だったことから、プヨというあだ名で呼ばれていたちありとその仲間たちは、3年生の時に新しくできたその店の息子だという青年・慶にほのかな思いを寄せていたのだが、ちありは彼との間に、ある苦い思い出を抱えていた。
その手紙をきっかけに、久しぶりに真矢に再会したちありは、その後他の友人たちとも再会するが、仲良しだったはずの彼女たちから何気に阻害されていたことを知る……

お察しのとおり、タイトルに釣られて読んでみました(笑)。
タイトルは甘いですが、微妙にほろ苦い…かも。ちありが前向きなので、後味は爽やかな感じですが。
話題の中心である慶が、とうとう登場しないままだったので(回想くらい?)、ちょっとくらい出てきて欲しかった気が…;

<08/10/28>

『鯉浄土』村田喜代子(講談社)

2008-10-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
最初の夫を事故で亡くして、2度目の夫と結婚以来30数年が過ぎても、昔どおり“浜倉さん”と呼ぶ母。そんな母は、いつまでも小娘のような人だったが、何でもやってくれた祖母を失って、その地位を失い、奇妙な老人に。弟は、母親は容れ物だというが……『からだ』、
久しぶりに実家に泊まりにくる娘の為に、ル・クルーゼの琺瑯鍋でパエリアを作るわたし。そんな中、鶯の声を聞き、ふとグリム童話の“ねずの木の話”を思い出す。それは先夜に娘から打ち明けられた妊娠の話からの連想でもあり……『庭の鶯』、
夫・泰之が心臓の動脈瘤の手術をした。だいぶ回復し、毎日のように病院の中を歩き回る彼。そんな中、わたしは“薔薇体操カンファレンス”と書かれた部屋を見つけるが……『薔薇体操』、
里帰りしている娘・祐子の、生後1ヵ月の娘・樹子をあやしつつ、わたしは毎日、昔話・桃太郎を語る。しかし主役は桃太郎ではなく“じゅっこちゃん”、お供は家で飼っているラブラドルのユーリィと、隣宅の飼猫ミーちゃん。しかしストーリィは、その日の気分で変動し……『力姫』、
わたしの飼っている犬・グレースが庭の柵を破って行方不明になった。必死に手を尽くし、動物管理センターにも保護されたら連絡をくれるようにとお願いしていたのだが……『科学の犬』、
大学の図書館で働くわたしは、おとといの昼前に同じ電車に乗り合わせた母子の交わしていた、恐竜の話が記憶に残り、図書館で本を手に取る。浅井教授に質問すると、人が爬虫類を苦手とするのは、2億2000万年前の刷り込み、生き物たちの命をかけたせめぎあい。“残害の苦”だという。翌日、元上司だった市ノ瀬瑤子の寝たきりだった夫の葬儀に、百合恵と出席することになったわたしは……『残害』、
手術を控えた夫の滋養の為に、人から良いと聞いた鯉コクを作るわたし。鯉が売っているところを探し、湖の畔の川魚料理の店に買いに行くが、鯉を捌くことができる店主が出かけたまま、なかなか戻らず……『鯉浄土』、
銭湯を営む家に生まれた姉妹。姉であるわたしが後を継いでいるが、帰省してきた妹と銭湯にまつわる四方山話を語りあう。25年前、体の不自由な11歳の妹を、大きな風呂に入浴させてあげたいという兄からの電話をとったわたし。営業時間外ならばと、営業が始まる前に来るようにいい、準備をして待っていたのだが、彼らは現れなかった。しかしその電話は、今でもときどきかかってきて……『二十五年の妹』、
91歳で亡くなった舅・田中正二の三回忌。先頃見つかったという、彼が生前使っていた手帳を会食の席で読むわたしたち。そこに綴られていたのは、通信販売で買った商品名の数々、家族の生年月日や自分の歴史、住所録、そして……『惨惨たる身体』の9編収録。

丹念に描かれた現実の中に、ふっと覗く幻想が不気味な雰囲気を漂わせている作品たちでした。

<08/10/27>

『血液と石鹸』リン・ディン(早川書房)

2008-10-26 | 読了本(小説、エッセイ等)
一人の若者が牢獄に放り込まれ、独房で一冊の外国語の辞書を見いだした。何語かさえ不明なそれの、解読を試みる彼は…『囚人と辞書』、
9年前、私が遭遇した出来事。中華料理店でたまたま見た、わが国の北の果ての州の知事の新聞記事。その写真に写る知事が、あまりにも父にそっくりだった為、見せようと切り取るが……『わが国北の果ての知事』、
偽英語教師として逮捕されたホー・ムオイ。彼は苛つくたび、「!」と叫ぶ。偽の英語を人々に教えていた彼は……『!』、
ノイ・エンのどこかには、町同士のいさかいから埋められた空っぽの棺桶があるという。それは次々に死人を呼び、町は無人に。車で通りかかった男は、運転手からその話を聞くが……『隠された棺桶の町』、
ホテルの部屋でたびたび幽霊に遭遇する私。いろんな幽霊がいて……『もはや我らとともにない人々』、
結婚式は、ノートルダム教会堂で始まって、マジェスティック・ホテルで終わった。死ぬまで共に在ることを誓った2人は……『私たちの新郎新婦』、
一人の男が、一人の老婆が、十代の若者が、厳めしい顔の学生が、やもめの男が…。8つの光景を描いた8つのプロット……『八つのプロット』、
“息を引きとる直前、人々は彼を外へ連れ出し、太陽を最後に一目、生まれて初めて見せてやった。”“旅行書に夢中になるあまり、男は一生涯机に釘付けになって、カーテンを閉めきり旅行書を読んで過ごした。”一文だけで完結する物語……『一文物語集』 、
無学の自転車修理工ピエール・ブイは、人々の敬意を集めるため、出費を切り詰め本を買い、持ち歩いていた。その信念は、やがて思わぬところで報われて……『本を持ち歩く男』、
“VCUの卒業です”と私が言うと、たいていベトコン・ユニヴァーシティですか?と訊かれる……『ベトコン大学』、
1975年4月30日のことは、いまも忘れない。それは、ベトナムのロックンロール史において重要な存在であったエルヴィス・フォンが自殺した日……『エルヴィス・フォンは死んだ!』 、
初めて飛行機に乗る夫婦たちの騒動。そんな彼らを乗せて、飛行機は飛ぶ。戦争も病気もすべて下にある。不幸な者たちはすべて下にいる。私たちはついに雲の上に出る……『飛行機に乗る』、
2049年、グアムの沖合い13キロの地点で、浮かぶ共同体が発見された。ボートに乗った国籍不明の99名は……『浮かぶ共同体』、
無気力な市民たちに活力と意欲を吹き込もうと、政府はセンテンス一つひとつの終わりに感嘆符をつけることを義務化し……『キーワード』、
君はしばしば膝掛け椅子に座って背を丸め、誰かの横顔に甘い言葉をささやいている……『13』、
書物のなかで語られた、素晴らしいご馳走についてあれこれ考えるのが何よりの愉しみだという、私の友人は……『食物の招喚』、
アメリカに住んでいたときはベトナムの、ベトナムに住んでいたときにはイタリアの食べ物を夢想する彼女……『食物の招喚 Ⅱ』、
大金持ちのなかには自分が金持ちだったということをわかっていない者がいる。そんな人のための寓話。金持ちと貧乏な人間の間で起こる、金をめぐるエピソード……『$』、
昼のあいだ彼らは幸福な夫婦。けれど夜は……『幸福な夫婦』、
毎晩、夫婦の顔の上を一ダースの蟻たちが這う……『この蟻たち』、
2人の女性を同時に愛した男。妻の他にも好きな女性がいるのだ。悩んだ末、男がたどり着いた結論とは……『道徳的な決断』
彼は、ごく狭い空間にいることを好む大男。狭いところを見つけては潜り込み……『ごく狭い空間』、
ニューヨークで暮らしていたときの隣人は、外国人。夜になると、英語の練習の為、センテンス単語を区切って、新聞を読み上げるのが彼の日課だった……『自殺か他殺か?』、
酒浸りのペンキ職人の俺がつるんでいる、負け犬連中。ジャックは靴に憑かれ、ジムはプラスチック製の恐竜が好き、ジェフはハンサムだがWではじまる単語を発音できない……『負け犬』、
階下に住む女性M・アダムズに恋をした私は、非常階段を下りて、密かに彼女を観察する……『非常階段』、
“偶然の恋人たち”“午前三時の三人”“、猿の惑星”……映画の内容紹介と選評あれこれ……『ただいま上映中』、
同じ牢の中の相棒は、非有機的インテリで、俺は有機的インテリ。非有機的というのは彼の論理は、論理と整合しないという意味で……『二人のインテリ』、
ただひとつの崇高な、あるいは偽善的な、決断によって永久にその名をアメリカ史に刻んだスチュアート・クレンショー。彼は自分が買った奴隷たちを館に住まわせ、自らは彼らの奴隷となって……『スチュアート・クレンショー』、
私たちの家には何もなくショッピングセンターには何でもある。だから私の妻はショッピングセンターにいる方を好み……『家をめぐる観念』 、
フィレンツェにある通りコスタ・サン・ジョルジョはトンネルのように出来ている。一度としてほかの通りに遮られることなく、えんえんと果てしなく続いていて……『コスタ・サン・ジョルジョ』 、
シーニャのカフェで、自画像ばかり描いている男物の靴を履いた女性を見かけた私は…『シーニャの自画像画家』、
ルイーザは夫を心から愛しているが、シャワーを浴びているときなどに、ほかの男たちについてつかのま夢想にふけることを自分に許す……『ルイーザは夫を愛している』、
パルマに1週間滞在したオトラント在住のマッシモ・エピファーニは、パルミジャーノ・チーズをおみやげに買ったが、それが思わぬ悲劇を生み……『パルミジャーノ・チーズ』、
美を崇拝する私にとって、フォルテ・ディ・マルミで開かれる“眠り姫コンテスト”ほどわくわくさせられるものはない……『美の崇拝者』、
私は爬虫類の展示業者である。父も祖父も同じ仕事に携わっていて……『移動爬虫類展示会』、
1923年、パリの地下鉄で、私は一人のベトナム人を見かけ、それがカイ・ディン王だと見てとった。思わず彼に声をかけるが……『二人の王』、
私の祖父をめぐる実話。祖父は故郷の村から千マイルの距離を歩いた……『人と違っていたわが祖父』の37編収録。

アメリカ在住ベトナム人作家による掌編集。
ブラックだったり、シュールだったりするバラエティに富んだ内容で楽しめます(短い上に数が多いので、あらすじを書くのが大変ですが…/笑)。
『13』は、何故このタイトルなのかがちょっと意味不明…。
個人的には『一文物語集』『食物の招喚』『美の崇拝者』あたりが好きかな。

<08/10/25,26>