黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

† 新刊情報(08/09) †

2008-09-30 | 新刊情報
<9月>
9/1
シャンサ『天安門』ポプラ社

9/3
森絵都/荒井良二『あいうえおちゃん』文藝春秋(文庫)

9/4
恩田陸『きのうの世界』講談社

9/5
海堂尊『ナイチンゲールの沈黙 上・下』宝島社(文庫)

9/6
後藤ひろひと『後藤ひろひと大王集 ver.1』白夜書房

9/上
森博嗣『目薬αで殺菌します』講談社(ノベルス)

西尾維新『偽物語 上』講談社(BOX)

9/10
栗田有起『蟋蟀』筑摩書房

9/11
浅田次郎『あやし うらめし あなかなし』双葉社(文庫) 

9/12
長野まゆみ『箪笥のなか』講談社(文庫)

9/19
森博嗣『MORI LOG ACADEMY 11』メディアファクトリー 

五條瑛『天神のとなり』光文社

鯨統一郎『哲学探偵』光文社(ノベルス)

9/22
仁木英之『薄妃の恋 僕僕先生2』新潮社 

宇江佐真理『深川にゃんにゃん横丁』新潮社

P・G・ウッドハウス『ジーヴスと封建精神』国書刊行会 

9/25
高橋克彦『ドールズ 月下天使』角川書店

小路幸也『空へ向かう花』講談社

小池昌代『ことば汁』中央公論新社  

9/下
有栖川有栖『火村英生に捧げる犯罪』文藝春秋

北森鴻『虚栄の肖像』文藝春秋

ジェフリー・ディーヴァー『スリーピング・ドール』文藝春秋

9/29
桜庭一樹『書店はタイム・マシーン 続・桜庭一樹読書日記』東京創元社

宮木あや子『群青』小学館

9/30
いしいしんじ『ポーの話』新潮社(文庫)

西條奈加『金春屋ゴメス』新潮社(文庫)





『地図男』真藤順丈(メディアファクトリー)

2008-09-30 | 読了本(小説、エッセイ等)
フリーの助監督をしている“俺”は、ある日、求める景観に見合う場所を探している最中、大判の関東地域地図帖を小脇に抱えた、年齢不詳な男に遭遇する。妙に地理に詳しい彼に、その後もたびたび遭遇するが、その行動範囲は、持っている地図帖の如く、関東エリア全域に亘っていた。そんな彼に密かに“地図男”と名付けた俺。
その地図男の持つ地図帖の余白に、びっしりと記されている、土地ごとの物語の数々……千葉県に生まれたが、自分の音楽的才能を両親に理解されず家出した、天才3歳児Mの物語。東京23区の区章を賭けて、繰り広げられるストリートファイト。奥多摩で運命に翻弄される少年・ムサシと少女・アキルの悲恋……。
そんな物語に魅せられた俺は、やがて彼が誰に向けてそれらの物語を書いているのかということに興味を抱き……

第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。
他の作品で、同時期に第15回日本ホラー小説大賞大賞と、第3回ポプラ社小説大賞特別賞も受賞されている方だとか。
かなり古川日出男さんっぽい作風(語り口調な文体とか、描かれている人間の造形とか…)。
賞への応募作ということで枚数に制約がある所為か、話の割にページ数がかなり少なめな気が;
個人的には、もっと挿入される物語がたくさんあるといいかなぁと思ったり。

<08/9/30>

『奇天烈食道楽』村松友視(河出書房新社)

2008-09-29 | 読了本(小説、エッセイ等)
子供の頃からの記憶をたどる中で見えてきた鮨ネタの栄枯盛衰、どんな料理にも化けるイカの役者っぷり、タラコと明太子の境界線の曖昧さについて、老大家の元で初めて食べたヴィシソワーズの衝撃、かつて祖母から教わった意外な大根の利用法、静岡の店・三河屋で出された謎のフライの正体、すだちから感じ取る徳島に根付く文化、全国の鯛めしの違いについて調べた末にたどりついた結末、卵ご飯に見る日本人の文化……等々、様々な食べ物のエピソードで語るエッセイ68編。

いろんな食材や食べ物についての薀蓄や思い出話が楽しい1冊でした。

<08/9/29>

抹茶のモンブラン@リェヴル

2008-09-28 | スイーツ
 抹茶風味のクリーム(上にも抹茶がかかっています)の上に生クリーム、中に渋皮栗が1粒隠れていて、下は、抹茶風味のロールケーキ?その中心には小豆が。
 上にチョコの飾りが載ってます。

 リェヴル:新潟(長岡) ※イトーヨーカドー丸大(長岡)のスイーツフェアで購入。