く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<東寺「終い弘法」> 露店1000軒余、参詣者や観光客で終日大にぎわい

2013年12月22日 | 祭り

【師走を彩る風物詩、25日には北野天満宮の「終い天神」も】

 京都市南区にある真言宗総本山・東寺(救王護国寺)で21日、歳末恒例の「終い(しまい)弘法」が開かれた。境内には骨董や植木、古着、食品などの露店1000店余りが軒を連ね、押し寄せる観光客や参詣者で終日あふれ返った。

 

 21日は弘法大師・空海の命日。その縁日には古くから毎月「弘法市」(弘法さん)が開かれてきた。毎月20万人ほどの人出があるが、とりわけ多くの店と人出でにぎわうのが1年最後の「終い弘法」。刀剣、古陶器、仏像、道祖神、履物、西陣織、アクセサリー、風鈴、漬物、鯨肉、栗、団子、甘酒……。境内を埋め尽くす店は実に多種多彩。中でも人気を集めていたのは南天や葉牡丹、カズノコ、干し柿、新年の干支・馬の置き物、カレンダーなど、やはり正月関連の品々だった。

 

 骨董屋で掘り出し物を物色する年配者の姿も多く見かけた。神戸からやって来たという女性は年代物の木箱に納められた古陶器をあきらめきれず、もう一度戻って来て大枚をはたいて購入していた。包丁や芽かぶ茶などの店も店主の絶妙な口上やお茶の試飲で人だかりが絶えなかった。京都ではこの後、菅原道真公ゆかりの北野天満宮でも25日に「終い天神」が開かれる。

 


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