く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<月下美人> 今年は7輪が同時に開花!

2020年07月17日 | 花の四季

【翌朝には花を摘んでサラダや和え物に】

 夜中に大きな純白の花を開いて甘い香りを放つゲッカビジン(月下美人)。中南米原産の神秘的な一夜花が今年も妖艶な姿を見せてくれた。栽培を始めたのは5~6年前。葉っぱ2枚だけの挿し木(確か150円か200円で)を手に入れ、その後行灯仕立ての鉢植えにして育ててきた。開花したのは昨年が初めて。9月中旬と10月中旬の2回開花し、合わせて8輪が開いた(「月下美人」は昨年9月17日のブログで紹介)。ところが今年の開花は7月16日夜~17日未明と随分早く、しかも一気に7輪も開いてくれた。

    

 月下美人はサボテン科クジャクサボテン属の多肉植物。日本には大正時代の末期に渡来したという。高温多湿の環境を好む半面、寒さには弱い。そのため冬の間は室内に取り込んでおり、今年は3月中旬になって外に出した。土の表面が乾いたとき水をたっぷり注ぐ以外、肥料を与えるわけでもなくほとんど世話をしていない。なのに、今年もたくさんの蕾(最初確か10個あった)を付け期待以上の見事な花を咲かせてくれた。その優美な姿を褒め称えてあげなくては、と昨晩は午後8時以降1~2時間おきに4回も様子を見るため庭に出た。

 

 月下美人の花は観賞だけでなく生食もできる。ネットでもレシピなどが公開されている。しぼんだ花をそのまま放っておくのはしのびないし、もったいない。そこで翌朝全て切り取り台所へ。早速半切りにし中の雌しべや雄しべをきれいに取って水洗い。花3輪分を食べやすい大きさにカットして生のまま皿に盛りゴマドレッシングを掛けると、まずサラダの完成だ。続いて残りの4輪分はさっと茹で、一つは春雨を加えた辛し和えに、もう一つは茹でた豚肉を加えてポン酢和えに。月下美人のおかげで、きょうの酒のつまみが短時間で出来上がった。

(P.S.  歯応えのあるしゃきしゃき感とまろやかなトロミが同居した不思議な食感。ゴマドレッシングにもポン酢にもよく馴染んでいた。体にも良さそうな健康食品の一種という感じ。次回の開花がますます楽しみになってきた)

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