く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<沖縄の音楽> 27日は「カチャーシーDAY」

2018年05月28日 | 音楽

【奈良で5年目の〝ムジーク・プラッツ〟】

 沖縄の音楽や伝統芸能を紹介する野外ライブ「ムジーク・プラッツin春日野園地」が今年も5月26~27日、奈良公園内の芝生広場で開かれた。7年目を迎えた「ムジークフェストなら」(5月7日~6月3日)の一環で、この沖縄音楽の集いは今回で5回目。「沖縄の音楽と笑い」をサブテーマに掲げた今年も、沖縄を代表する民謡歌手や音楽グループ、お笑い芸人らがステージに登場し多彩な芸能を繰り広げた。

 初日の26日は「三線DAY」。沖縄民謡界の第一人者知名定男&知名定人や石垣島出身の女性ユニット「やなわらばー」などが出演したほか、三線を持参した観客たちがステージの出演者と一緒に「十九の春」を合奏・合唱した。「カチャーシーDAY」の27日には「豊年音頭」に合わせたカチャーシー(乱舞)などもあり、ステージと観客が一体となって盛り上がりを見せた。

 

 2日目は「玉城流・円の會(つぶらのかい)平良冨士子琉舞道場」による琉球舞踊からスタート。続いて「琉球國祭り太鼓奈良支部」のメンバーがエイサーをベースにした勇壮な創作太鼓を披露した。次に登場したのはバンジョーを奏でながら歌う女性歌手「BANJO AI(バンジョー・アイ)」。デビュー曲の「唄の島」が飲酒運転根絶キャンペーンのCMソングに起用されるなど、いま沖縄で注目を集めるアーティストの一人で、軽快なバンジョーサウンドが耳に心地よかった。

 女性3人グループの「ゆいゆいシスターズ」は予想を超える観客の多さに「涙が出そう」と繰り返しながら、持ち歌の「ちゅらぢゅら」「私の大好きな島」「ユイユイ」などを披露した。この後〝琉球笑タイム〟を挟んで、兄弟・従兄弟3人によるエンタメバンド「きいやま商店」や、全国各地で積極的にライブ活動を展開する「DIAMANTES(ディアマンテス)」が登場した。「きいやま商店」の名前は3人のおばあちゃんが石垣島で営んでいたお店に因むそうだ。過去にも家族4人のユニット「鳩間ファミリー」や那覇・栄町市場の3人組「おばぁラッパーズ」などが出演したが、この「きいやま商店」もなんとも沖縄らしいほのぼのとしたグループ名で、気持ちがなごんでほっこりしてきた。

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