【北原白秋生家、柳川藩主立花邸「御花」…】
柳川藩の城下町として栄えた柳川(福岡県柳川市)は水郷の町として知られる。2年前の2015年3月には川下りコースが「水郷(すいきょう)柳河」として国の名勝に指定された。「御花(おはな)」の名で親しまれている柳川藩主立花邸も「立花氏庭園」として国指定の名勝。近代日本の〝詩聖〟北原白秋の生家は柳川地方で一、二を競う造り酒屋だったという。この生家は県指定の文化財史跡。市内には白秋をはじめ高浜虚子、檀一雄らの詩碑・歌碑なども多く、これらの碑を巡る文学ファンも多いそうだ。
(写真上段=㊧北原白秋生家、㊨立花氏庭園「西洋館」、下段=㊧立花氏庭園「松濤園」、㊨川下りで最も狭くて低い橋の下を通るどんこ舟)