映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「幸せへのキセキ」

2012年06月13日 | 日記

   

      最愛の妻を亡くしたベンジャミン(マット・ディモン)は、深い悲しみの中にい
      ましたが、ロスの新聞社を辞め、14歳の息子ディランと7歳の娘ロージーと
      引越しを決意、見つけた新居は郊外の広大な丘の上に建つ邸宅でした。

      でもこの家には閉鎖中の動物園が付いていたのです。経験も知識もなく、
      身内は大反対ですが、意を決して一癖も二癖もある飼育員たちと動物園
      の再建を目指すベンジャミンたち。
      でも次から次へと襲い掛かる問題は、父親を理解しない息子のこと、そし
      て続出するトラブルでした・・・。

      原題は「We Bought a Zoo(動物園購入)」で、素人が動物園を再建する
      なんてどう考えても無茶苦茶だし、このストリー自体が甘いのではないか
      と思いましたが、英国のコラムニスト、ベンジャミン・ミーの体験記の映画
      化だそうで驚きました。

      監督はベテランのキャメロン・クロウで、彼らしく上手く纏め上げていると思
      います。
      主人公役のマット・デイモンが従来の役柄とは大きく違った父親を演じてい
      ますが、役にはまってとてもいい味を出しています。
      そんな彼を段々と愛して行く飼育員役のスカーレット・ヨハンソンも魅力的
      でいいと思いますが、7才の娘役のマギー・エリザベス・ジョーンズがまる
      でハリウッド版芦田愛菜ちゃんです。彼女はこの作品のムード作りに大き
      く貢献しています。
      甘いと言われるかも知れませんが、見る者を優しく癒してくれる作品として
      お薦めします。
                     (6/8 T0HOシネマズ天神 初日 12:20の回 28人)

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