今回の海外旅行は機上で見た「バンブルビー」「ハンターキラー」「ア・プライペートウオ
ー」から始まったようなものです。乗った航空機は大韓航空でしたが「ボヘミアン・ラプソ
ディ」や「アリー/スター誕生」「グリーンブック」なども上映していて楽しませてくれました。
本日は「バンブルビー」を取り上げます。
「バンブルー」は「トランスフォーマー」シリーズの人気キャラクターですが、これを主役に
してシリーズの始まりを明らかにする物語で、シリーズ1作目の主人公サムとバンブルビ
ーが出会う以前の1980年代を舞台に、バンブルビーと人間の少女チャーリーの交流と友
情、彼らに待ち受ける予想外の運命を描いた内容になっています。
父親を亡くした悲しみから立ち直れずにいる少女チャーリーは、18歳の誕生日に小さな
廃品置き場で廃車寸前の黄色い車を見つけます。すると突然、その車が人型の生命体
へと変形。驚く彼女を前に逃げ惑う生命体は、記憶と声を失っていて何かに怯えていた
のです。チャーリーは生命体を「バンブルビー(黄色い蜂)」と名づけ、匿うことにすします
が・・・。
アカデミー賞にノミネートされたアニメーション「KUBO クボ 二本の弦の秘密」で知られる
トラビス・ナイト監督が初の実写映画監督として手がけ、少女チャーリーを演じるのは、女
優・歌手として人気を集めるヘイリー・スタインフェルドです。
機上の小さな画面なので、想像をたくましくして見ました。但しそんな環境ですから感想が
少々ピントはずれになっているかも知れませんのでご免なさいです。
今回はシリーズ以前に戻るお話で可愛いらしい場面もありますが、お話が全体的に面白さ
に欠けるし、バンブルビーの変身も以前のように驚きません。大人には物足らないし、だか
らと言ってどれだけ子供に受けるのか判りません。ただ主演のヘイリー・スタインフェルドは
不思議な魅力を持った子で、これからが楽しみな存在だと思いました。