映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「検察側の罪人」

2018年08月31日 | 日記

    

    「犯人に告ぐ」などで知られる雫井脩介の同名ミステリー小説の映画化で、「クライマ
    ーズ・ハイ」「わが母の記」「関ヶ原」などをがけた原田眞人監督がメガホンをとってい
    ます。
    都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することになった、東京地検刑事部のエ
    リート検事・最上と、駆け出しの検事・沖野。やがて、過去に時効を迎えてしまった未
    解決殺人事件の容疑者だった松倉という男の存在が浮上し、最上は松倉を執拗に追
    い詰めて行きます。最上を師と仰ぐ沖野も取り調べに力を入れますが、松倉は否認を
    続け手ごたえ無しです。沖野は次第に、最上が松倉を犯人に仕立て上げようとしてい
    るのではないかと、最上の方針に違和感を抱き始めます・・・。
    木村拓哉がエリート検事の最上、二宮和也が若手検事の沖野に扮するほか、吉高由
    里子、平岳大、大倉孝二、八嶋智人、松重豊、山崎努らが共演です。

    原作を読んでいないので、最初の内は何が何だか判りづらかったです。追い打ちをか
    けるように、出演者全員が多いセリフを早口でしゃべったり、奇妙な人物が出てきたりし
    て気になりました。もっと映像で表現する方法や簡略化するテクニックもあったと思いま
    す。木村拓哉、二宮和也はともに熱演で、二人を取り巻く人物もそれぞれ好演ですが、
    物語に上手く溶け込んでいない印象なのは、全体があまりにも現実離れしているから
    でしょう。脚本と演出があまり上手いとは思えませんでした。続編が出る気配ですが、も
    う結構です。



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楽しかった旅の一コマ (168) シャイブールの世界遺産ジャンタル・マンタル

2018年08月30日 | 日記

   

    今回の旅の思い出はインドは砂漠の国ラジャスタンの州都で、ピンクシティと言れて
    有名なジャイプールです。
    ジャイプールではシティ・パレスやハワー・マハールと並んで、見逃せない建造物が
    あります。それは1728年に建てられた天文観測所ジャンタル・マンタルで世界遺産に
    なっています。
    施設内には全部で16の観測儀が残っていて、それぞれ時刻や太陽の高さ、星座の
    位置、日の出と日没の対太陽の位置などを正確に計測が出来る器具類が揃ってい
    て、これらを基に暦の製作や天気予報が行われたほか、政治や祭儀に使われていた
    そうです。日時計は今でも正確に時を刻んでいて、観測が続けられています。

   

   

   

   

   



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映画 「マンマ・ミーヤ! ヒア・ウィー・ゴー」

2018年08月28日 | 日記

   

    「ABBA」のヒット曲で構成される人気ミュージカル舞台を映画化した「マンマ・ミーア!」
    の10年ぶりとなる続編で、前作では父親を知らずに育ったソフィが、3人のパパ候補に
    結婚式の招待状を送って騒動が始まりましたが、今作はソフィがホテルの開業を目指し
    て奮闘する現在と、ソフィの母ドナの若き日である1979年の物語を交錯させながら、母
    から娘へと受け継がれていく物語になっています。

    ギリシャのカロカイリ島で念願のホテルを完成させたソフィは、オープニングパーティの
    準備に追われていましたが、母ドナの親友ロージーとターニャもやってきて、久々の再
    会を喜びます。しかし、ニューヨークにホテルビの勉強に行っている夫のスカイから、一
    緒にニューヨークで暮らさないかと誘われ、心揺れるソフィ。そんな彼女に、ロージーや
    ターニャ、そして3人のパパのひとりであるサムらは、若き日の物語を話し始めます・・・。
    キャストはソフィ役のアマンダ・セイフライドを筆頭に、ドナ役のメリル・ストリープら前作
    のメンバーが再結集。若き日のドナ役に「シンデレラ」のリリー・ジェームズ、若き日のサ
    ム役に「戦火の馬」のジェレミー・アーバイン、ソフィの祖母ルビー役に「バーレスク」のシ
    ェールら、新たなメンバーも参加。監督・脚本は「17歳のエンディングノート」のオル・パー
    カーです。

    「ABBA」の曲がふんだんに聞けて楽しいのですが、物語は前作の続きとばかり思ってい
    たし、予備知識がなかったせいもあり、前作にどうしてなったのかと過去を振り返る構成
    に少しばかりまごつきました。今作はどうして母親が島に来たのか、子供が生まれたか、
    ホテルを開いたのか、がよく判る仕組みになっているし、歌も踊りも楽しいし、インド映画
    のように最後には出演者全員が歌って踊る趣向になっていて中々楽しいシーンが見られ
    ます。ですから脚本がもっと整理されていたら更に良かったと思います。但し、ミュージカ
    ル・ファンならでわの作品なので、そうでない人には、少しばかり退屈かも知れません。




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大映宣伝部 (40) 街のど真ん中で水着撮影会 ②

2018年08月27日 | 日記

   

   

    昭和42年(1967)といえば、大映の行先にモヤモヤ感が出てきた頃で、この年に高校
    二年生で中退した渥美マリがニューフェイスとして大映に入ってきました。彼女のお父
    さんもお母さんも大映の俳優であり、みんなから可愛がられた彼女でした。
    最初の内は端役で10本くらいの映画に出ています。そして大きく製作路線を変更せざ
    るを得なかった大映が、彼女を主演に抜擢して作ったのが「いそぎんちゃく」です。

    彼女を売り出すため宣伝部は色々なことをやりましたが、私が率いた九州支社宣伝
    課は、街のど真ん中で彼女の水着撮影会をやりました。前回書きましたように、福岡
    市では中洲の水上公園での撮影会は、大勢のファンが押しかけて大きな話題になり
    ましたが、その後はマスコミ関係だけの撮影会を特別に開いたりもしました。そして翌
    日は熊本での撮影会に。
     
    彼女はその後も大映が倒産する昭和46年(1971)まで、キャンペーンで何度か福岡に
    入っています。
    若い自衛隊隊員に好きになって貰おうと、駐屯地で歌とトークのイベントを開いたり、博
    多筥崎神宮の夏祭り放生会(ほうじょうえ)では地元局のレポーターをやったり、デパー
    トでは1時間(限定)店員なんていうのもやりました。商品はあまり売れませんでしたが集
    客力は抜群でした。何度も試写会のご挨拶はやりましたが、一度も嫌な顔をしなかった
    し、なに一つ文句を言わず、私の言う事をやってくれた彼女の真摯さを思い出します。

   

   

   

   

   

          






   
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映画 「銀魂2」

2018年08月24日 | 日記

    

    空知英秋による人気コミックを小栗旬主演と福田雄一監督のタッグで実写映画化し、
    大ヒットを記録した「銀魂」の続編です。
    今回は原作の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」を融合させたストーリーが展開されま
    す。金欠で家賃も払えない万事屋の3人は、ついにアルバイトをすることになりますが、
    バイトに行く先々で天下の将軍様と遭遇する羽目に。同じ頃、内紛に揺れる「真選組」
    はかつてない危機に見舞われていて、それはやがて将軍をも巻き込む陰謀へとつなが
    り、江戸中で大騒動が勃発。万事屋と銀時も最大の危機に立ち向かうことに・・・。
    出演は小栗のほか、菅田将暉、橋本環奈、中村勘九郎、堂本剛、堤真一ら主要キャス
    トがそろって続投しています。

    館内のあちらこちらから笑い声が立ちます。映画野の見かたは色々とあるでしょうけど、
    前作もそうですがら私的には面白いところ、いいところ全く無しです。前作の時にも書き
    ましたが、本当に面白い作品なら若い人が見ても年配者が見ても面白い筈と思います。
    ですから笑うとすれば私の場合は苦笑です。
    こんな映画を型破りとか、異色娯楽作品とか言っているようでは、邦画の将来は真っ暗
    だとしか言えません。寂しい限りです。





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