映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

大映宣伝部・番外編 / 古い写真の思い出 ( 40 )

2013年09月30日 | 日記


                    ↑ 鹿児島にて矢島ひろ子さん。
     
        ↑ 博多大丸にて一時間限定店員に。渥美マリ

     今まで色々と書いてきて、添付写真には時々顔を出していますが、こうして
     アップするのは初めてになる矢島ひろ子さんです。この人は現代ものにも時
     代物にも出ていて、しかもお色気女優として重宝された女優さんでしたが、
     大成しなかったのは雑に使われ過ぎたからではないでしょうか。
     私は何度も一緒に劇場のご挨拶回りの旅をしていて、外見に似合わず大人
     しい人だったの記憶が残っているのです。

     淳美マリさんのことは既に書きましたが、最近アルバムの整理をしていたら、
     未アップの写真が出てきたので添付します。
     それは彼女が福岡にキャンペーンで来たときのもので、話題宣伝の一環で
     博多大丸デパートでサイン会をやり、続いて同店で一時間店員として客の応
     対をした時のスナップです。

     三木裕子さんも懐かしい女優さんの一人です。とてもピチピチしていて笑顔
     が素敵でした。現代劇に結構出ていましたね。

     次は博多出身と喧伝された毛利郁子さん。実は四国の出身で、別府の親戚
     が経営する温泉旅館を手伝っていた時にミス温泉に選ばれたのですが、悪
     い男に福岡へ連れてこられ、中洲のクラブで働いていたという経歴。
     福岡には2年いたそうてすが、たまたま大映の新人募集を見て応募し合格。
     大映では肉体派女優として売り出しましたが途中で東京撮影所から京都に
     転籍しています。
     彼女はアパートで蛇の放し飼いにしていて、それが異常な話題になっていま
     した。
     後年ある興行師に騙されて愛人となり、弄ばれた結果、相手を刺殺するに至
     ったもの。既に彼女は刑期を終え、今では新しい伴侶を得て静かに暮らして
     いると聞いています。

     下段のスナップに滝瑛子さんのものがあります。小さくて判りづらいと思いま
     すが、福岡に江波杏子と一緒に来た時のものです。彼女はお母さんを連れて
     いて一緒に食事をしましたが、デビュー時の話題が大き過ぎて、後がついて
     行かなかった・・・不運な女優さんの一人だと思います。

  
                ↑ 三木裕子。右の男性は私です。
  
       ↑ 毛利郁子               ↑ 江波杏子・滝瑛子らとの食事風景。
  
                ↑ 「ああ江田島」の話題宣伝で張り切る私たち。

             ↑ 九州支社に現われた本郷功次郎・三田村元・三木裕子。

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映画 「ウルヴァリン:SAMURAI」

2013年09月28日 | 日記

   

     人気シリーズ「X-MEN」の中心キャラクターであるウルヴァリンを主人公とした
     「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(2009)に続く第2弾です。全編にわたって日本
     を舞台にしていること、「レ・ミゼラブル」のヒュー・ジャックマンがジャン・バルジ
     ャン役で見せたエモーショナルな演技がまた見られるの期待で映画館へ。

     カナダの山奥で隠遁生活を送っていたウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)は、か
     って彼が命を救った旧友で、今は大物実業家に納まった矢志田に請われて日
     本を訪れます。
     しかし、重病を患っていた矢志田はほどなくして死去、ウルヴァリンは矢志田の
     孫娘マリコと恋に落ちます。

     ところが何者かの罠にはまって不死身の治癒能力を失ってしまい、初めて”限
     りある命”というものを意識する羽目になり、絶対的な危機に追い込まれるの
     でした・・・。

     日本が主な舞台となって日本ロケも敢行された本作は、マリコ役のTAO、ウル
     ヴァリンを日本へと導くユキオ役の福島リラ、矢志田の息子シンゲンを演じる真
     田広之らが出演。監督は「ナイト&デイ」のジェームズ・マンゴールドです。

     私の期待は大きく裏切られました。日本各地でかなり大掛りなロケを展開して
     いるのですが、いつものように日本ではあるまじき描写や内容等々違和感の
     オンパレードで、これでは日本ロケの効果はなくむしろ逆効果です。

     もともとお話そのものからして面白くないし、最近はSFX技術が進歩しているの
     でアクション場面がよく出来ているくらいでしょうか。
     「レ・ミゼラブル」で株を上げたヒュー・ジャックマンも、この有様では一ぺんに株
     を下げた感じです。

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映画 「オーガストウォーズ」

2013年09月27日 | 日記

   

     2008年、実際に勃発したロシア・グルジア紛争を題材に、ロシア軍が協力の
     戦争場面に加えて、子供の想像の中で巨大ロボットが繰り広げる戦いを描い
     たロシア製ミリタリースペクタクル作品です。

     08年8月8日、南オセチアにグルジア軍が侵攻し、ロシア軍との戦闘が始まり
     ます。
     離れて暮らす軍人の父親に会うため、一人で南オセチアに来ていた5歳の少
     年チョーマは、戦闘に巻き込まれて父親を亡くしてしまいます。
     戦場に取り残されてしまった息子を救うため、母親のクセーニアはモスクワか
     ら南オセチアにやってきますが、そこは敵味方が入り乱れる紛争地の真っ只
     中であり、激戦地に飛び込んだ母親は・・・。

     ハリウッド並みのスペクタクル映画は、ロシアでも出来ると言いたい思いが溢
     れる作品で、「ウォンテッド」も手がけたVFXスタッフが創造する巨大ロボットや、
     ロシア軍の協力による本物の重火器や戦車、戦闘機が登場して、戦場場面
     は中々の迫力です。

     監督はロシアの新鋭監督ジャニック・フェイジエフで、戦場場面だけではなく母
     と息子の家族愛、更に子供が空想する巨大ロボットまで随所に登場して賑や
     かですが、導入部がゆるいことと、挿話を少々欲張り過ぎて全体効果が薄れ
     ます。
     もう少し脚本・構成を練り込めば、もっと面白い作品になったのにと残念です。

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周・辺・雑・記 ~ (最近お気に入りのスナップ)

2013年09月26日 | 日記



   ↑私の家は福岡市中央区の浄水通りという地域にあります。
     ここは福岡市の中心部である天神に徒歩で15分、夜の繁華街・中洲へはこれ
     も徒歩で約20分くらいという距離で、大映時代に支社があった中洲から何かが
     あって車が拾えなくても最悪歩いて帰宅出来ると思って決めた場所でした。

     その自宅から福岡市動植物園はこれまた徒歩で5分くらいの所にあり、時間が
     取れた時に私が好んで散歩するコースになっています。
     つい先日も行きましたが、入口は別でも動物園と植物園は中で繋がっていて自
     由に出入りが出来るのです。
     今は季節の花がないので植物園の緑の中を散歩、続いて動物園で最近お気に
     入りのオランウータンと面会してきました。
     約10分間、私と向き合った彼?のスナップです。私が彼に話しかけてる間、ずー
     っとこの表情で、私が立ちあがって帰ろうとすると、一瞬目が私を追った感じでし
     たが・・・。近々また面会に行きます。



        
   ↑次の写真は私のパソコンの壁紙に使用しているお気に入りの一枚で、随分前に
     私が機上から撮った富士山です。
     この度めでたく世界遺産になった富士山ですが、私は昔から富士山大好き人間
     で、一時はミクシイのアルバムに富士山コーナーを開設し、私や知人が撮った富
     士山の写真を集めたくらい憧れを持っていたのです。いいでしょう・・・。


   

   ↑最後の写真は私がよく乗るバスから撮ったものです。福岡市中央区の大正通り
     にある警固(けご)交差点に、超大型のパチンコ屋があって、そこの駐車場入口
     と重なって西鉄バスの停留所があります。
     パチンコ屋も車の出入りに気を使って一日中、二人の警備員を配してバス停留
     所の邪魔にならないよう注意していると思われます。
     私は何回となくこれをぽんやり見ていたのですが、この警備員の中に女性がい
     て、毎日何百台何千台?この停留所にとまる西鉄バスの運転手に向かって会
     釈をし、その口元を見てると「お疲れ様です・・・」と呟いているようです。

     最初はこの女性の一時的なものだろうと思っていたのですが、私が気づいて1
     年以上が過ぎても全く同様なのです。
     最近はそれに対して西鉄運転手も会釈を返したり、今日は小さく手を振る運転
     手さんを見つけました。
     色々な考え方はあるでしょうが、私の目には微笑ましい光景の一コマです。


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映画 「怪盗グルーのミニオン危機一髪」

2013年09月25日 | 日記

 
    

     ひと足先に公開された「トイ・ストーリー3」や「モンスターズ・ユニバーシティ」
     のアメリカでの興行成績を抜いて話題になっていたし、前作の「怪盗グルーの
     月泥棒」(2010)も面白かったので早速見ました。

     前作で月を盗んで世界一の怪盗となったグルーも、今では足を洗って孤児3姉
     妹の父親となり、相棒のネファリオ博士、いたずら好きなミニオンたちと幸せに
     暮らしながら、世界レベルで悪と戦う超極秘組織「反悪人同盟」の捜査官として
     活動しています。

     そんなある日、反悪党同盟の美人捜査官ルーシーから謎の薬品を盗んだ犯人
     探しを依頼されますが、同じころに多くのミニオンたちが何者かに誘拐されてし
     まうのでした。
     グルーは3姉妹や美人捜査官ルーシーとともにミニオンを助け出すため捜査に
     乗り出しますが・・・。

     シリーズ物って本当に難しく、今作も結構面白いのですが前作の方がやや勝っ
     ています。
     とは言ってもお話が単純明快で判りやすいし、大人も子供も一緒になって楽しめ
     るご家族映画になっています。
     グルーが主人公であることは間違いないのですが、もっとバナナが大好きな可
     愛いい謎の生物ミニオンの活躍があれば更に面白くなったでしょう。

     日本語吹き替え版は、グルーを笑福亭鶴瓶、ルーシーを中島美嘉、悪の大将
     エル・マッチョを中井貴一、三姉妹の一人を芦田愛菜が担当。中島が意外にい
     い味を出しているし、中井の悪党も素敵です。
     鶴瓶も上手いのですが、彼だけが関西弁で押し通していて何か異質を感じます。
     大人も子供も楽しめるものですから日本語吹き替えは仕方がないにしても、字幕
     版がどこに行っても上映されていないというのも困ったものです。

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