映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「外事警察 その男に騙されるな」

2012年06月12日 | 日記

   

      「外事警察」の原作は、2009年に第一部が、更に2011年に第二部が刊行された
      麻生幾の小説で、警視庁公安部外事課を主舞台に、国際テロリズムとの戦いを
      リアルに描き、2009年にNHKで放送されて話題になったサスペンスドラマの映画
      化です。

      2011年、震災で揺れる日本にウランが持ち込まれたという情報がアメリカCIAか
      らもたらされます。
      内閣情報調査室にいる住本(渡部篤郎)は、以前にいた外事課に復帰、住本と外
      事4課のメンバーは、テロリストと交流があると疑われている奥田交易の社長夫
      人(真木よう子)を説得して無理やり協力者に仕立てあけようとしますが、その矢先、
      住本が何者かに刺されて重傷を負います。

      それからも二転三転する展開に、外事警察、NIS(韓国諜報機関)、テロリスト、協
      力者の頭脳戦のみならず、激しい銃撃シーンが・・・。

      監督はテレビドラマ「ハゲタカ」で注目された堀切園健太郎が抜擢されています。
      中々骨太な演出で、作品に深みを持たせることに成功していて映画初監督は合
      格です。

      キャストは、渡部篤郎、真木よう子、尾野真千子、石橋凌、遠藤憲一、余貴美子
      などに、韓国からキム・ガンウも参加して演技合戦にも火花が散っていますが、特
      に渡部篤郎の演技は迫力があって特筆ものです。

      先述のように骨太い作品になっていて、よくここまで書いたね、製作したねと思い
      ながら見ていたのですが、段々とラストに近づくにつれて嘘っぽくなって行くのが
      気になりました。
                            (6/7 キャナルシティ 6日目 10:15の回 10人)

コメント (2)
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