五人のメンバー全員が犯罪歴を持つ宇宙のお尋ね者たちがチームを組み、銀
河滅亡の危機を阻止しょうとする冒険と戦いを描いたマーベルコミックの実写
映画化です。
自らを「スター・ロード」と名乗り、いい加減な性格でプレイボーイなトレジャーハ
ンターのピーター・クイル(クリス・プラット)は、ある日、惑星モラグの廃墟で謎の
球体「オーブ」を見つけ、それを持ち出します。しかし、そのオーブこそは銀河
滅亡させるほどの力を宿したパワーストーンで、暗躍する「闇の存在」が探し
求めていたものだったのです。
オーブを狙う者たちに追われ、凶悪犯だけが収容されるという銀河一危険な
収容所に入れられたピーターは、そこで一緒になったロケット、グルート、ガ
モーラ、ドラックスと協力して脱獄。たまたま利害関係が一致しただけで信頼
関係が全くない5人は、内輪もめを繰り返しながら逃亡を続けますが、そんな
彼らに「闇の存在」の魔の手が迫ります・・・。
実は私なりに期待していた一本でした。しかも70年代のヒット曲「HOOKED ON
A FEELING」をはじめ懐かしい曲がSONYのウォークマンから流れるなど、思
わぬ拾い物のシーンもありました。加えてCG技術もますます進歩して見せ場
を作っています。
これだけ述べれば文句なし娯楽アクション・アドベンチャー作品と言いたいとこ
ろですが、肝心なストーリーが今イチなことと、同じようなアクション場面が続い
て、途中から飽きてくるのです。しかも続編が出るような終わり方ですが、続け
て見たいという気持ちが湧いてこないのが不思議です。