映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「さよならくちびる」

2019年06月28日 | 日記

  

    塩田明彦監督が、小松菜奈と門脇麦をダブル主演に迎え、居場所を求める若者たちの
    恋と青春をオリジナル脚本で描いた音楽ロードムービーです。
    インディーズ音楽シーンでにわかに話題を集めただけの2人組女性ユニット「ハルレオ」
    のハルとレオは、それぞれの道へ進むため解散を決めるのでした。2人はサポート役であ
    るローディの青年シマとともに日本縦断の解散ツアーに出ますが、レオはシマに、シマは
    ハルに思いを寄せており、ハルもまたレオに友情を越えた感情を抱いていたのです。複雑
    な思いを胸に秘めながら、各地でステージを重ねていく三人でしたが・・・。
    レオを小松菜奈、ハルを門脇麦、シマは成田凌。「ハルレオ」が歌う主題歌プロデュースを
    秦基博、挿入歌の作詞・作曲をあいみょんと、それぞれ人気ミュージシャンが楽曲を手が
    けています。

    女性歌手二人とマネージャーのお話で、邦画では珍しいロードムービーの形をしています。
    このような乾いた感じの作品を好む人はかなりいると思われます。私的には感心した場面
    もありますし、小松菜奈と門脇麦の二人の演技は買いますものの、正直言ってお話の何が
    面白いのか、そして何を訴えようとしているのかよく判りません。ですから私は残念作としか
    言えません。





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バルト3国~ポーランドの旅 ⑦

2019年06月27日 | 日記

    

    リトアニアで最後に行ったのはヴィリニウスの昔の首都だったトラカイです。この周辺は
    多くの湖と森があり、豊かな自然環境が素晴らしくて目を見はります。
    湖の真ん中にある島に建てられたトラカイ城は14世紀後半に建てられた城で、赤レンガ
    の外観が水面に映る美しい古城です。以前、この国の権力がポーランドに移った後、城
    は荒れて廃墟になっていましたが、1900年後半から復元が始まり、現在ではほぼ15世紀
    当時の姿を取り戻しています。
    堀にかかる跳ね橋や、壁の中の細かいらせん階段、銃眼などを見ると、この美しい城も
    戦争のために作られたことが判ります。
    さて、トラカイ城の見物が終わり、旅の最後の国・ポーランドに向けて出発です。

    

    

         

    

    




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六月博多座大歌舞伎

2019年06月25日 | 日記

        

    遅ればせながら六月博多座大歌舞伎・夜の部を観てきました。ポスターをご覧いただいた
    らお判りのように凄い顔ぶれと演目に酔いしれました。
    終わっても興奮冷めやらず、久しぶりに飲みに行こうということになり、歌舞伎に始まり日本
    舞踊、映画の話に花が咲いた次第。メンバーは紺野ユカさん、日本舞踊泉流の泉徳乃さん
    に私の三人。お店を出たのは24時近くでした。

          

    

    



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続・大映宣伝部 (3) 永田社長の思い出、その2

2019年06月24日 | 日記

   
  ↑ 左から永田社長、上田吉二郎、雷蔵、三隅監督

    私は割と早い時期から永田社長が出席する宣伝会議に出席出来るようになりました。
    会議では緊張して聞いている人が大半でしたが、私は社長の話を聞くのが大好きでした。
    その永田社長の口癖の一つは「芸術意識は馬鹿げていて、映画は全部娯楽作品だと思
    っている。娯楽作品でなくちゃいかん。但し脚本も監督もカメラも、全ての分野の技術が最
    高度に結集された場合に、それが芸術性を持つということだけなのだ。だから芸術映画と
    か大衆向きの映画だとか個別する方がどうかしている。高度な文学作品を映画化するとそ
    れが芸術映画だというようにジャーナリズムが喧伝する。これが間違いなのだよ。その作品
    をどのように消化し切ったかという結果について批判しなければいかん。その作品が映画
    的に消化されていなかったらそれは映画の負けなのだ。映画は所詮大衆を愉しませる娯
    楽を目標にせよ。そうして作られたものの中で、たまたま出来上がった結果論から世間の
    人が見てこれは芸術的な匂いがあると思ってくれればいい」と・・・。私が自分のブログに時
    々書いている映画の感想も、この線に沿っていると思っています。

             







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バルト3国~ポーランドの旅 ⑥

2019年06月21日 | 日記

    

    

    リトアニアの首都ウィリニュスにも世界遺産である歴史地区がありますが旧市街を走る
    公共交通が少なく、ほとんどが自分の足を頼りに歩け歩けです。街を歩くと教会の多さ
    に驚きますが、その数こそは市民の信仰心の篤さでしょう。教会の中でも特に素晴らし
    いと思った三つをご紹介しましょう。
    まず53mの鐘楼とギリシャ神殿のような外観が印象的な大聖堂です。壁面の像や彫刻、
    フレスコ画などが実に凄いです。
    次の聖ペテロ・パウロ教会は、バロック様式の建物で、手の込んだ装飾と漆喰彫刻が見
    ものです。ラストの聖アンナ教会はゴシックの秀作と言われる赤レンガ作りの建物で、そ
    の美しさからナポレオンが持ち帰ろうとした逸話が残っています。

    

          

    





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