映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「武蔵-むさし-」

2019年05月31日 | 日記

   

    1970年代に自主制作映画を数多く手がけ、2013年公開の「蠢動 しゅんどう」で映画製
    作に復帰した三上康雄監督の復帰後第2作です。巌流島の決闘で知られる武蔵と、彼
    を取り巻く人びとの物語が史実に基づいた、オリジナルストーリーとして描かれている由
    です。
    幼い頃、父親から徹底的に鍛えられた21歳の武蔵は、剣術の名門・吉岡家に挑むため、
    京の地にやって来ます。武蔵は当主である吉岡清十郎、弟の伝七郎、吉岡の門弟たち
    数十名と一乗寺下がり松で壮絶な戦いを繰り広げます。一方その頃、佐々木小次郎は京
    で細川家の重臣・沢村大学と出会い、細川家の剣術指南に。鎖鎌の宍戸、槍の道栄とも
    戦った武蔵は、ついに小次郎と刀を交えることとなりますが・・・。
    武蔵役を細田善彦、小次郎役を松平健が演じるほか、目黒祐樹、水野真紀、若林豪らが
    顔を揃えています。

    史実に基づく本物の武蔵を描きたいと、製作者が長年温めていた企画だそうですし、本格
    的な時代劇を撮りたいという意欲はいくつかの場面で再現されています。だが、見る側は
    小説や今まで作られた映画で武蔵のイメージを持っていて、それを突き崩すまでには行っ
    ていないと思います。いい場面はあるのですが、お話が飛躍してよく判らないしチンプンカ
    ンプンのところも結構あり面白みに欠けます。結論は残念ながら独り善がりの自己満足の
    類です。




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バルト3国~ポーランドの旅 ②

2019年05月30日 | 日記

   

    早々と最初の国エストニアにおさらばして次の国ラトビアへ、バスで約5時間の移動でし
    た。ラトビアも小さな国で面積は北海道の約60%、人口は196万人ですが、首都のリー
    ガはバルト三国の中でも一番大きな街で人口は約70万人だそうです。
    ここにも世界遺産である歴史地区がありますが、まずは近郊にあるバルトのベルサイユ
    と称されるルンダール宮殿に行きました。ロシアの女帝アンナに愛されたビロン公が夏の
    離宮として建てたものです。
    最初に目に入ったのは宮殿の屋根にコウノトリの巣があってびっくり。宮殿はバロック様
    式の豪華な作りで庭園もベルサイユ宮殿のそれに似せられています。見どころは二階部
    分で、黄金の広間は人工大理石と金箔を八田漆喰彫刻、天井はフレスコ画で覆われてい
    て豪華絢爛です。

   

   

   

   

   




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映画 「居眠り磐音」

2019年05月28日 | 日記

 

    佐伯泰英(北九州出身)の人気時代劇小説「居眠り磐音」シリーズを映画化したものです。
    3年間の江戸勤番を終えた坂崎磐音は幼なじみの小林琴平、河井慎之輔とともに九州・
    豊後関前藩に戻ってきます。琴平の妹・舞は慎之輔に嫁ぎ、磐音もまた、琴平と舞の妹
    である奈緒との祝言を控えていました。しかし、妻の舞が不貞を犯したという噂を耳にし
    た慎之輔が舞を斬ってしまい、それに激高した琴平が慎之輔に噂を吹き込んだ人物と慎
    之助本人をも斬るという事態に発展。磐音は罰せられた琴平を討ち取るよう命じられてし
    まいます。2人の友を1日にして失う悲劇に見舞われた磐音は、許婚の奈緒を残したまま
    関前を後にし、たどり着いた江戸の長屋で浪人に身をやつすことに。昼は鰻割きとして働
    き、夜は両替商・今津屋で用心棒稼業を始めた磐音でしたが・・・。
    監督は「超高速!参勤交代」シリーズの本木克英。松坂桃李の時代劇初主演に加え、木
    村文乃、芳根京子、柄本佑、杉野遥亮、佐々木蔵之介などが配されています。

    海外から帰って最初に見た映画はこれですが、もともと時代劇好きでもあったからでしょう。
    最初はなんとヅラの似合わない俳優ばかりが出ているなと思っていたのですが、お話が面
    白くて段々と画面に没頭して行きました。製作費もかなり掛けていて、変な時代劇と言われ
    るような場面も少なく、久しぶりに時代劇を楽しませてもらいました。ただラストの処理が欲
    張り過ぎていて逆に甘いかなと少し残念ですが、しかし前述のように結構面白かったし、シ
    リーズ化もいいなと思いますので期待します。





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大映宣伝部 (70) 京マチ子さん追悼 ②

2019年05月27日 | 日記

   

    今月の海外旅行中に届いた京マチ子さんの訃報は私にとって大ショックでした。最近
    は時々外出もされていると聞いていたので驚きました。
    同じ福岡に住む紺野ユカちゃんも、大映時代に同じ歌劇団の出身ということもあってと
    ても可愛がられ、優しく接してもらったことを思い浮かべながら涙を流していました。
    京さんへの思い出は尽きませんが、今回と次回は、彼女が主演し、博多でロケを行った
    「馬賊芸者」(1954、原作・火野葦平、監督・島耕二)のスナップの一部をアップし、彼女へ
    の追悼としたいと思います。

    

    

       

    

     




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映画 「アベンジャーズ / エンドゲーム」

2019年05月24日 | 日記

    

    アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクといったマーベルコミックが生んだヒー
    ローたちが同一の世界観で活躍する「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の
    中核となるシリーズで、各ヒーロー映画の登場人物たちが共演する「アベンジャーズ」の
    第4作です。
    前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で、宇宙最強の敵サノスに立ち向かうも、
    ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られてしまうという敗北を喫したアベ
    ンジャーズが、残されたメンバーを再結集し、サノスを倒して世界や仲間を救うための戦
    いに挑む姿を描いています。前作では姿を見せなかったホークアイ、アントマンや、新た
    にキャプテン・マーベルも参戦します。監督は前作に続き、アンソニー&ジョー・ルッソ兄
    弟です。

    アップが大変遅れて申し訳ありませんが、海外に出る前に見た最後の作品です。周辺で
    は傑作で面白いの声が多いのですが、私は買いません。もともとシリーズ物は一本でも
    見る側に理解されるような展開で無ければならないと思っていて、前作を見ていないと判
    り難い感じですし、しかも長すぎるし物語自体が私は嫌いです。もうこれて終わりだなと思
    って映画館を渋い表情で出ました。



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