映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー~」

2013年08月31日 | 日記

   

     頑固な老人と介護用ロボットが織りなす、二人?の交流を描いた少し切なく
     て愉快な物語です。

     元宝石泥棒で70歳のフランクは、今でこそ足を洗って一人暮らしをしていま
     すが、最近は物忘れが激しくなり、別に住んでいる息子たちが心配して超
     高性能な介護型ロボットをプレゼントします。

     ロボットは自立歩行や会話も可能で、健康を管理するだけでなく、やる気を
     出させて生きがいを見つけさせるようにプログラムされており、おかげでフラ
     ンクの体調も日に日にすぐれて行くのでした。

     初めはロボットの存在がうっとうしく気に入らなかったフランクでしたが、元気
     になったことで野心まで取り戻し、自分の“趣味”にロボットを巻き込もうとし
     ます・・・。

     監督は今までミュージックビデオやCMで活躍してきたジェイク・シュライアー
     が当り、主演のじいさん役を「フロスト×ニクソン」「グッドナイト&グッドラック」
     のフランク・ランジェラが演じています。

     この作品も理屈抜きで見た方がいいと思われる一本です。
     それでも少し辛口を添えるなら、近未来のお話と言えども全く非現実的な内
     容だし、ロボットそのものが一寸変でスマートさに欠ける代物です。
     主人公の元職業及び現在の趣味が泥棒というのが、本来はハートフルな物
     語だけに見る側にとって最大の不満になるのかも知れません。
     つまり製作者が何を言いたいのか、狙いが何なのか判らないところが困った
     ものです。


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映画 「スマイル、アゲイン」

2013年08月30日 | 日記

   

     「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ監督作品で、ジェラルド・バトラーを
     主演に、落ちぶれた元サッカー選手が、失われた家族との絆を取り戻そうと
     奮闘する姿を描いたドラマです。加えて贅沢な女優さんたち。まことに食欲を
     そそります。

     ヨーロッパで活躍していたサッカーのスター選手ジョージ(ジェラルド・バトラー)
     は、負傷のため引退せざるを得なくなります。
     忙しい家庭を顧みなかったため、妻(ジェシカ・ビール)と息子(ノア・ロマックス)
     はアメリカへ帰ってしまい、5年も連絡をとっていません。

     仕事を失ったことで初めて家族の大切さを思い知ったジョージは、家族3人で
     幸せに暮らしたいと思った彼でしたが、思うように就職出来ずにいます。
     そんなとき息子のサッカーチームのコーチを頼まれ、少しづつ息子との絆が生
     まれるのですが、隠し切れない彼のセクシーさに、美人ママたちの熱い視線が
     注がれて一悶着・・・。

     脚本の段階からジェラルド・バトラーを想定して書いたそうで、彼も脚本を気に
     入って製作にも関わっただけある好演です。
     最近はアクションから普通のオジさんまで幅広い役柄をこなすジェラルド・バト
     ラーですが、今回も引退して落ちぶれた元サッカー選手をソツなくこなし、ボー
     ルの蹴り方などサマになっています。

     悩みながら立ち直ろうとする主人公に同情と共感を持ちながら見ていたのです
     が、途中、美人ママたちに取り巻かれるあたりからあまりの俗っぽさに少々嫌
     気がささないでもありません。
     あと共演にキャサリン・ゼタ・ジョーンズやユマ・サーマンが出てきますが、特に
     ゼタ・ジョーンズの使い方が雑で勿体無い限りです。
     少し辛口になりましたが、総合的には拾い物の一本です。上映館が少ないよう
     ですので、お見逃しにならないように・・・。

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映画 「ホワイトハウス・ダウン」

2013年08月29日 | 日記

   

     このところホワイトハウスが攻撃され乗っ取られる作品が大流行ですが、
     今回も「インデペンデンス・デイ」「2012」のローランド・エメリッヒ監督が、
     謎の組織により徹底してホワイトハウスを壊しまくるアクションものです。

     議会警察官のジョン・ケイルは、大統領を警備するシークレットサービス
     の面接試験を受けて落ちますが、大統領に心酔する娘をがっかりさせた
     くないので採用されたと嘘をつき、娘と一緒にホワイトハウスの見学ツア
     ーに参加します。

     その時、謎の武装集団がホワイトハウスを襲撃、占拠するという前代未
     聞の事態が発生して政府が大混乱に陥る中、ジョンは大統領や娘、そし
     て合衆国の命運をかけた戦いに身を投じることになり・・・。

     主人公のジョン・ケイル役に「G.I.ジョー」のチャニング・テイタム、米大統
     領役に「ジャンゴ繋がれざる者」のジェイミー・フォックスが演じています。

     理屈をつければ、あり得ない馬鹿馬鹿しい話ということになりますが、こ
     の作品は理屈抜きで楽しむB級で単純なアクション映画として見た方が
     得です。
     お話の大筋としての新味に欠けますが、舞台がホワイトハウスだというこ
     とが目新しく、そう思えばアクションに加えて、父と娘のドラマも並行して
     いて結構面白いです。
     そんなことでお暇な方は格好の時間つぶし映画として楽しくご覧ください。

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日本舞踊泉流 「花泉会 ゆかた会」 (福岡)

2013年08月28日 | 日記


              ↑ 「連獅子」 泉 徳乃さんと泉 葵三照さん

     8月25日(日)は日本舞踊泉流の泉徳三照師匠のご自宅稽古場で、恒例
     の「花泉会 ゆかた会」が開催され、私もご招待をいただき参加させていた
     だきました。

     泉徳三照師匠のお人柄が素晴らしいこと、お嬢さんでもある泉徳乃さんの
     仕切りぶりが鮮やかなこと、一門やお弟子さん進歩ぶりが目覚しく、毎回
     参加するのが楽しみになっている日本舞踊の集いです。
     もともとは私の親友のTがKBC九州朝日放送勤務時代から懇意にしていて、
     数年前から彼に同道して伺ったのがお付き合いのキッカケでした。

     師匠や徳乃さんを中心に、実に和気藹々で明るく楽しい会合なのですが、
     そのお稽古は礼儀作法を含めてとても厳しいものがあるとも聞いています。
     今回はお弟子さんの中から、お二人の師範が誕生していて、一人は高校
     二年生です。
     伸びる若手に、片や精進を忘れないベテランの皆さん、いい意味での競争
     が始まっていると嬉しく思いながら今回も拝見しました。

     続いてこれまた恒例"花幸"での宴会。これがまた楽しいのです。今回もT
     が長期入院中なので、替って私が開宴のご挨拶をさせていただきましたば
     かりか、歌までご披露する羽目になってしまいました。

     最後になりましたが、泉徳三照師匠を初めとしたご一門の益々のご活躍を
     心からお祈り申し上げるとともに、お招きいただいたことを改めてお礼申し
     上げます。有難うございました。

     
           ↑ 泉 徳乃さん
  
  ↑ 泉 葵三照さん、石丸日奈子さん、古館浩澄さん    ↑ 泉 仁三照さん
  
   ↑ 泉 扇鈴さん                   ↑ 泉 紫津穂さん
  
         ↑ この度、師範になられた泉仁三照さんと泉葵三照さん
  
   ↑ 泉 宝三照さん                  ↑ 泉 貴三照さん
  
   ↑ 泉 花三照さん                  ↑ 皆さんで「粕屋音頭」を


        
   ↑ さあこれからが宴会です。真ん中が私、右は泉 徳三照師匠。
  

  

     
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映画 「タイピスト」

2013年08月27日 | 日記

   

     1950年代はタイピストが花形職業だった時代の物語で、フランスはノルマン
     ディーの小さな村に住む女の子が、タイプライター世界大会に挑戦する奮闘
     ぶりを、当時のカルチャー&ファッション満載で描いた作品です。

     故郷の田舎町を飛び出したローズ(デボラ・フランソワ)は、あこがれの秘書に
     なりたいと都会の保険会社に仮採用されますが、なんと一週間でクビを言い
     渡されてしまいます。
     しかし社長のルイ(ロマン・デュリス)は、タイプライター早打ち大会で優勝した
     ら本採用すると言うのです。

     今まで一本指でタイプを打っていたローズは、ルイの指導のもと本格的なタ
     イプ打ちの特訓を。そしてローズは地方大会で優勝、続いてフランス全国大
     会でも優勝してしまいます。更にアメリカで開催される世界大会に出場する
     ことになりますが・・・。

     一見ハリウッド・スタイルのフランス映画です。物語は「マイ・フェア・レディ」
     に似ていて、これからどうなるかの予測が付く内容だし展開ですが、深く考
     えずに見るべきで、それでも自然に微笑ましくなる作品です。

     主演のデボラ・フランソワは「子供たち」(2005)に出ていた少女ですが、成長
     した彼女を存分に見せくれるのに反し、相手役のロマン・デュリスは一寸ばか
     り物足りません。
     監督のレジス・ロワンサルは長編映画の初監督です。少し甘い所もあります
     がまず合格点でしょう。

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