映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

2017年05月31日 | 日記

  

    今年のアカデミー賞で作品賞など6部門にノミネートされ、主演男優賞と脚本賞を
    受賞した話題作で、ケイシー・アフレックが主演し、心を閉ざして孤独に生きる男が、
    兄の死をきっかけに故郷に戻り、甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく
    姿を描いたヒューマンドラマです。
    「ギャング・オブ・ニューヨーク」の脚本で知られるケネス・ロナーガンが監督・脚本
    を担当、アフレックが主演男優賞、ロナーガン監督が脚本賞を受賞しました。プロ
    デューサーはマット・デイモンが担当、主人公の元妻役で「マリリン 7日間の恋」の
    ミシェル・ウィリアムズ、兄役で「キャロル」のカイル・チャンドラーが共演しています。

    正直言って最初の方はネムリに落ちました。日中の用事で少し疲れていたせいも
    あります。途中で目がさめたあたりからどんどん面白くなって、最後まで興味深く面
    白く見ました。派手な話でも作品でもなく、むしろ地味ですし、人物だって特に優れ
    ているわけではないのですが、マンチェスターの空気や匂いがどんどん見る側に
    入り込んでくるという不思議な作品でもあります。
    当初はマット・デイモンが監督・主演をする筈だったそうですが、スケジュールの都
    合で他に譲ったのだそうで、惜しいというか、だから良かったのかも知れません。
    まあそんなことを含めて話題作であることに間違いなしです。




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映画 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」

2017年05月30日 | 日記

   

    マーベル・スタジオのヒーローたちの中でも異色のヒーローガーディアンズ・オブ・
    ギャラクシー。この宇宙お尋ね者たちが成り行きでチームを結成し、銀河の危機を
    救う羽目になる姿を描いたアクションアドベンチャー・シリーズ第2作です。
    スター・ロードを自称するいい加減なリーダー、ピーター・クイルを筆頭に、美しき暗
    殺者のガモーラ、毒舌なアライグマのロケット、樹木型ヒューマノイドで25センチまで
    再生したグルート、マッチョな破壊王ドラックスのガーディアンズの面々が、高慢な指
    導者アイーシャが率いる黄金の惑星で新たな危機に直面、乗り切っていくお話。
    クリス・プラット、ゾーイ・サルダナら前作からのキャスト陣に加え、ピーターの父エゴ
    を演じるカート・ラッセルのほか、シルベスター・スタローンも参加。監督・脚本も前作
    と同じジェームズ・ガンです。

    登場人物よりもVFXが主役とも言えるSFものですが、この手の作品が溢れていて少
    々飽きてきた昨今です。想像した通り特撮は素晴らしいのですが、ストーリーが込み
    入り過ぎて逆に面白さが欠けるに至っています。やはり簡単明瞭なストーリーがこの
    種作品には大事で、しかも136分は長尺過ぎです。そんな理由で私はあまり好きでは
    なかった作品でした。




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大映宣伝部・番外編の番外 (159) 渋沢詩子さん

2017年05月29日 | 日記

   

    

    

    この前、もう書く人がほとんどない・・・などとボヤきましたが、色々なことから出てくる
    ものです。現在福岡に住んでいる紺野ユカちゃんとは時々会って観劇や食事をして
    いますが、彼女が「渋沢詩子を覚えている?」と言うのです。私も思い出して「少し変
    わった女の子役が多かったねー」と話がつながりました。

    渋沢詩子さんは主役は張れないけれど、主役にからむ重要な脇役として貴重な女優
    さんだったと思います。幼い時から芸能界に憧れていたて、小学4年生の時に劇団こ
    まどりに入団、中学卒業には松竹音楽舞踊学校に入校、退団後に映画界入りを目指
    しました。

    映画デビューは東宝の「花嫁さんは世界一」(脚本・監督・新藤兼人1959)で、日活にも
    数本出て昭和36年(1961)あたりから大映で出演するようになります。
    大映では「若い奴らの階段」「うるさい妹たち」「男の銘柄」「団地夫人」「風神雷神」「真
    昼の罠」「すてきな16才」「閉店時間」「スーダラ節わかっちゃいるけどやめられねえ」
    「誘拐」「ある関係」「家庭の事情」「巨人・大隈重信」「温泉女中」「嘘」「八月生まれの女」
    「温泉芸者」など約20本に出演、大映終焉時には日活作品に出てダイニチ配給となっ
    た作品もあります。

    前にも書きましたように彼女が映画で活躍する場は、一寸変わった女の子役がほとん
    どで限界を感じたのでしょう、彼女は映画を飛び越えてテレビドラマや吹き替えに活躍
    の場を見出し、「家族そろって歌合戦」や「クイズタイムショック」のアシスタントなどを受
    け持ち、本来の持ち味を発揮しました。
    東京出身の彼女は1941年生れですから現在は76歳、元気だといいのですが・・・。

         




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映画 「帝一の国」

2017年05月26日 | 日記

   
 
    ジャンプSQで6年間掲載された古屋兎丸の同名コミックを、菅田将暉、野村周平、
    竹内涼真、志尊淳、千葉雄大ら人気若手俳優の共演で実写映画化した学園コメデ
    ィです。
    全国屈指のエリートたちが集まる超名門・海帝高校。政財界に強力なコネを持つこ
    の学校で生徒会長を務めた者には、将来の内閣入りが確約されると言われていま
    す。主席入学を果たした赤場帝一は、総理大臣になって自分の国をつくるという夢
    を叶えるための第一歩として、生徒会長の座を狙って誰よりも早く行動を開始、想
    像を絶する権力闘争の中へ身を投じて行きます・・・。
    監督は「ジャッジ!」「世界から猫が消えたなら」の永井聡監督、脚本は「ROOKIES」
    のいずみ吉紘です。

    ヤフーの☆マークが多かったので見ておこうかと考え直して見ました。いくらアニメ
    の実写化とは言え、メチャクチャが溢れ、若手俳優の演技も素人然で、まるで高校
    の学芸会を見ている感じ。何と感想を書けばいいのか判りません。
    最近は一部の作品を除き、邦洋画の質がどんどん低下していることがとても心配に
    なってきました。




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楽しかった旅の一コマ (133) プラハの春

2017年05月25日 | 日記
 
               ↑ 宿泊したホテルの前から撮りました。
         
    ↑ 私が宿泊したホテルでカジノもあります。
 
    中央ヨーロッパにあるチェコ共和国は、日本の約20%という面積に総人口が約1051
    万人という小さな国です。首都プラハは、ボヘミア王国建国以来の長い歴史を刻む
    都市であり、14世紀には神聖ローマ帝国の首都として栄華を極めた街で、旧市街は
    中世の歴史建築が多く残っていて、ロマネスクからアール・ヌーヴォー、キュビスムま
    で、あらゆる建築様式が混在した街並みから「建築博物館の街」と呼ばれ、世界遺
    産に登録されていて、どこを見ても歩いても中世の雰囲気が存分に味わえる街です。

    私が泊まったホテルは、1968年に勃発したチェコスロバキアの変革運動、いわゆる
    「プラハの春」に際し、国民のほとんどが集まったと言われるヴァーツラフ広場に面し
    た場所にありました。現在はあくまで平和で美しい町並みですが、「プラハの春」の写
    真と見比べていただくと興味を持っていただけると思います。

      

    

    




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