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全世界で800万部以上を売り上げたR・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」が、
観客をハッピーにしてくれる映画になって登場です。
ごく普通の10歳の少年オギーは、遺伝子疾患による骨格異常で、人とは違う顔をもっ
ていました。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生にな
って初めて学校へ通うことになり、宇宙飛行士のヘルメットで登校。最初はオギーの外
見に驚き、好奇心を隠せずじろじろ見るばかりだった同級生たちでしたが、オギーの行
動によって同級生たちは少しずつ変わり、見方が増えて行きます・・・。
「ルーム」で注目を集めた子役ジェイコブ・トレンブレイがオギー役を務め、ジュリア・ロ
バーツが母イザベル役、オーウェン・ウィルソンが父ネート役をそれぞれ演じています。
監督・脚本は「ウォールフラワー」のスティーブン・チョボウスキー。
名子役が特殊名キャップで演じていると思えば、最初見ていて少し気が引きましたが、
子役もジュリア・ロバーツもオーウェン・ウィルソンが共に好演で、見ている途中から先
述の消え失せました。後味もいいし楽しく見れた一方で、障碍者や差別などの社会問
題が提起されていて考えさせられます。是非ご家族でご覧ください、お薦めです。