映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

楽しかった旅の一コマ (90) カッパドキアの洞窟レストラン

2016年03月31日 | 日記

 

   

     

   

   

  

    最近のトルコはテロ騒ぎなどで騒然としていますが、私が訪れたころのトルコはとても

    親日的で親切な国という印象でした。落ち着いたら再び訪れたい国の一つです。

    今回は世界的に有名な奇岩大パノラマや洞窟住居跡、巨大な地下都市のあるカッパ

    ドキアの洞窟レストランをご紹介したいと思います。

    この町の随所にある洞窟は、今でも改造して人が住んでいて快適といわれますし、私

    が泊まったのも洞窟ホテル。洞窟レストランも大きなトンネル状のものとご想像ください。

 

    問題はトルコ料理です。アジア遊牧民の伝統と、地中海の豊富な食材がミックスし、中

    東イスラムの文化を取り込んで進化してきたのがトルコ料理で、フランス料理、中華料

    理とともに世界三大料理と言われています。

    訪れたいくつかの街ではトルコの宮廷料理をはじめ、リーズナブルに楽しめる家庭的な

    料理とかを食べ歩きをしましたが、羊の肉が主だし、独特のスパイスに残念ながら私の

    舌がついて行きませんでした。この洞窟レストランでは魚料理が出て満足、パンや野菜・

    果物類が種類も豊富で味も最高でした。

 

   

     

 

 

 

 

 

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映画 「リリーのすべて」 + 福岡は桜・満開

2016年03月30日 | 日記

   

 

    「英国王のスピーチ」でアカデミー賞主要4部門、「レ・ミゼラブル」でも3部門を受賞

    したトム・フーパー監督の最新作で、去年の作品「博士と彼女のセオリー」でアカデミ

    ー賞の主演男優賞を手にしたエディ・レッドメインが、「レ・ミゼラブル」に続いてタッグ

    を組んで製作されました。今年のアカデミー賞でこの作品は、主演男優賞、助演女優

    賞など4部門でノミネートを受け、妻を演じたアリシア・ビカンダーが助演女優賞を受賞

    しています。1900年代に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エ

    ルベと、彼を支え続けた妻の実話を描いたドラマです。

 

    まずは真っ先にエディ・レッドメインとアリシア・ビカンダーの演技を褒めたいと思います

    が、特にこのところ毎回のようにノミネートされ、しかも全く違った個性的な人物を演じ切

    るエディ・レッドメインは驚嘆な演技です。

    この当時はトランスジェンダーという概念が無かった時代でしょうが、登場人物の苦悩が

    切々と伝わって来るのは、トム・フーパー監督の手腕でしょう。少し採点が甘いかも知れ

    ませんが、娯楽要素も忘れずに中々上質な芸術的作品に仕上げています。

 

       ↓ 満開です! 福岡城址の桜 (本日の昼過ぎ)

 

 

 

 

 

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映画 「スクール・オブ・ナーシング」

2016年03月29日 | 日記

    

 

    熊本県人吉市が物語の舞台で、人吉市を中心に熊本・鹿児島・天草・御所浦でのオール

    ロケにより製作された作品。少子高齢化による医師不足、看護師不足などが叫ばれ、看

    護や介護を取り巻く環境が大きく変化している現代日本社会を背景に、看護の道を志す

    学生たちの葛藤や苦悩、彼らの成長を描いたヒューマンドラマです。

    主人公に抜擢された新人の桐島ココを囲んで、榎木孝明、佐伯日菜子、愛華みれ、吹石

    一恵(友情出演)ら脇をかためています。メガホンをとったのは、数々の作品に助監督とし

    て携わり、本作が監督デビューとなる足立内仁章ですが真面目な作風を買います。

 

    私は九州ロケを全く知らなかったし、劇場に作品が上映されているだけで特別な宣伝も見

    当たらないという状態の中で、フフェイス・ブックで知って先行上映を見ました。

    正直言ってスタートは少々まだるっこいとかナレーションが多いとか、本職と素人さんの演

    技の違いなどを気にしながら見ていたのですが、中盤からラストにかけて、それらの事を忘

    れるくらいの感動で見終わりました。

    看護の問題にも真正面から取り組んでいること、無理やりに泣かせる演出ではなく、さらり

    としているのも気持ちがいいし、スタッフ・キャストの真摯な製作態度に共感です。久しぶり

    に周囲の人たちに薦めたいと思う作品でした。もっと手をつくして製作社も配給会社も劇場

    も広報活動をすべきだし、率直に言うなら題名で随分損をしていると思いますが、皆さんに

    改めてお薦めしたい一本です。

 

 

 

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大映宣伝部・番外編の番外 (106) 丹羽又三郎さん

2016年03月27日 | 日記

    

    

      

 

    2013年に角川大映撮影所(もと大映東京撮影所)で大映親睦会が開かれることになり、

    私にとっても懐かしい撮影所なで上京して参加しました。撮影所そのものが当時の四

    分の一以下の面積に縮小されていることと、俳優さんたちの多くが健康を害し療養中

    であることを知らされたて驚きました。もちろん元気な人もいて、この会合に出てきた

    丹羽又三郎さんもその一人でした。

    東京出身の彼は大学生のころから俳優志望で新東宝に入り、数本に出演しますが2

    年後には新東宝を退社しテレビに仕事場を変え、1957年にテレビドラマに出演しなが

    ら大学を卒業します。1960年に田端義夫さんの弟の口添えで大映に入社、その時か

    ら芸名を丹羽又三郎に変えてで京都撮影所に所属、端正な顔立ちと妖しげな雰囲気

    をもつ独特の個性が話題になり、準主役・主役が続きます。

    大映では、「大菩薩峠」「釈迦」「銭形平次捕物帳」「斬る」「忍びの者」「新撰組始末記」

    「座頭市シリーズ」「眠狂四郎シリーズ」など40本以上の作品に出演していて、彼は新東

    宝の人だという印象が強いのですが、どう考えても大映で育った俳優だと私は思ってい

    ます。雷蔵さんや勝ちゃんの作品にも多く出ていて大映で重宝がられますが、その頃か

    ら邦画全体が衰退しはじめ、彼は悩んだ結果にテレビドラマの悪役として活躍の場を変

    えて行きます。

    テレビでは映画と違って殺し屋とかギャングのボスなどやりましたが、「仮面ライダー」(1

    972)でのブラック将軍が当たり役となり名を上げます。それから暫くして彼は何を思った

    のかアメリカに移り住んだり、帰国しては事業を始めるなどして芸能界からは消えました。

    長い間消息が無かったのですが、彼は久しぶりで上述の大映懇親会に顔を出してくれた

    のです。1934年生れですから現在81歳、まだまだ何かをやりたいと思っている表情のよう

    に見受けましたが・・・。

     

 ↑ 「大映懇親会」(2013)最後列の右から3番目が丹羽又三郎、真ん中の列の右から7番目が私

 

 

 

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浅草大好き (3)

2016年03月26日 | 日記

 

   

    

 

    このように浅草の思い出を書いていると無性に浅草へ行きたくなります。私が向島の

    マンションを引き払って福岡へ戻ることになった時に、友人の脚本家が一日かけて浅

    草の昼と夜を案内してくれました。私が知らない浅草を探検しようという趣向で、決し

    てここに書けないようなことはしておりませんが、そんなこともあって浅草への想いは

    強烈になるばかりです。

    今回アップした写真は数年前のものでが、もう数日でこの桜光景ですね。1月は浅草

    寺・浅草神社の初詣に新春浅草歌舞伎2月の節分会、3月は桜で浅草全体が埋まり

    ます。なんだか上京したくなってきました・・・。

   

 

    PS: ↓写真は渋谷のHMV本屋さんのお薦めコーナーです。「あなたの本(スタアのい

        た季節/わが青春の大映回顧録)がここでまだ頑張ってるよ」と、東京の知人が

        知らせてくれました。

        

 

 

 

 

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