映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ワンダーウーマン」

2017年08月31日 | 日記

    

    DCコミックスが生んだ女性ヒーローで、「バットマン vs スーパーマン ジャスティス
    の誕生」でスクリーンに初登場した、ガル・ギャドット演じるダイアナ・プリンス/ワン
    ダーウーマンが主役のアクションです。
    女性だけの島のプリンセスだったダイアナが、いかにして最強の女戦士=ワンダー
    ウーマンとなったのかが描かれています。
    一族最強の者しか持てないと言われる剣に憧れ、強くなるための修行に励む彼女
    は、ある日、島に不時着したパイロットのスティーブを助けたことで、初めて男という
    存在を目にしたダイアナの運命は一転。世界を救うため、スティーブとともに島を出
    てロンドンへと旅立ちます・・・。
    スティーブ役は「スター・トレック」シリーズのクリス・パイン。「モンスター」でシャーリー
    ズ・セロンにアカデミー主演女優賞をもたらした女性監督パディ・ジェンキンスがメガ
    ホンをとっています。

    ガル・ギャドットは大活躍なのですが、全体が141分という長尺で、途中でダレる部分
    も多いし、余計な挿話は省いても良かったと思います。女性監督だからと言って発揮
    するところも無いし、全体的に話がダラダラして今ひとつ面白さが不足です。ラストの
    感じでは続編が出る模様ですが、いい脚本といい監督がやれば面白くなりそうではあ
    ります。




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元大映女優・南美川洋子の作品上映会とトークショウ

2017年08月29日 | 日記

    

   以前に予告させていただきました、ラピュタ阿佐ヶ谷での元大映女優・南美川洋子の
   作品上映会・トークショウが決まりました。
   まずは、南美川本人が張り切っていて、トークショウでは作品の思い出や、大映の当
   時の出来事などを毎回違った内容でお話したいと申しております。どうか宜しくお願い
   します。

   「昭和の銀幕に輝くヒロイン・南美川洋子」
   ●概要
   ラピュタ阿佐ヶ谷の人気シリーズ「昭和の銀幕に輝くヒロイン」に、大映スタア・南美川
   洋子が登場。清純派のヒロインとして活躍した性典もの「ある女子高校医の記録」シリ
   ーズや、そのバリエーション『フリーセックス 十代の青い性』『ある見習看護婦の記録
   赤い制服』『十代の妊娠』、また松方弘樹の相手役を演じた『眠狂四郎卍斬り』『皆殺し
   のスキャット』など計10作品を上映。期間中はご本人をお招きしてのトークショーも予定
   しております。
   ●開催期間
   2017年10月22日(日)〜12月30日(土)10週間 
   モーニングショー 連日10:30より
   ●会場・ラピュタ阿佐ヶ谷(定員48) 東京都杉並区阿佐谷北2-12-21
   ●上映作品と日程
   10.22(日)〜28(土)ある女子高校医の記録 妊娠(1968年/弓削太郎)※16mm
   10.29(日)〜11.4(土)フリーセックス 十代の青い性(1968年/井上芳夫)※16mm
   11.5(日)〜11(土)ある女子高校医の記録 初体験(1968年/帯盛迪彦)※16mm
   11.12(日)〜18(土)ある女子高校医の記録 失神(1969年/弓削太郎)※16mm
   11.19(日)〜25(土)ある見習看護婦の記録 赤い制服(1969年/臼坂礼次郎)※16mm
   11.26(日)〜12.2(土)ダンプ・ヒップ・バンプ くたばれ野郎ども(1969年/帯盛迪彦)
   12/3(日)〜9(土)ある女子高校医の記録 続・妊娠(1969年/帯盛迪彦)※16mm
   12/10(日)〜16(土)眠狂四郎卍斬り(1969年/池広一夫)
   12/17(日)〜23(土)十代の妊娠(1970年/帯盛迪彦)※16mm
   12.24(日)〜30(土)皆殺しのスキャット(1970年/森一生)※16mm
   ●トークイベント
   ・10月22日(日)上映後 聞き手:佐藤利明さん(娯楽映画研究家)
   ・10月29日(日)上映後 聞き手:中島賢さん
   ・11月12日(日)上映後 聞き手:調整中
   ・11月26日(日)上映後 聞き手:快楽亭ブラックさん(落語家)
   ・12月10日(日)上映後 聞き手:伊藤彰彦さん(映画製作者、映画史研究家)
   ・12月24日(日)上映後 聞き手:伊藤彰彦さん
 
    
  



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大映宣伝部・番外編の番外 (169) 契約俳優・監督・脚本家について

2017年08月28日 | 日記

  

    今までに何度か昭和45年度の大映社員名簿について書いてきましたが、この翌年
    に倒産したので大映最後の社員名簿になったもので、私にとってこれは最後まで苦
    労を共にした戦友名簿でもある訳です。
    この名簿の中の契約俳優・監督・脚本家だけでもご紹介したいと思い、今回から4回
    にわたりアップします。①は男優その1、②はその2、③女優、④監督・脚本家の順で
    す。興味のない方も居られると思いますが、暫くお付き合いください。

    契約男優その1
   【ア】阿部 脩  青山良彦  暁新二郎  東 新二  荒木康夫
   【イ】伊東光一  伊藤孝雄  伊奈久男  伊吹新吾  石黒三郎  石田俊介 
      石原須磨男 稲妻竜二  井上大吾  今井荘一郎  岩田正
   【ウ】宇津井 健 上田吉二郎 上野山功一 上原寛二  潮万太郎  内田朝雄
   【エ】榎 譲二  遠藤辰雄  遠藤哲平
   【オ】小山内 厳 尾上栄五郎 尾上玉太郎 大川 修  大山健二  沖 時男
   【カ】香住 厳  春日 清   片山明彦  勝 新太郎  勝村淳    川津祐介 
      河島尚真  河原侃二
   【キ】木島雄介  喜多大八   木村 元   北爪晴茂  北野拓也  北原義郎
   【ク】九段吾郎  倉石 功   黒木 現
   【コ】小杉光史  五味龍太郎 豪 健司  越川一 
   【サ】佐伯 勇  佐竹克也  佐山真次  酒井 修  酒井三郎  里見 潤
   【シ】ジョー・オハラ 篠田三郎
   【ス】須賀不二夫 杉山昌三九  隅田一男
   【セ】関 幸四郎 千波丈太郎
   【タ】伊達三郎  伊達 正  谷 謙一  高木真吾 高見 貫 高村栄一 玉置一恵

     (次回続く)



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楽しかった旅の一コマ (140) ローマのコロッセオ

2017年08月25日 | 日記

   

    

    

             

    

    
  
    映画「ローマの休日」では王女と新聞記者がスクーターに乗り、この建物の内部にも
    立ち寄るシーンがあるコロッセオです。紀元72年に工事が始まり、80年に完成した
    高さ57m、4階建ての5万人の観客席を持つ巨大な円形競技場です。
    「コロッセオが滅びるとき、ローマは滅び、そのとき世界も滅びる」と言われた当時の
    大娯楽施設で、紀元80年ごろティトゥス帝の時代に完成しました。地下には猛獣の檻
    があって、捕虜や奴隷の中から選ばれた剣闘士と猛獣との冷酷な対決も行われ、想
    像するだけで身震いがする場所ではあります。長い歴史の中で激しい損傷を受けな
    がらも、その途方も無い大きさは、現代でも圧倒的な存在感を誇っています。

    



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映画 「ベイビー・ドライバー」

2017年08月24日 | 日記

   

    映画ツウに人気のエドガー・ライト監督が、音楽にのりながら驚異の運転テクニック
    を発揮する若きドライバーの活躍を描いたオリジナル作品です。
    天才的なドラインビングテクニックで犯罪者の逃走を手助けする「逃がし屋」をしてい
    るベイビーは、子どもの頃の事故の後遺症で耳鳴りに悩まされていて、音楽によって
    外界から遮断さえることで耳鳴りが消え、驚くべき運転能力を発揮することが出来る
    ようになったのです。
    ある日、運命の女性デボラと出会ったベイビーは、逃がし屋から足を洗うことを決めま
    すが、ベイビーの才能を惜しむ犯罪組織のボスに脅され、無謀な強盗に手を貸すこと
    になり・・・。
    ベイビー役は、「きっと、星のせいじゃない。」で注目された若手俳優のアンセル・エル
    ゴート。ヒロインとなるデボラを「シンデレラ」のリリー・ジェームズが演じるほか、ケビン
    ・スペイシー、ジェイミー・フォックスといった実力派ベテラン俳優が共演しています。

    前回の感想「スーパーマン:ホームカミング」では、監督が変わればこんなに面白くな
    い作品に仕上がる…と書きましたが、今回はその真逆で監督ゆえに面白い作品にな
    っています。
    洗練された運出ぶりに音楽効果が実にマッチしているし、時にはミュージカル調のシ
    ーンもあり、全体的にテンポがいいし、セリフを極端に抑えて画像から推察させる手法
    など実に憎らしいくらいです。本来は暗い裏社会を描いた内容なのに、一種の清々し
    さ感じさせるクライムアクションで、大作ではありませんが、映画ファン一見の作品だと
    思います。



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