俳優さんの芸名は、その人の本名が芸名ぼくってそのまま使っている人もいますが、多くは
会社が一生懸命考えて命名します。私がいた大映でも今だからこそ言えますが、いいなーと
感じる芸名、あまり感心しない芸名がありました。名付け親は永田秀雅副社長が多かったと
思いますが、この芸名はいいなと感じた一人は南美川洋子さんです。今回は珍しい命名式の
写真をご紹介します。
前にも書きましたが、南美川洋子さんは今も綺麗だし、元気に明るく暮らされています。折を
みて皆様の前に登場する筈です。
ピクサー・アニメーション・スタジオの大ヒット作「ファインディング・ニモ」の13年ぶり
となる続編です。前作の主人公マーリン&ニモ親子の親友で、ナンヨウハギのドリー
が、忘れていた家族を探すために繰り広げる冒険を描いています。
監督は、前作「ファインディング・ニモ」や「ウォーリー」でアカデミー賞長編アニメ映画
賞を受賞したアンドリュー・スタントン。
さすがピクセル、技術的には進歩したもののストーリーの組み立てが前作には劣りま
す。そうは言っても涼しげな海の中に棲む楽しい海の生物たちの物語は微笑ましいと
思いました。あまり細かいことは言いたくないのですが、お子さんには判り難い挿話が
あるのは考え物。併映の短編がヤケに面白いのが思わぬ拾いものです。
スペインを旅して、何処へ行っても食べたのが「パエーリャ」でした。スペインの伝統的
家庭料理で、シーフードいりのパエーリャ・マリネラ、お米に魚介と肉入りノバエーリャ・
ミクスタなど様々な種類があります。ベースがお米ではなくパスタを使った「フィデウア」
もありますが、それぞれがお店独特の味を持っていて食べ歩きは楽しみの一つでした。
写真は5月に紹介した世界遺産・エル・エスコリアルの界隈にあるパエーリャの量り売り
店 で、お客が絶えません。この通りには観光土産、飲食、衣料品などの店が立ち並ん
でいて歩くだけでも楽しい町並みでした。
「はじまりのうた」「ONCE ダブリンの街角で」など、音楽を題材にした作品が得意の
ジョン・カーニー監督が自分の自伝的物語で、大不況にあえぐ85年のアイルランド、
ダブリンを舞台に、好きな女の子を振り向かせるためにバンドを組んだ少年の恋と友
情を、1980年代ブリティッシュサウンドに乗せて描いた青春ドラマです。
少々荒っぽい展開と演出ですが、それが反って新鮮に感じる不思議な青春映画です。
主人公の美少年ぶりとそのひたむきな性格に好感を覚えますし、くどくど説明的なセリ
フを排し画像に訴える手法も好きです。時代色もよく出ているし、80年代の楽曲も上
手く配置されていて、久しぶりに青春映画を楽しんで見ることが出来ました。お薦めの
一本です。
1996年に製作・公開されてヒットした、SFパニック超大作「インデペンデンス・デイ」
の20年ぶりの続編です。
人類が宇宙からの侵略者を撃退し、宇宙における独立を宣言した日から20年、回収
したエイリアンの技術を利用して防衛システムを構築し、エイリアンの再来に備えてい
ました。しかし、再び地球を目標に襲来したエイリアンにより、再度の絶滅の危機を迎
えます・・・。監督は、前作も手がけたローランド・エメリッヒ。戦闘機パイロットの主人公
ジェイク役を「ハンガー・ゲーム」シリーズのリアム・ヘムズワースが演じ、ビル・プルマ
ン、ジェフ・ゴールドブラムら前作から続投したキャストが参加しています。
正直言って進化したのはCGだけで、お話からして新味が無く、20年前の作品の方が
面白いです。いくらCG技術が優れていても、肝心のストーリーが面白く無くては感動
に繋がりません。しかもエイリアンが何だこれはの出来であり、単なる時間潰し映画に
なってしまっていて残念としか言えません。