![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/54/52033bbd857dc054fa56e9b279ffcedf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/92/ee5ef242a925cb64b8d8f2f4337ac202.jpg)
製作した作品のほとんどが、韓国で興行的にヒットすると言われているカン・
ヒョンチョル監督によるドラマで、「サニー」「タイム・アフター・タイム」
など80年代の洋楽を取り入れる作り方で、韓国では既に740万人を動員して
いるそうです。
夫や娘にも恵まれ、何不自由ない生活を送っていた42歳のナミ(ュ・ホジョン)
は、ある日、母が入院している病院で高校時代の親友チェナ(チン・ヒギョン)
と再会します。
田舎から転校してきて友だちが出来なかったナミを仲間に入れてくれたチュナ
が、余命2ヵ月ち聞き、ナミは昔のグループを集めようと決意します。
未来を夢見ていた高校時代の思い出と、グループの各人が現在向き合って
いる現実を、行ったり来たりしながら、友情を確認しあい再び人生に輝きを
取り戻す・・・というお話です。
当初はこの映画、パスしようと思っていたのですが、最近の韓国映画のパワ
ーというか真摯なモノを感じるので、見ることにしたものです。
124分は少し長過ぎるかなと思うし、高校生たちのオーバーな演技に最初は
顔をしかめたり、後半が逆に刈り込み過ぎていると思いながらも、どんどん作
品に引き込まれました。
結局小理屈は不要ということなのでしょう、思ったよりいい作品です。
次回にはまた韓国映画「ムサン日記 白い犬」を取り上げるつもりですが、韓
国映画のこのパワーをどこかの国の映画人も見習ってほしいものです。
(6/4 T・ジョイ博多 10日目 9:20の回 12人)