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外出をするたび年末が迫っている感じに追われる昨今ですが、今年は喪中ハガキが多く配達されて寂しい思いをつのらせています。(特に大映関係者)
人間は死の直前にその一生を走馬灯のように思い浮かべるといわれていますが、今の私は喪中ハガキを見ながら私の映画人生を思い出しています。いろんな人たちが私の映画入りを応援してくれました。東宝では撮影所で山本嘉次郎監督や五所平之助監督とお会い出来て名刺や激励のハガキをいただいたり、新東宝では山田達夫監督に少しばかり仕えたあと、これまた激励の手紙を貰ったり、松竹では元・監督の須佐寛さんから大庭秀雄監督や本社の幹部に引きあわせてもらったり、結局は加戸敏監督の線などから大映入社の運びになったなどなど思い出が山ほどあります。もし機会があったら波乱万丈だった走馬灯の思い出を書き残したいとも思っているのですが・・・。
(写真は昭和29年に同年入社した勝ちゃんと彼の自宅で)