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スウェーデンの国民的ベストセラー小説「窓から逃げた100歳老人」が原作で、
元爆弾専門家の100歳の男性が繰りひろげる成りゆきまかせの珍道中を描いた
老人のドタバタ・アドベンチャー・コメディです。
かつて爆弾の専門家として各国の要人と渡り合い、数々の歴史的事件に立ちあ
ってきた老人アラン(ロバート・グスタフソン)は、記念すべき100歳の誕生日に老
人ホームから脱走します。
その後、駅についた老人は、ギャングから「用を足すあいだ見てろ」と預けられ
た大金入りケースを、ひょんなことから手に入れてしまった彼は、ギャングから
も警察からも追われるハメに。
アランは自身の波瀾万丈な人生を思い返しながら、道中で出会った個性的な仲
間たちと共に次々とトラブルを乗り超えて行きますが・・・。
主演のロバート・グスタフソンはスウェーデンを代表するコメディ俳優で、青年時
代から100歳までの主人公を演じていて、本国のスウェーデンのみならずヨーロ
ッパ各国で大ヒットを記録した作品だと言われています。
出だしは中々快調で、これは楽しめるぞと思わせますが、一本調子なので段々
と飽きてくるのが困るのです。
途中から100歳の老人の現在と若い頃の彼の話が並行して進行しますが、この
部分が演出上うまく捌かれていないのが惜しいところです。
映像設計はとてもいいのですが、「フォレスト・ガン」をいただき過ぎるの声もあり、
悪くはないものの、やはり残念作と言うべきでしょう。