映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

浅草大好き (1)

2016年01月30日 | 日記

 

     

     

 

    私も浅草大好き人間の一人です。福岡に自宅があるため全て単身赴任でしたが、東京

    で住んだ場所は東中野をはじめ、五反田、厩橋、向島でした。最後の方は会社に我儘

    を言って浅草界隈に住みましたので、ほとんど毎日のように浅草寺周囲を歩いていま

    した。文章では説明出来ないくらい浅草の匂いというか雰囲気が大好きです。

    浅草寺まで歩いて5分の向島1丁目のマンションでは一度も食事をしたことがなく、浅

    草界隈の飲食店は総なめしている筈です。例えば同じ天丼をいただくにしても、ツウが

    行く店、観光客が行く店という具合に色々ありますし、お値段も1000円~5000円くらい

    で材料がピンキリなのです。お寿司屋、洋食屋、うなぎ屋、どじょう屋、とんかつ屋、ソ

    バ屋、すき焼き屋などのほか、家庭的なめし屋でも食べましたが、お店の皆さんにはど

    こでも親切にしてもらった思い出多しです。

    1月は浅草寺・浅草神社の初詣に新春浅草歌舞伎、2月の節分会、3月は桜で浅草は

    埋まります。4月は浅草流鏑馬、5月は三社祭、6月はお富士さんの植木市、7月ほお

    ずき市に隅田川花火大会、8月にはサンバカーバル、12月は羽子板市と除夜の鐘、な

    どなど思い出しただけでもこんなにありますし、スカイツリーも加わりました。

    最近でも上京の度に、少しでも時間を作って浅草界隈を回っている私、余程好きなん

    だと自分でも思っています。

  

     

     

      

 

 

 

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映画 「禁じられた歌声」 & 「バディントン」

2016年01月29日 | 日記

    

     「禁じられた歌声」

    西アフリカ、マリ共和国の古都ティンブクトゥを舞台に、イスラム過激派の弾圧に立ち

    向かう家族の戦いを描き、フランスのセザール賞で最優秀作品賞を含む7部門を獲

    得したヒューマンドラマで、去年のアカデミー賞ではモーリタニアから初となる外国語

    映画賞ノミネートを果たしました。

 

    ティンブクトゥ近郊の街をイスラム過激派が街を占拠し、住人たちは音楽もタバコも

    サッカーも禁じられ、恐怖と不自由の生活を強いられるところからこの映画は始まり

    ます。

    このように不条理な行いが現実に行われているという強い訴えが画面に出ていて、

    映画作りの原点を見る思いがします。映画製作技術は低いし、俳優も素人同然です

    が、先述の強い訴えがそれらをカバーしていて一見の価値ありです。

 

 

   

    「バディントン」

     1958年に第1作が出版されて以降、世界40カ国以上で翻訳され、3500万部以上を

    売り上げるイギリスの児童文学「パディントン」シリーズを初めて実写映画化したも

    のです。

    真っ赤な帽子をかぶった小さな熊が、ペルーのジャングルの奥地からはるばるロン

    ドンへやってきます。彼は親切なブラウンさん一家に出会い、「パディントン」と名付

    けられますが、初めての都会暮らしは毎日がドタバタの連続で、果ては命まで狙わ

    れる始末…。「ハリー・ポッター」シリーズを手がけたプロデューサーのデビッド・ハイ

    マンが製作し、ニコール・キッドマンらが賑やかに出演、パディントンの声は「007」シ

    リーズのベン・ウィショー、日本語版では松坂桃李が担当しています。

 

    とにかく出だしから胸がわくわくするぐらい楽しいです。ブラウン一家が泥臭いことや

    少々変な場面もありますが、理屈を言い出す暇もなく最後まで楽しく見終わりました。

    とにかくアイデアが素晴らしいのと、敵役にニコール・キッドマンを配しているところな

    ど実に心憎いファンサービスですし、ロンドンの風景がこれまた素敵です。家族連れ

    は勿論ですが、大人の鑑賞に充分耐え得る作品なので是非ご覧ください。

 

 

 

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楽しかった旅の一コマ (83) トルコのエフェス古代遺跡はビックリポン!です。

2016年01月28日 | 日記

  

 

     

            ↑ケルス図書館跡

   

 

   

     

              ↑ヘラクレスの門

 

    数年前のトルコ旅行は、神秘的なイスタンブール、奇岩の洞窟都市カッパドキアなど

    を見るのが主な目的でしたが、実際に行って驚いたのがエーゲ海沿岸最大の遺跡が

    残るエフェス都市遺跡です。

    紀元前11世紀、ギリシャからやってきたイオニア人によってこの地に建設された都市

    国家で、ローマ帝国支配下の紀元前130年頃の全盛期には、約10万人がここに暮し

    ていたといわれますが、当時の繁栄ぶりを伝える数々の遺跡を観てまわり、古代の

    人々の生活に思いを馳せるのも楽しい限りでした。

    特に25000人を収容する野外劇場、2階建のセルスス図書館、壮麗な装飾が残るハ

    ドリアヌス神殿、トラヤヌスの泉、ヴァリウス浴場などの遺跡が素晴らしいです。

    更にキリストの死後、12使徒の一人ヨハネスが聖母マリアを伴ってここに移り住み、

    余生を過ごした地であるとか、メイン通りはクレオパトラも歩いた大通り…なども話の

    ネタになります。

    更に付け加えたいのは珍しい昔の看板?でメイン通りの歩道上にあります。これは

    なんとその時代にあった娼婦館への案内図(大理石製)といわれるものもで、足は館

    への方向を示し、図柄からお金を持ってきてください、優しくします…と判読されると

    伝えられています。

 

 

            ↑クレオパトラが歩いたという大通り

   

                                  ↑トラヤヌスの泉

   

                                   ↑当時のトイレ

   

 

   

      ↑ヴァリウスの浴場

     

              ↑ハドリアヌス神殿

   

 

         

                 ↑娼婦館への案内看板

   

               ↑娼婦館入口に残る彫刻と建物跡

  

                  ↑25000人を収容する野外劇場

      

 

 



 

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映画 「ひつじ村の兄弟」 & 「ピンクとグレー」

2016年01月27日 | 日記

   

    「ひつじ村の兄弟」

    アイスランド辺境のとある村を舞台に、隣同士に住んでいるが、40年間も会話がない

    という不仲の老兄弟と羊の絆と愛を、ヒューマニズムとユーモアを交えた独特の切り

    口で描いた人間ドラマです。

    新鋭グリームル・ハゥコーナルソン監督の長編2作目で、2015年の第68回カンヌ国際

    映画祭ある視点部門でグランプリを受賞し話題となっていた作品です。

    恋愛話はないしアクションもない暗い話の連続ですが、不思議に最後まで映画を楽し

    むことが出来ます。最初はどちらが兄でどちらが弟か判り辛いのですが、馴れてくると

    益々面白くなります。先述のように暗い話というか深刻なシーンでも、見ている側はく

    すっと笑えるのは演出の心憎さでしょう。ラストが知り切れトンボのきらいがありますが、

    これは我々で想像しましょう。カメラが実に素晴らしいし、お薦めの一本です。

 

    

    「ピンクとグレー」 

     ジャニーズの人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキが2012年に発表した処女小説を、

    行定勲監督が映画化したもので、脚本を担当する若手劇作家・蓬莱竜太と行定監督

    が原作を大胆にアレンジして再構成し、小説では明かされなかったエピソードも描いて

    います。

    テレビドラマ「半沢直樹」などで俳優としても注目を浴びる「Hey! Say! JUMP」の中島裕

    翔が映画初出演にして主演を務め、菅田将暉、夏帆、柳楽優弥といった若手が脇を固

    めています。

    映画が始まって62分で「え?」となるところがミソで、これを書かないと感想は書けない

    のですが、今からでも見る方のために伏せます。とにかく前半と後半が大きく分かれる

    作品で、私流に辛口で書けば最初は面白くなりそうだと期待しましたが、先の?の趣向

    は監督の一人よがりというか自己満足に終わっているし、俳優は下手だし私は買いま

    せん。最近見た映画で一番つまらないと烙印を押したいくらいです。

 

 

 

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映画 「クリムゾン・ピーク」 & 「友だちのパパが好き」

2016年01月26日 | 日記

 

  

    「クリムゾン・ピーク」

    ギレルモ・デル・トロ監督は「パシフィック・リム」「パンズ・ラビリンス」などの作品から

    熱狂的なファンを持っていると聞きます。加えて「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・

    ワシコウスカ、「アベンジャーズ」のトム・ヒドルストン、「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェ

    シカ・チャスティンといった注目俳優を使いって描くダークミステリーで、10歳の時に死

    んだはずの母親を目撃して以来、幽霊を見るようになった女性がヒロインてす。

    演出も俳優も背景も思ったより豪華だし、加えて音響効果も良くてファンは満足するで

    しょう。

    屋敷内の謎の部屋をはじめ屋敷内の説明がやや足りないこと、全体的に少し長過ぎ

    るとは思いますが、この手の映画を楽しむのに、あまり細かいことを言うのは野暮だと

    思います。

 

   

     「友だちのパパが好き」

    親友のマヤが自分の父親への好意を告白してきたことから巻き起こる恋愛模様で、

    常識もかえりみないマヤの純愛が、家族、恋人、愛人、先生、同僚とさまざまな人間

    関係をも巻き込んで繰り広げ、事態は予想もしなかった方向に進むという純愛?コメ

    ディでもあります。

    監督は、ソフトバンクのCM、演劇、映画とジャンルを越えて活躍する山内ケンジの第

    2作。父親役に吹越満。年の差や立場も関係なく純愛に突き進むマヤ役は岸井ゆきの

    です。誰でも映画化作れる時代の申し子のような作品で、自主作品ファンにとっては

    たまらないくらい面白い作品だと思います。

    素人監督のようなタレ流し撮影などを見て、他に手が無かったのかと思いますが、カメ

    ラ、録音、照明などもプロの仕事とは思えません。もう少しすべての面で丁寧に撮り、よ

    り面白い作品にしてもらいたかっもの。ラストの付きっ放しはアリかなと思います。

 

 

 

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