映画以外の事で道草を食っているので、映画の感想が溜まっています。
少し追いつこうと3本をアップしましたので宜しくお願いします。
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「ザ・マペッツ」は、「魔法にかけられて」のエイミー・アダムスとディズニー
が再びタッグを組んだ作品で、人間とマペットたちの冒険ミュージカルです。
昔世話になった古い劇場を乗っ取ろうとする石油成金から守るため、マペッ
ト(手で頭を、手足を棒で動かす操り人形)たちが立ち上がるというストーリー
仕立て。アラン・アーキン、ケン・チョン、ジャック・ブラック、W・ゴールドバー
グなどスター連中が結構出てきますし、本年度アカデミー賞主題歌賞を受
賞している作品なのですが・・・。
「魔法にかけられて」が面白かったので期待したのですが、大人も子どもも
ほとんどハジけないし、ミュージカル場面も冴えません。
今ごろこんな製作技法がまかり通るのか不思議なくらい遅れています。
(5/15 TOHOシネマス゜ソラリア 5日目 14:05の回 5人)
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「メン・イン・ブラック 3」は、前2作同様スピルバーグの製作総指揮のもと、
バリー・ソネンフェルドの監督で、人類にまぎれて地球に生息するエイリアン
を監視する秘密組織MBIの活動を描くシリーズ3弾です。
エージェントJ(ウィル・スミス)は、コンビのK(トミー・リー・ジョーンズ)が自分
を無視し、単独で事件を追っているので問い質しますがKは答えません。
さらに上司からは「Kは40年前に死んだ」と聞かされ、謎を解くためにJは40
年前にタイムスリップするのでした。
宇宙怪獣は出てくるは、いま流行のタイムスリップはするしで盛り沢山のつ
もりでしょうが、物語に新味はないし戦闘場面もいま一つです。
それに私たちにはあまり通じないアメリカン・ジョーククは耳障りでした。
ラストで子どものエピソードから人間関係がはっきりするところは上手いと思
いましたね。まあ暇つぶし作品と思えば腹も立ちません。
(5/25 TOHOシネマズ天神 初日 13:00の回 38人)
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「第九軍団のワシ」は、イギリスの著名歴史小説家ローズマリー・サトクリフの
1954年に発表された同名小説の映画化です。
監督は「消されたヘッドライン」のケビン・マクドナルドで、いまなお解明されて
いないイギリス歴史上の謎の一つ、ローマ軍の象徴であるワシと共に消えた最
強第九軍団5000人の消息を追って、第九軍団の副司令官だった父親を探すた
め、20年後に軍人のマーカスが冒険の旅に出ることに・・・。
主人公のマーカスには「G.I.ジョー バック2 リベンジ」「親愛なるきみえ」の
チャニング・テイタムが扮しています。ローマ戦士のプライドとか、友情、親子の
絆などが正攻法で手堅く描かれますが、女っ気のない映画は不思議だし珍しい
です。
どちらかと言うと昔ながらの冒険大活劇で、すべてが重量級であり風格を感じさ
せますが、演出が少しゆるいかなと思うものの真面目さで救われます。
(福岡では、6/23 中洲大洋で公開。試写で見たため動員情報なし)