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「シャブ極道」「竜二Forever」の細野辰興監督が、実際にあった長谷川一夫の「顔切り
事件」に着想を得て、同事件をモチーフにした映画を作ろうと集まった監督や脚本家、
役者らが織りなす人間模様を、実際の舞台と映画を混在させながら描いた作品です。
2015年1月に高円寺・明石スタジオで上演された「スタニスラフスキー探偵団」の舞台
公演中に、映画撮影を並行して行ったものと伺っております。
大入り満員で迎えた「スタニスラフスキー探偵団」の舞台千秋楽で、当日になって主演
女優が突然「演じるのが怖い」と降板を申し出たことで、現場は混乱するところから始ま
ります。
主演は草野康太、山田キヌヲ。モチーフとなったのは、1937年に長谷川一夫(当時の
芸名は林長二郎)が、撮影スタジオからの帰り道に2枚重ねのカミソリで顔を切られた
事件だそうです。
映画にたいする考え方は色々あると思いますが、私はよく判る、広い意味で楽しい、感
動を与えてくれる、何か大きな課題を提示する・・・と考えています。この映画のスタッフ
は意欲的な方々なので期待して見ました。しかし私の考え方のどれにも当てはまらな
いし、むしろ独り善がりの出来としか思えないのです。私は1月22日(日)に福岡の大洋
映劇で見ましたが、客は私を含めて2名、それが全てを語っていると思う次第です。