映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「いしゃ先生」

2016年05月31日 | 日記

   

 

    戦前戦後の混乱期に、無医村だった山形県大井沢村(現・西川町大井沢)で、父の願

    いではあったものの、たった一人で地域医療に生涯をささげ、「仙境のナイチンゲール」

    とも呼ばれた女性医師・志田周子(ちかこ)さんの人生を映画化したものです。

    主演は久しぶりの平山あや、彼女を助けて榎木孝明、長谷川初範、池田有希子らが出

    演しています。監督はテレビ番組「博多ステイハングリー」の永江仁朗です。

 

    もともとテーマがいいし、スタッフ・キャストだけではなく地元の協力を得て真面目に取り

    組んていることは判りますが、それがいい映画になって多くの観客を呼ぶことに繋がると

    は言えない見本みたいな作品でもあります。

    率直に述べますと平山あやは熱演だし、屋外撮影にも見るべきものがありますが、脚本

    ・演出が稚拙でもっといい作品になるのを妨げています。私が見た時の観客は5人、福岡

    市では特別な宣伝も無くただ映画館で上映しているだけ…の感じでした。

 

 

 

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大映宣伝部・番外編の番外 (115) 再び、南美川洋子さん

2016年05月30日 | 日記

   

    

   ↑最新本に載っていた南美川洋子主演「ある見習い看護婦の記録 赤い制服」のスチール

       

    

 

    一昨日のこのブログでお知らせしましたが、大映後期に在社した南美川洋子さんから

    突然のお便りがあり驚きましたし嬉しかったです。彼女は久しぶりに自分の芸名を検索

    していてこのブログに出会ったようです。

 

    (南美川 洋子)→ 懐かしさで胸がいっぱいです

    久々に自分の芸名を検索してみました。以前、ウィキペディアで、写真が全くの別のか

    たの写真になっていて、「古い思い出なので仕方ないのかな」と悲しく思っておりました。

    私は、おかげさまで元気でおります。テニスを楽しんだり、車で都内や神奈川近辺を走

    ってます。何かの機会にお目にかかれたら嬉しいです。

 

    ・・・とあり、彼女がお元気で幸せに過ごされていることがよく判ります。

    大映に最後までいた人を私は戦友と呼んでいますが、南美川さんも最後まで在籍した

    一人です。私は宣伝会議で毎月のように撮影所に行っていたし、南美川さん売出しの

    プロジェクトの一員でもあったのですが、不思議にいつも行き違いで一時度も会ってい

    なかった女優さんでした。

    いま私の住む福岡市には紺野ユカちゃんがいて、時々食事をしたり宝塚歌劇を見に行

    ったり、会っては大映の思い出話の花を咲かせていますが、彼女も同様に大映時代に

    会っていない一人、でも同じ釜の飯を食った仲間として、気持ちがすぐに通じるのが不

    思議なくらいです。

    このブログでは、2014年の12月08日に南美川さんのことをアップしていますが、一部を

    抜粋し改めてご紹介します。

 

    →大映社員名簿の最終版に目を通すと、南美川洋子の名前があります。もし大映がそ

    のまま存続していれば、この人は大映の主軸女優として大きく伸びた正統派だと私は思

    っています。結局は大映が断末魔のような作品を連発し、もし大映が残ったとしても大映

    にはいなかったかもしれませんが、大映後も映画界で活躍して欲しかった人なので、とて

    も残念な思いがいつまでも残っています。

    南美川洋子は某テレビ局へ見学に行き、プロデュサーにスカウトされたのがきっかけで

    芸能界と縁が出来、昭和43年(1968)に大映と契約を結びました。

    大映での作品は23本に終わっています。中でも「千羽鶴」を彼女の代表作としてやりたい

    し、松方弘樹の「眠狂四郎卍斬り」にも出ていますが、後の作品は先述の大映末期的作品

    で、清純派が似合う彼女だったのに、浮かばれなかったと思います。

    昭和46年(1971)の大映倒産時に嫌気がさしたのか、この年に結婚して引退していますが、

    数年後に何本かのテレビに出演したそうです。昭和25年(1950)生れですが、元気で幸せ

    であって欲しいです。(以上抜粋)

 

    私がこのブログの開設や本を出版してから、大映関係者からのお便りが多々ありました

    が、残念なことにご家族のかたからで本人は亡くなっておられる方がほとんどでした。

    それだけに元気な南美川さんに接してとても嬉しく思っています。担当重役、両撮影所

    長、宣伝部長、本社支社の宣伝課長のなかで生き残っているのは私だけ、やり残してい

    ることがあるので今はただ頑張るのみです。

    南美川さんがお元気だという一報をフェイスブックにも入れましたら、次のようなコメント

    が寄せられましたのでご紹介します。

 

     ☆二階堂 晃さん→

    南美川さん、本当にお綺麗ですね!確かに渥美さん、関根さん、松坂さん、八並さん達と

    大映を背負って立つくらいの方だったのですがすぐにお辞めになられたのが残念でした

    が、お元気だそうでよかったですね。

     ☆Akihiro Sakuraiさん→

    南美川洋子さん、大好きだった女優さんです。

    ☆Ken OKUAKIさん→

    私も南美川さん大好きです!ハレンチ現代物も楽しいですが、最近では与太郎戦記の

    清楚な美しさにすっかりw雷蔵さん出演予定だった千羽鶴にも出られてましたよね。お返

    事書かれる際には、是非、遅れてきたファンが沢山いる事もお伝えいただけば…w

     ☆城谷 平さん→

    きれいな人でした。ただなんか、荒波の中で、おとなしかったというか。もっと売れてもよ

    かった女優さんだと思います。ほぼ同時期の関根景子さんは、美しいだけでなく強さがあ

    ったのじゃないでしょうか。

     ☆小倉一郎さん→

    いや、お懐かしや。南美川洋子さんは「高校生番長」第一作で御一緒しました。わたくしの

    次女が南美川さんのお嬢さんと女子美で同じクラスでした。隔世の感ありです。

 

 



 

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つれづれ思うままに・・・。

2016年05月28日 | 日記

       

    

 ↑前列、私と弟、後列左から父の妹と父母     ↑左上が私、中段右が初恋の女性

     ←私の妹です。

         

      ↑私の姪(妹の娘) しばらく劇団四季で頑張っていました。

 

 

    去年ぐらいまでは自分の年齢なんて全く考えずに突っ走ってきました。ところが最近に

    なって映画館で映画を見るのが少し億劫だし、毎日のように出かけていた外出があま

    り好きでなくなった気がしてなりません。

    ゴルフも随分遠のいているし、若いころから歳を取ったらスポーツカーに乗ると言って

    いて最近まで乗っていた(RX-7)のですが、家人に言われて軽に乗り換えてしまったし、

    海外旅行も足腰の心配がはじまり、このブログもいつまで続くか考える様相です。

    とにかくこれでは駄目だ、いつもの気概を取り戻すぞと反省しきりです。私ももう少し頑

    張りますのでどうか宜しくお願いします。今日は写真の整理をしていて古い懐かしいも

    のが出て来たのでお見せします。

 

       

      PS: 本日、↑もと大映女優・南美川洋子さんからお便りを貰いました。元気だそうです。

        彼女の様子は月曜に詳しくお知らせしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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映画 「殿、利息でござる!」

2016年05月27日 | 日記

   

 

    「武士の家計簿」で知られる歴史家・磯田道史による評伝「無私の日本人」に収録されて

    いる一編「穀田屋十三郎」を映画化したものです。

    時代劇では初主演となる阿部サダヲほか、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平、寺脇

    康文、山崎勉、草笛光子らが共演。物語の舞台となる仙台出身のフィギュアスケート選手

    羽生結弦が、仙台藩の第7代藩主役で映画に初出演しているのも話題の一つです。監督

    は「白ゆき姫殺人事件」「予告犯」の中村義洋監が時代劇に本格初挑戦しています。宿場

    のビンボー庶民が、四苦八苦して千両、今の約3億円をかき集め、それを仙台藩に貸し付

    けて利息を巻き上げようと画策するお話で、さてどうなることやら…です。

 

    本当にあった話だそうで、素材としてはとても面白いと思いますが、宣伝文句とかなり乖離

    している感じがします。本来はもっと深い話だということが見ながら判りますので、やはり脚

    本と演出に若干の難ありです。

    時代劇は楽しいので、少々難があっても見逃してもいい気持ちはありますが、ナレーション

    が多いし、余計な挿話も多すぎる、本筋の掘り下げ方が浅いので深い感動に繋がらないな

    どなど。もっと上質な作品に仕上げられる余地を垣間見る感じなので、本当に惜しいと思い

    ます。

 

 

 

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楽しかった旅の一コマ (98) トルコで買い食い

2016年05月26日 | 日記

  

                 ↑ ハチミツを使ったパフォーマンス                                    

      

       

  

    トルコ料理はアジア遊牧民の伝統と、地中海の豊富な食材がミックスし、中東イスラム

    の文化を取り込んで進化したもので、フランス料理、中華料理と共に世界三大料理と言

    われています。

    せっかく本場に来たのですから宮廷料理をはじめ、家庭的な料理とかを食べたのですが、

    羊の肉が主で独特のスパイスに私の舌がどうしてもついて行きませんでした。しかしパン

    や野菜・果物類が種類も豊富で味も最高にワンダフルです。

    何処ででも簡単に飲ませてくれる「チャイ」は紅茶を濃く煮立てたものにお湯を加え、更に

    砂糖を加えて甘味で飲みますが、1杯50円~200円です。お餅みたいにねばる不思議なト

    ルコアイスクリームは200~400円くらい。私の最もお気に入りは目の前でしぼってくれる

    ザクロ・ジュースで一個分が200~300円くらいです。

 

    

  

 

 

 

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