映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

日本舞踊・泉流 「ゆかた会」

2014年07月31日 | 日記


                ↑ 御祝儀「清元 青海波」泉 徳乃さん
     
         ↑ 左端が徳三照 師匠

     先日、7月27日に日本舞踊泉流・泉徳三照師匠のご自宅稽古処で行なわれ
     た、恒例の「花泉会 ゆかた会」にご案内を受けて伺わせていただきました。
     早いもので花泉会にお招きをいただくようになって4年が経ちます。いつもな
     がら思うのは、泉徳三照師匠の限りないお優しさと、お嬢さんである泉徳乃さ
     んの仕切りぶりが素敵なことが相変わらずで、この会に出させていただくのが
     毎回楽しみになっています。

     今回拝見して感じたことは、年配のお弟子さんたちの踊りが一向に衰えないこ
     とで、とても活き活きとされているのが素晴らしいと思います。それこそ日ご
     ろのお稽古のたまものだと感じますし、さらに若手の伸びが格段で目を見張り
     ます。

     今回は先達って新名取になった石丸日奈子さん(高校1年生)こと泉雛三照さん
     は、私の記憶では去年までは不安定だった踊りが、飛躍的に進歩した踊りを見
     せてくれたことです。お弟子さんの先輩に高3の泉葵三照さんが居て、彼女も
     また更に上昇を期していますので、これからお互いに進歩するための良きライ
     バルであって欲しいと思いました。

     「ゆかた会」に続いては、いつもながら楽しい恒例"花幸"での宴会となりまして、
     この模様は添付した写真をご覧ください。

     お聞きしていることによれば、泉徳三照師匠は来年八十歳を迎えられるそうで、
     このことをお祝いして、博多座で来年12月に記念舞踊会を開催される由です。
     会のご成功をお祈り申し上げるのは当然ですが、徳三照師匠をはじめご一門
     の益々のご活躍を心からお祈り申し上げる次第です。
     改めて今回もお招きいただきましたことを厚くお礼申し上げます。有難うござ
     いました。

  
   ↑ 新名取御披露目 左、泉 雛三照さん     ↑ 「清元・玉屋」泉 雛三照さん
  
   ↑ 「常磐津・東都獅子」泉 葵三照さん     ↑ 「長唄・島の十歳」泉 仁三照さん
  
   ↑ 「長唄・菊」泉 紫津穂さん          ↑ 「長唄・菊」泉 宝三照さん
   
   ↑ 「俗曲・八切りの渡し」泉 萩三照さん    ↑ 「長唄・蓬莱」泉 花三照さん
     
         ↑ みんなで「糟屋音頭」


     

  
  ↑ 徳三照師匠と元気になった私の親友K
  

  

  
                                ↑ つい私も一曲 

 
 
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映画 「思い出のマーニー」

2014年07月30日 | 日記

   

     イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンの児童文学「思い出のマーニー」を、
     スタジオジブリがアニメーション映画化した作品で、物語の舞台を北海道の
     美しい湿地帯に置き換え、杏奈とマーニーが出会って秘密の友だちになり、
     体験するひと夏の不思議な出来事を描いた物語です。

     札幌で暮らす12歳の少女・杏奈は、悪化するぜん息の療養のため、夏の間、
     田舎の海辺の村に暮らす親戚の家で過ごすことになります。しかし、過去の
     ある出来事から心を閉ざしている杏奈は、村の子どもたちともうまくなじむこ
     とが出来ません。

     そんなある日、村の人々が「湿っ地屋敷」と呼び、長らく誰も住んでいないと
     いう湿原の古い洋風のお屋敷で、杏奈は金髪の不思議な少女マーニーと出
     会い、秘密の友だちになりますが・・・。

     監督は「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌が務める長編第2作で、杏奈役
     はドラマ「GTO」や映画「男子高校生の日常」などの高月彩良、マーニー役は
     「あまちゃん」でブレイクした有村架純が、それぞれアニメの声優に初挑戦し
     ています。

     ジブリの作品だけあって、作画はいいし色彩も中々見事ですが、正直言って
     原作の脚色が不消化で物語が板についていないし、幽玄さも奥行きもなくて
     もう一つ面白くないのです。
     更に付け加えると、アニメではなく実写の方が良かったのでは?と思うくらい
     で、これでは残念作としか言いようがありません。


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映画 「ジゴロ・イン・ニューヨーク」

2014年07月29日 | 日記

   

     コーエン兄弟監督作品の常連俳優であり、「トランスフォーマー」シリーズなど
     でも知られる個性派俳優ジョン・タトゥーロが脚本・監督・監督を、そしてウッ
     ディ・アレンを共演に招いてニューヨークを舞台に描いたコメディです。
     期待していた一本なので早速映画館へ。

     ブルックリンで経営していた本屋を潰してしまったマレー(ウッディ・アレン)は、
     花屋を営む友人フィオラヴァンテ(ジョン・タトゥーロ)をジゴロに仕立て上げ、
     寂しい女性に斡旋するビジネスを始めようと思いつきます。

     いくらなんでもと戸惑うフィオラヴァンテを説き伏せジゴロビジネスを開始する
     と、これが予想外に大好評。裕福な女性たちが次々と虜になって行きますが、
     そんなジゴロがある未亡人と本物の恋に落ちてしまい・・・。

     ウッディ・アレンがカメオ出演を除いて、自分の監督作以外に出演するのは、
     「ヴァージンハンド」以来13年ぶりですが、洒落たストーリー全体の狂言回し
     役という役を、実に軽妙にやってのけているのがまず楽しいです。
     からむ女優陣もバイセクシャルの女医にシャロン・ストーン、ジゴロが恋に落
     ちる未亡人にヴァネッサ・パラディという贅沢さも楽しさを倍加させます。

     更にニューヨークの風景が中々のものだし、音楽もいいです。少し辛口で申せ
     ば肝心のジゴロ役であるジョン・タトゥーロがジゴロらしくなくて物足りないのと、
     全体がコメディタッチからやや逸脱した部分があることが難点でしょうか。
     とまあ言っても私的には好きな一本でした。


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大映宣伝部・番外編の番外 (24) 万里昌代さん

2014年07月28日 | 日記



    
        

     同じ大映に居ながら、しかもあれほど撮影所に行っているのに当時は一度も
     会っていない俳優さんが何人か居ます。
     例えば紺野ユカさんもその一人で、彼女のお姉さんである若松和子さんとは
     仲良くさせてもらっていたのに・・・。でも大映会などで会ってすぐ気心を許せ
     るのも同じ大映の釜の飯を食べていたからでしょう。

     このブログでは私が一度でも一緒に仕事をした方たちと思って書いています
     が、段々と残る人が少なくなってきました。もう暫らくは続けられると思い
     ますが宜しくお願いします。
     今回は時々撮影所で会ったり、長崎の旅に一緒した思い出を持つ万里昌代
     さんです。

     万里昌代さんは新東宝の出身で小柄ながら均整のとれたスタイルの持主で
     人気が出た女優さんですが、昭和36年(1961)に新東宝が倒産、大映に移籍
     してきました。

     大映移籍第2作の「婦系図」で市川雷蔵と共演したほか、勝ちゃんとの共演
     も多く、大映でのポジションを確定したと思ったのですが・・・。
     「婦系図」は三隅研次監督作品でしたが、天津羽衣の浪曲入りという趣向は
     結構好まれて興行的にも成功した記憶ありです。

     万里さんは日本美人と言うより、少しバタ臭い顔立ちでしたが、私的には好
     きなタイプの女優さんです。添付写真のように賑やかな顔ぶれの長崎旅行
     でしたが、派手な顔立ちとは打って変わって、とてもおしとやかで静かな女
     性と思ったのが当時の私の印象です。
     大映での出演本数は11本しかありませんが、昭和12年(1937)生まれの彼女
     は現在77歳、お元気で幸せに過ごされていることを心から祈っています。

     
        ↑ ピンボケですみません
     


       ↑ 左から藤巻潤、田宮二郎、姿美千子、万里昌代、川崎敬三


     
コメント (23)
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映画 「怪しい彼女」

2014年07月26日 | 日記

   

     「サニー 永遠の仲間たち」のシム・ウンギョンが、70歳の心を持つ20歳の
     女性を演じるハートフルコメディで、韓国で大ヒットした作品だそうです。

     いつも頑固で毒舌を吐いてばかりいる70歳の老女オ・マルスン(ナ・ムニ)は、
     ある日突然、20歳の姿に若返ってしまうのでした。
     これまで女手ひとつで育児と生活に追われ、自由な生き方が出来なかった
     彼女は、オ・ドゥリ(シム・ウンギョン)として新たな人生をスタートすることにな
     ります。
     キュートなルックスと類まれな歌唱力、歯に衣着せない物言いで、思いどお
     りの人生を突き進んで行きますが・・・。

     共演に、人気アイドルグループ「B1A4」のジニョン、ドラマ「エア・シティ」の
     イ・ジヌク。「トガニ 幼き瞳の告発」「マイ・ファーザー」とシリアスな社会派
     作品を手がけてきたファン・ドンヒョク監督ですが、3作目はコメディに初挑
     戦ということになります。

     ご都合主義のストーリーだなんて、細かいことを言えばキリがありませんが、
     理屈抜きの娯楽映画として、うまく纏めていると思います。
     ただ後々残るものはない、見てる間は結構楽しいという類です。


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