kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

あの「なぎら健壱」が写真家だったとは・・・

2014年04月16日 | アート
「なぎら健壱」…ふざけたカントリーっぽいフォーク歌手としか知らなかった。
下町探検隊なる写真家であることをオリンパスギャラリー(神田小川町)で見せつけられた。

そういえばコミックソングの「悲惨な戦い」(1973年)には、笑わせられたな。
放送禁止歌になったが、今は解禁されているらしい。

その彼が、30年以上前から写真を撮り続けていたという。
「循環の日々」と題した何気ない東京下町のスナップ写真は、鋭い視点である。

ギャラリー入口で写真を撮ったら、カメラ爺が背後霊のように写り込んでしまった。




街角の道祖神

2014年04月15日 | 都市
長野・安曇野ならまだしも、こんな街なかで、道祖神を見かけるとは思わなかった。
調布柴崎の甲州街道交差点。
もともと交通安全のための神様だから、ここにあっても不思議はない。
ちゃんと桜の供花もある。
石屋さんの一角だから、宣伝のためかもしれない。
それにしても顔の造作がはっきりしないのは気になる。
アフガニスタン・バーミヤーンの磨崖仏のように、顔がそがれていると見るのは、少しうがち過ぎか。

がっつり飯を食べたい時には・・・

2014年04月13日 | グルメ
無性に豚カツを食べたくなる時がある。
そんな時、テニスの帰りに寄るのが、浜田山の居酒屋風豚カツ屋「かつじん」
明らかにカロリーオーバーなのだが、ま、いいか。

特選ロースカツ150gを相方とシェアする。
ビールを飲みながら、つまむのもなかなか。
さくさく感がいい。自ら摺るゴマとソースがマッチする。

この店、早い時間ならいいのだが、混んでくると、換気が悪いので、揚げ油の匂いが鼻につくのが、ちょっと残念。
店主自ら選曲したオールディーズのBGMもなかなかいい。

染付のそばちょこコレクションは、店主の趣味か。

ドウダンツツジ満開!

2014年04月11日 | 
いつのまにか春は確実にやってきて、草木の新芽がのぞき出す。
ソメイヨシノが散って、儚いと思う間もなく、次々と花々が競い始める。
新入学の子どもたちの姿も初々しい。
わが猫額の庭のドウダンツツジも満開である。
どうだ、ン?
これじゃシャレにもならない。

絶品! 海鮮居酒屋「魚の納屋」

2014年04月06日 | グルメ

大分前に行ったことがある、世田谷線(旧玉電支線)松陰神社前駅前の海鮮居酒屋「魚(うお)の納屋」。
調べたら、カメラ爺は1年4か月ぶりの訪問である。

テニスの仲間8名。
I姉の、ん?才の誕生会も兼ねているらしい。
いささか交通の便は悪いけれど、うまい海鮮料理を食べたいと、参加した。

奥の小部屋を貸切。
オーナーの板前さんと親しいI氏に頼んだおまかせコースである。
さて何が出てくるか。
まずは旬のホタルイカと菜の花、生ワカメのサラダ、そしてなんとフグ皮の三倍酢(これが後のサプライズにつながるのだが、この時は誰も知らない)。
続いて懐かしい鯨のベーコン。どんどんお酒がすすむつまみである。
「すみません、熱燗、大きいの2本!」と追加の声も、つい力が入ってしまう。

メインの刺し盛りは、ほっき貝、ほたて、甘エビ、本まぐろ、黄はた、いさき、はっかく、しゃこ、そしてサプライズの第一弾虎ふぐ。
これだけの種類の刺身を、少しずつ、つまめるのはうれしい。
貝類の歯応え、魚類のデリケートな味の違い、鮮度の良さは、オーナー自ら築地から直接仕入れているということを実感させられる。

刺し盛りを食べ終わったころに、出されたのは、ギョギョギョッの唐揚げ。「なんだこれ?」
聞くと、鬼かさごだという。分厚い白身の魚。ヒレも皮もパリパリでうまい。
魚は見かけだけで判断するものではない。

続いて、なんとてっちりが登場。鍋奉行のI氏がてきぱきと材料を入れていく。
「全部一緒に入れちゃだめ。ちゃんと順序があるんよ」
ここはおまかせしよう。

誰もが予想していないサプライズの鍋だ。
虎ふぐの身はふっくらしていて、ポン酢につけると、うまさがじゅわーっ、口いっぱいに広がる。
そして〆はおじや。これは店の人が作ってくれる。

おいしいものを食べると、みんな笑顔になる。
板前さん、「ごちそうさん」でした。
そして、段取りしてくれたIさん、ご苦労さまでした。



無情の雨

2014年04月03日 | 

ここ2,3日、満開の桜を楽しめたと思ったら、今日は無情の雨。
花びらを、容赦なく地面に落としていく。

もう明日は無理だろうなあ。
花は散り際が肝心とはいうものの、落ちてしまえばただのゴミ。
しかし、そこはかとない美しさが感じられるのは、桜ならではのことか…



孤独なジョガー

2014年04月02日 | 
花見は、その場にとどまり、あるいはゆったりと歩いて愛でるもの、だと思う。
このはジョガーは、ひたすら下を向いて走っていた。
旧郵政省グラウンド沿いの神田川遊歩道。
桜のトンネルである。

花より走ることが楽しいのかもしれない。
かくいうカメラ爺は、MTBを軽いギヤで、テニスコートまで、ゆっくりとペダルをこぐ。
わざわざ遠くまで出かけずに、満開の桜を楽しめる贅沢な時間。
「悠々自適」ならぬ「悠々素敵」である。

豪華 花見御膳!

2014年04月01日 | グルメ
東京は桜満開である。
で、プチ贅沢をしようと、京王線下高井戸駅東口近くの「和ふらんす食房 Ezara(えざら)」へ出かけることにした。途中、玉川上水公園で花見をしながら…

何度か立ち止まってシャッターを切る。
相方は、「後で撮ればいいのに! 時間の観念がないんだから」とおかんむり。
(撮るなら今でしょ!)とカメラ爺は思うのだけど、先を急がなければ。

初めて知った店だが、相方は以前から気になっていたそうだ。
「お箸で気軽食べられる 新感覚 フレンチのお店」とある。

普段は2,300円の特別コース。この日は新メニュー、ランチ20食・数量限定の「豪華二段重 玉手箱(デザート・コーヒー付)1,500円」。ランチタイムは、生ビール中ジョッキが50円引きの500円。これはうれしい。

確かに豪華である。
刺身は鯛・甘海老・鰹たたき・白魚・トロ炙り、焼物が鶏のチーズ焼き、揚物は海老・鰯フライ、さらに焼ナス・さといも・筍・高野豆腐の炊き合わせ、香りのものと鱧のテリーヌ。
そして、ごはんとしじみ汁。

一体どこから手をつけたらいいのか。
カメラ爺にはカロリーオーバーである。だが、食欲をそそる。

冷たいものは冷たく、熱いものは熱く出す。おいしい料理の基本である。
この御膳、作り置きはなく、造りたて、揚げたて、そして味のバリエーションが飽きさせない。完食!

とはいうものの、デザートのチーズケーキは、別腹でも、ちと重すぎた。
フルーツ程度で良かったのでは…