kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

目には青葉 山ほととぎす 初鰹

2014年04月25日 | 
さわやかな季節がやってきた。

目には青葉 山ほととぎす 初鰹
季語が3つも入っているこの俳句は、誰もが口にしたくなる。
江戸時代の俳人、山口素堂の句。

確かに目には青葉、である。
だが、都会では、山のほととぎすの声を聞くことはない。

かつおは土佐がよく知られているが、
関東近海でもよく獲れ、刺身やたたきにして売られている。
しょうがやにんにくで食せば、値千金。
鮪に比べて安価なのがうれしい。

新宿駅東口、何やら格子状のものの向こうに、けやきの若葉がまぶしい。
初夏を感じさせる風景である。
まもなく、あちこちで鯉のぼりが見られるようになるのだろう。

♪柱の傷は おととしの 五月五日の背比べ~
懐かしい中山晋平作曲の童謡。
今のマンションやツーバイフォーの家では、柱がないから傷つけようがない?