kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

絶品! 海鮮居酒屋「魚の納屋」

2014年04月06日 | グルメ

大分前に行ったことがある、世田谷線(旧玉電支線)松陰神社前駅前の海鮮居酒屋「魚(うお)の納屋」。
調べたら、カメラ爺は1年4か月ぶりの訪問である。

テニスの仲間8名。
I姉の、ん?才の誕生会も兼ねているらしい。
いささか交通の便は悪いけれど、うまい海鮮料理を食べたいと、参加した。

奥の小部屋を貸切。
オーナーの板前さんと親しいI氏に頼んだおまかせコースである。
さて何が出てくるか。
まずは旬のホタルイカと菜の花、生ワカメのサラダ、そしてなんとフグ皮の三倍酢(これが後のサプライズにつながるのだが、この時は誰も知らない)。
続いて懐かしい鯨のベーコン。どんどんお酒がすすむつまみである。
「すみません、熱燗、大きいの2本!」と追加の声も、つい力が入ってしまう。

メインの刺し盛りは、ほっき貝、ほたて、甘エビ、本まぐろ、黄はた、いさき、はっかく、しゃこ、そしてサプライズの第一弾虎ふぐ。
これだけの種類の刺身を、少しずつ、つまめるのはうれしい。
貝類の歯応え、魚類のデリケートな味の違い、鮮度の良さは、オーナー自ら築地から直接仕入れているということを実感させられる。

刺し盛りを食べ終わったころに、出されたのは、ギョギョギョッの唐揚げ。「なんだこれ?」
聞くと、鬼かさごだという。分厚い白身の魚。ヒレも皮もパリパリでうまい。
魚は見かけだけで判断するものではない。

続いて、なんとてっちりが登場。鍋奉行のI氏がてきぱきと材料を入れていく。
「全部一緒に入れちゃだめ。ちゃんと順序があるんよ」
ここはおまかせしよう。

誰もが予想していないサプライズの鍋だ。
虎ふぐの身はふっくらしていて、ポン酢につけると、うまさがじゅわーっ、口いっぱいに広がる。
そして〆はおじや。これは店の人が作ってくれる。

おいしいものを食べると、みんな笑顔になる。
板前さん、「ごちそうさん」でした。
そして、段取りしてくれたIさん、ご苦労さまでした。