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ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2018年5月4日(金)、沈黙の人

2018年05月04日 06時10分18秒 | 本と雑誌
深夜便で紹介されたのか、新聞や雑誌等紹介されたのかわからないが、小池真理子さんの「沈黙の人」を図書館で借りて読む。

娘を置いて、離婚して、再婚した父親がパーキンソン病になり、体が不自由になり、話もできなくなったか、出版社の編集者になった自慢の娘会いたさに、手紙が書けなくなると、ワープロを用意してもらって、連絡しあったり、施設に娘が見舞いに会いに来てくれるのが楽しみになった。

再婚した妻は見舞いも来ない中、娘2人と交流するようになる。

何も話せないまま、沈黙の中、父親が亡くなると、施設内に残った父親の手紙やFAX用紙がたくさんでてきた。

その中で、仙台に単身赴任の時に出会った女性との手紙や短歌仲間の女性からの手紙が出てきて、父親の女性関係が少しづつ明らかになってくる。

母親も認知症になり、施設に入れなければならなくなり、父親の死を伝えるが、案外アッサリとした答えだった。

父親の死後、短歌仲間の女性からハガキが届き、連絡をして、家に訪問すると、知らない父親の姿を見ることが出来た。

何も言えずに亡くなった家族の気持ちを残された文章を読むことで、知ることがある。

夫の亡くなるまでの10年間近く、夫は日記を書き続けてきた。

最後の入院50日に何も話してくれなかった。亡くなる前に個室に入った時に、「嫌だ」というのが最後の言葉でした。

今まで読めずにいた夫の4冊ある日記を読んでみようかな。夫の気持ちやいいたかったことがわかるかもしれません。

今日の万歩計は、7,145歩でした。
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2018年5月3日(木)、青春歌謡コンサート

2018年05月04日 05時50分47秒 | 音楽・演劇
娘も天王公園で9条の署名活動があるということで、まず津島の友人の家に車を置いて、娘は天王公園に、4人組は津島の吉祥寺で行われるまのあけみさんの「青春歌謡コンサート」に出かけました。

友人の1人が便秘気味で、薬を2錠も飲んでしまったら、下痢になってしまって、一晩中苦しんでやっと少し良くなったとのこと。

少し早めに会場に着いたので、椅子に座ることが出来た。

まのあけみさんは今日は赤のスーツで現れる。

今日は憲法記念日。戦前は外国の歌は敵国語ということで、外国語の歌は歌うことはできなかったが、戦後、平和憲法ができて、自由に外国語の歌が歌うことが出来た。

最初に「ベッサメムーチョ」をスペイン語を交えて歌いました。

アメリカで息子を拳銃で撃たれて亡くした服部夫妻が見えていたので、服部さんの妻が作詞し、まのさんが作曲した「海を越えて 銃を越えて」を歌うと、16歳の子供を外国で亡くした親の気持ちを思うと、自然と涙が滲んできました。

懐かしい歌を歌って、最後に「東京ブギブギ」を踊りながら歌うと、88歳の人が立ち上がって出てきて、メイドさんたちと一緒に踊ったのにはビックリ。

幾つになっても若さを保つには、元気に表に出ることなんでしょうね。

新茶とアンダギーを頂いて、天王公園の「藤まつり」に参加して、それぞれお弁当を買って、

イス席に座って、ゆっくりする。

まだ体調がイマイチの友人のために早めに帰ることになる。

今日の万歩計は、12,758歩でした。
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