今日はドングリのペットボトルもあまりギューと握らず、スンナリと握ってくれた。
長く伸びた爪もあまり抵抗なく切らせてくれた。
ちょっと気が抜けた感じがした。
午後から、買い物にでも出かけようと、声をかけると、目をパチリ開けて、何か私に言いたげに、時々目に涙を浮かべて、ジーと見ている。
私も「お父さんどうしたの?何か言いたいことがあるの?」と声かけてもジーと見ている。お互いに見つめ合ったまま何も言わなくても45年3人の子供を一生懸命育てて、い子に育ったね。分かり合えました。
「今日は泊まって行くからね」というと、ホッとした顔つきになった。
結局 買い物にはいけなかったが、二人の時間を持つことが出来た。
14時頃、タンが口の中に溜まったので、取ってもらったが、酸素量がなかなか上がらない。60~70まであがるが、酸素値を50以上にすると、なんとか80まで。
ドングリ入りのペットボトルも落としてしまうくらい力がなくなった。
夕方、夜勤の看護師の看護師が血圧を測ったが、何度やっても60しか測れない。
すぐに主治医に連絡し、「すぐに家族に連絡を取って、来てもらってください」と言われた。
すぐに子供たちに連絡する。3人と孫達が飛んできてくれた。
薄目は開いていても、魚が死んだような目をしていた。
主治医から心臓や腎臓が弱って、いつどうなるかわからない。
しばらくは子供たちが夜は見るということで別れたが、すぐに電話がかかって来て、
「先生がお父さん危ないから、お母さんすぐに呼んできて」と言われたと、息子から電話がかかって、すぐに飛んでいくと、少し落ち着いたと言うことで、私だけが病院に残ることになった。
今日の万歩計は、5,142歩でした。