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ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2015年8月23日(日)、戦争を語りつぎ 平和を守るために

2015年08月24日 16時57分17秒 | 平和、憲法
さや9条の会主催の終戦70年を記念して「戦争を語りつぎ 平和を守るために」の集会が行われました。

 会場に入れきれないほどの人が集まり、愛西市長や自治基本条例の元委員まで参加し、60人の人が集まりました。



 まずはじめに、市長から「平和守っていきたい」とあいさつがあり、愛西市在住のシンガーソングライターの板谷信彦さんから「軍隊はあったって」会場の人と一緒に「改憲反対 改憲反対 解釈改憲 なおさら反対 9条守ってくれ」と唱和しながら、「憲法改悪反対音頭」を歌ってくれ、会場がいっぺんに盛り上がりました。

 三枝豊明さんの「戦争を語る」では、父親が昭和18年3月に海軍に召集され、マーシャル諸島のタラワで、8月の戦死されているということです。

 「日本軍はアメリカ軍にやられて、全滅、玉砕で、タラワに死に行ったようなものです」と話されていました。

 残された子供たちは、児童養護施設で高校まで育ち、中電の就職し、中電との公害反対、原発反対、差別反対の戦いは、自らの生い立ちの中から生まれる。

 妻のとし子さんは、満州から釜山への逃避行を語り、日本の軍隊は、国民を置き去りにし、赤ちゃんの山、残留孤児を生み出し、引揚者の生活は帰ってからも悲惨なものであった。戦争は絶対だめだと語りました。

 会場からもいろんな発言が出され、「アメリカの国民の代わりに、日本人を戦争に駆り出そうとしているのではないか」と意見が出され、全くその通りと思いました。

 70周年記念の集会にふさわしい会でした。

お土産にもらった空き缶で作った風車に「戦争はイヤだ」と夫に書いてもらいました。



 今日の万歩計は、10,115歩でした。
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2015年8月22日(土)、家族教室

2015年08月24日 15時56分30秒 | 健康・病気
藤田こころケアセンターで、院長の藤田潔氏の「統合失調症について」の家族教室があるということで参加する。

統合失調症は、脳の病気で100人の1人の割合で発症し、15~35歳に多い。
前頭葉、側頭葉、大脳の部位によって、症状が変わり、思考、学習、対人関係などに、持続的な症状を起こす。
現時点では、全快は困難で、薬物療法とリハビリで、生活の質の改善を高めることができるようになってきた。

統合失調症は、数年前までは、精神分裂症と言われてきて、ほとんどの人が隔離されて病院に押し込められていた。

最近、薬の開発など治療法も目覚ましく発展してきて、3分の1はだいたい正常な生活を送れるようになり、3分の1は、明らかな症状を持ちながらも社会適応できるようになった。
あとの3分の1は、顕著な症状で、入院を繰り返し、その1割は、長期入院を要する。

リハビリには、認知行動療法、作業療法、ディケア、ナイトケア、生活技能訓練、授産施設などと合わせて、家族教育(家族の感情教育、社会資源の利用、薬物への理解)と家族の係わりがとても大切。

今回は初めて娘の病気である統合失調症とはということで。医師の講義を聴くことができた。いままで娘本人にお任せで、親として統合失調症とはどんな病気なのか、全く知らないでいた。これから娘の病気を理解し、娘と一緒に完全に治らない病気だとしても、きちんと寄り添い、社会復帰できるように見守っていくべきであることが感じた日でもあった。

治療法も日誌月歩で進んでいて、薬をきちんと飲めない人のために、デポ剤注射や張り薬という治療法もあり、これからどんどん開発されていくということです。

ストレス社会の中で、統合失調症という病にかかり、苦しんでいる人は本人ばかりでなく、家族も一緒に苦しんでいます。一日でも早く地獄から抜け出すことができるように家族としても学習していく必要性を感じました。

講義終了後、家族同士話し合うグループワークは 、同じ悩みを持つ家族にとっても心を開いて何でも話せる場でした。

今日の万歩計は、9,071歩でした。
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