オーベスト 夏合宿二日目

部屋の外には渓流が心地良い音をたてて流れている。
でも、寝る時には『騒音』だね。
だから窓を閉めなければならない。

早めにベッドにもぐり込んだが、上掛けが厚すぎて寝苦しい。
かといって何も掛けないと寒いし・・・熟睡に至らず。

5:30頃起きてペンションの周辺をブラブラしていたらムラカミさんと出会った。
何処に行く当てもなく、時間はタップリあるので二人で乗鞍高原の散策を始めた。

気温もちょうどよく空気もうまい。
そんな環境で世間話は弾みます。

途中で自転車でポタリング(?)しているヤマグチ(所長)さんとすれ違った。
その後、本通りに出たのだが、上に行くべきか、下に行くべきか、二人で悩んだ。
意を決して上に歩いていったら、無事ペンションに到着。

朝食は8時から・・・。
小出しにされるので、なんだか食べた気がしない。
たからパンをお代わりして5個くらい食べた。
朝は御飯に限るんだけどなぁ。

9:00になり全員スタンバイOK、観光センター前で記念写真を撮って各班で出発。

自走組みや野麦峠組みと同じ方向に走る。
白樺峠ではやっぱり前を走りたい・・・行かせてもらいました。

今日のナカノ君は昨日と違い、遊ばせてくれてうれしいね。
やっぱり前を走るのは楽しいなぁ。
良いねぇ。

でも野麦峠の登りになると、早い人は行ちゃうんだよね。
前にPJさんがいたのでず～と一緒に走った。
抜こうとすると速度アップして前に出させてくれない。
結局峠までご一緒しました、やっぱりしぶといね。
すぐ後ろにフジマキ君が迫ってくる。
これだと垂れることができないので、良い練習ができたようだ。

峠で折り返すグループと別れ、同じ方向を目指す開田高原グループに先行して、上級班が発進。
あれっ、昨日よりメンバーが少ないぞ。
開田高原に向かう道でローテーションが始まり、リストラが行われている。
・・・でリストラされちゃいました。

前にヤマダさんがいたので連結を試みたが・・・・断念。

垂れないように一定ペースで走っていたら、自販機補給の先頭グループと合流。
その後、開田高原に向かうグループも到着し、ここで集結した後それぞれの目的地に向けて出発。

しばらくして Bossが「モズクがいない」・・・・いませんねぇ。
携帯で連絡して『行方不明』になるのだけは免れたようだ。

上級班は木曽福島に向けて走っていたが突然の降雨、でも通り雨のようですぐに乾いた道路が表れた。
しばらくしてタイムリーにコンビニが表れた、その名も『タイムリ』。

ここで補給をしていたら、奇跡的にモズク君と合流できた。
しっかり補給して木祖村から境峠に向けて列車うぃ走らせた。

勾配が登り気味なのでちょっとつらい。
でも、いい練習になるぞ。
頑張ってローテーションを続けているうちに『境峠』の登りに入った。

モズク君が復活して先頭で走りはじめたので、それを追っていき先頭争いを試みた。
でも・・・・峠はまだまだまだまだ先でした。

徐々にパワーダウンしていき、前を走るナカオ君と追い上げてくるフジマキ君にはさまれてしまった。
でもその順位で何とか峠を通過、その後三人で下って行った。

Ｔ字路が表れたとき、フジマキ君がサッと左手を上げ左折。
オー野麦峠を上るんですね。
この時は脳に酸素が行き渡らず、何の疑問も持たず、私、ナカオ君、フジマキ君で川沿いの道を遡って行った。

１５～２０分位して、「ここ今朝走ったよね」とか「野麦峠を越えて何処に行くの？」など疑問が湧いてきた。

で、やっと間違えたことに気づいた。
よってＵターン、快調に下っていたら、小原さんとすれ違った。
彼も間違えたようだ。

ここから四人揃って奈川を目指した。
奈川で白樺峠に左折しようとしたら、小原さんが「あと2.9km走ってから左折だよ」なんて言っている。

看板には「乗鞍スーパー林道まで2.9kmと書いている。
でも、それは左折してからの距離ですよ。
小原さんは・・・一人で走らせては・・・行けないような気がしたよ。

四人で乗鞍を目指したが、ナカオくんがマイペースで走るとかで離脱。
走っているうちにペースが合わない小原さんも離脱。
結局、私とフジマキ君の二人で乗鞍まで一緒に走って行った。

結局、先頭グループより10kmくらい長い距離を走ることができた。
今回の合宿では、また必殺技を習得することができたようだ。

ペンションで一服した後、帰路は白井さんの運転で帰った。
24:30走った頃、富士スーパー着。
ツツミさん、シライさん、お疲れさまでした。

今日の合宿 165kmくらい