果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

桜と日本人、そしてセレンディピティ

2019年04月10日 09時03分23秒 | 日記
久しぶりの雨がやけに冷たい。
今日は温度は上がらず肌寒い日になるが、
温室みかんの摘果や枝釣り作業が手を振って待っている。
寒さのおかげで長く持った桜もこの雨で、
花弁の多くは花筏となって向こうの世界へ流れていくだろう。
もうすぐ天命クラブ最終章になる身、こんなに多く桜を撮影したのも初めてだと思う。
この短い期間の美しさに反して、新芽が出て温かくなると毛虫がどっと増えてくる。
葉をたべたかすが、まるで薬のように地面にコロコロと落ち雨で溶けると
相反する気持ちになる。
儚さを伴っての美に、日本人は桜に惹かれ気持ちはDNAへと刻まれる。
日曜日には車で桜トンネルを走り抜け、
散り始めの花弁の迫り来るヒラヒラという感覚も味わえた。
日本人で良かったという季節である。


少し前に豊橋が誇る接待どころのげん屋さんに、
某女史と反省会とお祝いを兼ねてお世話になりに。
席には河合果樹園の文字と我が家のマスコットレモナルゾー君
日本農業賞 大賞の文字。

そしてコースターには、レモナルゾー君の刺繍!
思わぬおもてなしに、話も弾む。
料理長からもお祝いの一品をいただき恐縮。
帰りは総出の見送りに、恥ずかしくて振り向くことができなかった。
その後、某ホテルにあるバーで飲み直すことに。
ここで運気上昇のセレンディピティが襲い来る。
以前、S大学の話しで盛り上がったNさんに再会したり、
近所の素敵な女の子にあったり、
某女史はお店のアルバイトの人と何年かぶりの再会。
そして日曜日には一気に仕事へと発展したのも不思議!
僥倖はお互いの引き合う力で決まる。
他の悪い引力の影響を受けて、負の方向へ行くときは脱したのではないかと思う。
そして「自然を愛し、偶然を楽しみ、悠然と生きる」、言葉がよみがえってくる。

河合果樹園









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