札幌市から南へ車で約40分、千歳市とのあいだに恵庭市という街があります。
2週間ほど前、ここにある「恵庭郷土資料館」で『カリンバ遺跡』からの出土品の展示会があり鑑賞してきました。
『カリンバ遺跡』は縄文後期(およそ3500年前)~縄文晩期初頭(2800年頃)の居住地で、3000基にもおよぶ「土坑墓」や「住居跡」が発掘されました。<o:p></o:p>
特筆されることは、土坑墓からたくさんの「漆塗の櫛」「頭飾り」などが出土したことで、当時の「漆技術の高さ」が明らかになりました。
この『カリンバ遺跡』は、平成17年に国の遺跡に指定され、
さらに調査が進んでいます。<o:p></o:p>
東北から北海道にかけては「縄文遺跡」の宝庫で、約1万5千年~3千年前くらいまでのあいだ大きく栄えたことが証明されています。
昨今、さかんに発掘される出土品は、現代のわたし達をもうならせる文化度の高いもので、後世への貴重な伝言となっています。<o:p></o:p>
にしても、近代になって生み出された「放射能廃棄物」をいかに処理するのか、地中深く埋める以外方法はなさそうですが、これから何千年後、何万年後かの人類が「この放射能遺跡」を発掘したとき、どんな風に思うことか・・・
たぶん、20~21世紀に生きた人類の伝言が、いかに愚かなものであったかと、さげすみの眼差しで見ることはまちがいありません。<o:p></o:p>
ただし、それまで人類が生き延びたらの話しですが・・・<o:p></o:p>
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ロマンがありますね~
その時代から現代まで、繋がっていることが
信じられないです。