世界保健機構(WHO)の発表によれば、この12日までに『エボラ出血熱』による死亡者(疑い例を含む)が、西アフリカ4ヶ国で計1000人を超えたと発表しました。
同時に、感染地域諸国の医療制度が、常に脆弱なことが拡大に拍車をかけているとして、この際全世界の支援強化が必要・・・・と、緊急事態に該当すると呼びかけています。
飛行機を利用した人的移動が容易になった昨今、単に発生地域の封鎖程度ではことが収まりません。
国の空港検疫所では、入国者の検査に余念がありません。
この「エボラ出血熱」に対処する薬も、ワクチンも未だ開発途中でいま現在の役に立ちません。このまま行ったとしたら人類の生存を脅かす事態になりかねません。
この地球に住む人類が挙げて「新種の病原菌やウイルス」に対処し、力を合わせねばならない昨今、世界のあちこちで「無益な戦争」が繰り広げられ、殺し合が続けられています。
実につまらぬ国家間の意地やメンツで、日々同胞を殺しあっている人々・・・
いま人類が闘わねばならぬ相手は何なのか、とくと考えてもらいたいものと強く思うこの日です。