かるさんのgooブログ <北国たより>

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 「STAP細胞」はほんとうに無いのか? 

2014-04-02 11:37:59 | インポート

 ド素人の門外漢が、あれこれと言っても仕方のないことですが・・・

 「理化学研究所の小保方氏グループ」が発表した、「STAP細胞発見論文発表」の衝撃的ニュースが、わずか二ヶ月後のいま、「論文の改ざん・捏造」と言われ、地に落ちんとしています。Img_6125

 京都大学の「山中教授グループ」が発見した、「IPS細胞」の成功から間無しの快挙にわたし達は湧き立ちました。

 各方面の科学者からの疑問符が多出し、当該組織内の調査委員会での調査の結果、発表論文は「小保方氏の単独による、改ざん・捏造がある」と断じれれました。

 これにたいして、小保方氏は「単純な手違い・・・」であって、「STAP細胞の存在」は間違い無い・・・と反論する姿勢を示しています。

 野次馬根性的には「STAP細胞は発見された・・・」のほうに組したいところですが、はたしてこの後どういう方向へ行ってしまうのか?Img_6139

 それにつけても「科学の論証」は時を要するもののようです。

 かって、1516世紀に論争となった「天動説に対する地動説」を思ってもそれが言えます。

 「コペルニクス」が言いだし始め、「ジョルダーノ・ブルーノ」が支持して異端者として処刑されました。

 その後「ガリレオ・ガリレイ」がこの「地動説」を支持し、教会などから迫害を受けみじめな晩年を送ったようです。

 ですが、彼の言葉、『それでも地球は動いている・・・』を知らない現代人は居りません。

 ガリレオ死後からおよそ400有余年後の2008年、ローマ教皇「べネディクト16世」が国連(ユネスコ)が定めた「世界天文学2009」で説教し、ガリレオらの業績を称え、あらためて公式に「地動説」を認めました。なんとも気が遠くなるほどの時間を要しているのです。Img_6136

 「STAP細胞問題」がどう決着を付けられるのか、いまのところ発表者に不利な状況が見受けられます。

ですが、数年後、数百年後にでも『それでもSTAP細胞は存在した・・・』と言う言葉を人々に言わしめて欲しいものと、切に願っているのです。

 

 

Img_6191


4 コメント

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すごくレベルの低さが際立った (ユトリロ)
2014-04-03 01:37:46
日本の理化学研究所・・・

理研の方の記者会見で
「彼女のずさんな仕事ぶりが・・・」って
言葉にひっかかる。
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>とりさん、 (karusan)
2014-04-03 12:30:38
そうなんですよね。

甘やかす必要は無いにしても、仲間意識のかけらも無いような発言ですね。

あの組織って、上下関係があまりなく、けっきょく「ガバナンス」が浸透してないんだそうですね。

で、重要論文発表時も「ノータッチ」で、ミスったら「何やってんの!! あんたの責任・・・」的な方向へ行くんでしょうねーーー違うかな?
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理研側にいろいろの事情があって、発表を急がされ... (harusan)
2014-04-03 21:16:46
それに、ご本人に釈明の機会を与えないのも理研方針とか・・・、

期待して望を抱いた患者さんも多いのに・・・。
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>はるさん、 (karusan)
2014-04-03 23:05:01
なんか複雑な事情がいろいろと絡み合ってるようで・・・

科学の進歩を純粋に望んでいるんですが、なかなか望み通りに行ってくれませんね。
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