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薪ストーブの分解アンコールを細分化する順序


話は前後するけど トップローディング・クッキンググリドルの裏側 のつづきです。

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FA225につづいて次はアンコールの分解ですね。

セラミック製の二次燃焼室を交換するだけなら、天板を下ろした後にバックパネルを外せばいいんだけれど、今回は全てのパーツをバラすので二次燃焼室やダンパーユニット(アッパーファイヤバック)が絡むバックパネルの前にフロントパネルです。

まずは天板ですが、これはグリドルのノブの下に見えるネジ1本と、天板裏、つまり、炉内側にある6角ナットなんですが、これはサイドパネルと結合してるもので左右に1本ずつあります。 これら3本のネジ類を外してやれば、あとは天板と四方のパネルを密着しているセメントを破壊するだけです。

天板裏の6角ナットはトップの写真の位置なんですが、ここは窮屈なところで一般的なラチェットが入らない。 下の工具写真の右側に写ってる青い平ラチェットがあると便利です。 使用する工具は強度が必要な一部のボルトは14ミリですが、ダッチウエストもそうですが、アンコールのボルト、ナットは殆どが11ミリソケットです。

※厳密に言うと、アメリカ製なのでたぶんインチボルトだと思います。 11ミリでほぼ合うので7/16インチでしょう。 これまでボルトやナットを舐めてしまったことはありませんが、レバーなどを固定している細いサイズの6角レンチは要注意です。 これはインチタイプを使わないと舐めてしまって空回りしてしまいます。 経験者です(笑)

天板に使われてるネジは全ネジで、天板の穴に切ってあるネジに嵌め込んで、そこにワッシャーと6角ナットで締め付け固定されてます。


次にフロントパネルですが、炉床、アンダイアンの間にボルトが1本と、両サイドパネルに1本ずつの3本のボルトを外せば、あとは天板同様にセメントの破壊だけです。

これは実にあっけなく簡単に外れてしまいます。

最後はバックパネルなんですが、これが一番厄介です。 左右の上部にボルトが1本ずつあって、フロントパネルと同様にサイドパネルとの固定になっているんだが、それだけではなくて、このボルトでダンパーユニット(アッパーファイヤバック)まで押さえているんですよね。

ダンパーユニットは左サイドパネルに僅かに載ってるだけなので、バックパネルのボルトを抜いてしまうと殆ど宙に浮いた状態なので、バックパネルの解体と同時に崩れ落ちてきます。 自分はもう3回目なので手馴れたもんですが、初めて分解すると驚くと思いますよ(笑) て言うか、重たいので気をつけてください。

※自分の場合はバックパネルをセメント密着からガスケット化に変更してしまってるので、上記の通りもろにダンパーユニットが落ちてきますが、初めての作業の場合はバックパネルはセメントで底部とサイドパネルに固定されているので、一気に崩れることは無いと思います。 ただ、どちらも重たいパーツなので、ちょっと力を加えただけでゴロンと倒れてきますので注意が必要です。

最後にサイドパネルをバラすんですが、底部にボルトが左右1本ずつあるので、それを緩めればあとはセメントだけなので少し力を加えてやれば簡単に外せます。

ちょっと気を使うのは自動温度調節のバイメタルから、背面下にある一次空気の取り入れ口までワイヤーが通ってるんですが、このワイヤーを取り入れ口の蓋のボルトを緩めて外さないと右側のサイドパネルは自由にならない。

もっとも、空気調節レバーを6角レンチで外してしまえばバイメタルは外れるので、サイドパネル自体は動かせるんですが、それでも底板の整備をちゃんとするとなると、結局ワイヤーも外した方がいいのです。

ただ、ワイヤーを直ぐに外してしまわず、どこをどのように経由しているのかちゃんと覚えておいて (こういう時は写真を撮っておくのがいい) それから外した方がいいです。 でないと、あとから組み立てる時悩むかも知れません(笑)


これで解体は大体お終いですね。 あとは灰受けドアのヒンジ類を外して、4本の脚を外してやればとりあえずパーツはバラバラになります。 厳密に言うと、底部はさらに2つに分解できるんですが、特に損傷も無く良好な状態なのでそのままにします。

二次燃焼室のセラミックは思ってたより状態が良くて、トップや上の写真からも分かると思うけど、これならまだ2シーズンは使えそうだ。 2010年11月 に交換したものなので3シーズン使ったからそろそろかなと思ってたんだが、自分の焚き方の場合は、セラミック触媒を止めて金属触媒を使ってきたのが良かったのかも知れない。

ダンパーユニットの固定と、二次燃焼室の交換手順を何とか改良できないものか?
せっかく全部バラしたんだから、あれこれいろいろ考えてみっかな。

つづく

こっちのランキングも、何とか面倒みてやって下さい。


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