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kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

雪かきをする

2011-02-13 | 陸上競技
土曜日、練習が終わって家に帰るときに主要道路にはほとんど雪はなくなっていました。全く問題はないだろうと思っていましたが家の前の坂は雪がかなり積もっていて大変なことになっていました。急な坂です。なんと道を曲がってすぐに坂を上がるような状態ですから、前輪が空回りして全く上がりません。最悪です。ノーマルタイヤですからこれ以上チャレンジするのは避けようと思い、少し広くなった所に車を停めて一旦帰宅しました。

このままでは車を家に持って帰れないので仕方なく雪かきをして道路の雪を除去することに。家の前から始めて道の角までやることにしましたが距離がかなりあります。それでもやらないと困りますし、他の方も車で家に帰れない可能性が出てきます。寒さに弱いですが今回は積極的に活動しました(笑)。

1時間くらいはやったでしょうか。途中からは日が照り始めて来たので雪も溶け始めました。これでひと安心です。終了した頃に近所のお年寄りが家の前の雪かきを始めたので手伝うことに。屋根の上に雪がかなり積もっていました。小さなクリーニング屋さんをされているのですが、ピニール製の屋根に10センチ以上積もっていていつ落ちてきてもおかしくないような状態になっていました。東北地方ではこのような雪が落ちてきて怪我をするというニュースが放送されていたと思います。特に今回の雪は水分が非常に多く重い感じがしていました。万が一の事があったらいけないのでできる限り雪を落としておきました。作業中に雨が降りだしてきて更に重くなってきたので慌てて雪を落とす。

大丈夫だろうというところまで作業して終了。身体を動かしたので温まりましたが、腰が痛い…。服を着替えて一段落すると今度は身体が冷えてきました。なんだかんだいっても気温が低く冷えていたのだと思います。かなりの腹痛に襲われ、ごまかすために寝ました。寝ていたらなんとかなるだろうという安易な考えでした(笑)。やはり寒さに弱い。

世のため人のためという大きなことをいうつもりはありませんが、やはり助け合いの精神は大切だと思います。つながりがあって初めて人間関係が成立します。「縁」で人と人はつながっています。なかなかこういう機会はありませんが、できる限りやっていきたいなと思います。労力を惜しまず関わっていきたいですね。

雪かきの反動で身体が冷えたのと腰が痛いという現実が残っていますが貴重な時間だったと思います。
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雪の練習

2011-02-12 | 陸上競技
土曜日、天気予報通り天候が崩れました。私が学校に着いた時には雨がパラパラ降っているような感じでしたが寒かったですね。これを見越して前日にかなり走っていますから、この日は完全に身体作りの日にしました。
屋外でやっても良かったのですがグランドではサッカーの試合がありましたし、雪の予報でしたから武道場で全ての種目をやることにしました。風が吹かないだけでも温かいですが基礎代謝を上げるためにストーブを準備して身体が動きやすい環境を作ることにしました。選手は動くので寒さを感じないかもしれませんが見ているだけの私は寒いですからね。

サーキットを2セットにして身体を温めました。その後すぐにウエイト。ベンチやスクワットをやっている時にesaki先生から動きについてのアドバイスをもらいました。意識的に動きの切り替えに課題を置いています。スクワット等で気付かないうちに浅くなっている部分を指摘されました。こうやって客観的にもらえることで動きの修正ができます。ありがたいですね。

武道場で普段やる外種目を実施しました。畳が敷いてあるので移動させてから始めました。こういう場面で率先して動く者と動かない者がいます。普段から意識しないと出来ません。必要な道具を取りに行くときにも2年生男子が取りに行って1年生男子は出遅れました。大した事ではないと思われるかもしれませんが、こういう所が大切になると考えてやっています。指摘はしましたが出来ていない者にどれだけ伝わっているかは疑問です。やはりまだまだですね。

補強をしている間に卒業生が来てくれました。毎年この時期に差し入れに来てくれます。今の選手とは面識はありませんがそれでも気にかけてもらえるというのは嬉しいですね。一緒に練習を見ながら色々と話していました。この子がマネージャーとして働いてくれている時期は大変な事が多かったですね。自分で気を使って動いてくれたり、ダメなものはダメだとこちらが言わなくても注意してくれていました。特に男子はかなり甘かったですからいつも怒られていた気がします(笑)。

話をしていると外では雪がちらついてきました。と、思ったら一気に周りが真っ白になってきました。みるみる一面雪景色です。グランドではサッカーの試合をしていましたがボールが見えないくらいの状態でした。これほど一気に雪が積もるのは今までに見たことがありません。1時間程度で5センチ以上積もったのではないでしょうか。選手を帰らせる手段を考えないといけないと思いましたが、この状態で外に出すのは危険だと判断。もっと積もるかもしれないというのもありましたが、午後からは雨、曇り予報でしたから少し引っ張るほうがいいかなと。

どちらにしてもやろうと決めて集まっているわけですからきちんと練習はします。関係なく通常通りの練習です。ストーブをつけていますから温かいようでした。どんなテンションなのか分かりませんが半袖とハーフハーフタイツで補強をやっていました。外は雪、そんな中で服装は夏(笑)。ある意味こういうテンションで練習が出来るというのは良いことだと思いますね。雰囲気作りが大切ですから。寒いから嫌々やるのではなく、逆に盛り上げるような練習環境を作り出すことで質が上がります。まずまずの雰囲気でしたね。

まだ時間があったので男女別に補強をしました。その様子を客観的に見ていましたが、同じ時間を与えてもやはり差があります。様々な補強をしている者、休みながらそれなりにやっている者。言われたことだけをやっている間は本当の成長はありません。難しいですね。自分のためにやるという意識があれば考えられるはずです。まだまだ届かないですね。基本的に私はこの辺りを見ています。補強に取り組む姿勢は競技に取り組む姿勢に比例すると考えています。体重管理も同様。自分の身体作りのために真剣になれない者は結果的に強くならないのです。

最後に基本的な補強をしました。スタビ等もやりましたがまだまだですね。この辺りは1人でも出来る補強です。自分の身体をコントロールするような練習を入れていかなければいけません。他にも基本的な練習が不足しているのではないかと感じました。指示された補強はやるのかもしれませんが、自分達で色々なバリエーションの補強はさせています。苦手な補強を増やす等の工夫をしていく必要があります。まだまだです。

雪の中でしたが室内でやりたいことはできました。前日のダメージが大きいとは思いますが、まだ不足している部分があると思いますね。次に向けてやっていってもらいたいですね。
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強化練習~表情の変化~

2011-02-12 | 陸上競技
今まで言われなかった事を言われる。戸惑いを覚えるかもしれません。取り組みを今までと比べると成長している部分が確かにあります。しかし、それは「過去の自分」と比べてだけです。本当に必要な成長には届いていません。「過去の自分」と比較して成長することは大切、評価はできます。全くやっていなかった者が少し出来るようになるのも成長。最初は腹筋が出来なかったのが20回出来るようになったというのは初期では評価できますが、「当たり前」というレベルです。ここだけを評価していたら先には進みません。だから更に上のレベルの取り組みを求めるのです。

2セット目からはピリピリした雰囲気になりました。これは100%私が怒ったからです。指導者がその空気を作り出したのです。ある意味集中力が高まりました。中途半端な走りをしたらまた怒られるかもしれないというのもあったでしょう。ここは判断が難しいですが。私が言った事を素直に聞き入れることが出来るか。ここで大きな「差」が生まれます。少なからず「言われて悔しい」という部分があると思います。私の言葉で「絶対にやってやる」と思ってくれるかどうかだと思います。基本的に指導者が選手に好かれようと思う必要はありません。厳しい関わり方も必要です。友達ではありませんから、嫌われても構わない。正しい道を示していかなければダラダラした関わりしかできません。しかし、本当であれば選手がその雰囲気を作り出さないといけない。自分達のための練習にはなりません。

全体的に質が上がったと思います。キツく言われて涙を流しながら走っている者もいました。今まではその部分まで気持ちが高まっていることはありませんでした。思い起こせば練習に「悔しい」と涙を流していた選手はその後強くなっていきました。今回の涙が何を意味するかは中国大会のような雰囲気で流す涙であって欲しくないと思っています。「心」が変化する涙は大切です。今まで強くなる選手が流していた涙は「悔しい」というものですが、これは「怒られたから悔しい」のではなく、自分の身体が思い通りに動かない、身体が疲れてきて動かそうと思っても思い通りに動かない、そんな自分に対しての「悔しさ」でした。この部分は大きいと思っています。

2セット目の初めに話をしてからは何も言わずに練習を見ていました。自分達が考える時間が必要だからです。付きっきりであれこれいうだけでは人は考えません。自分自身と向き合う時間がなければまた同じ事を繰り返していきます。3セット目の一番のポイントになるであろう120mの前にだけ女子には一言言いました。自分達の力でチャンスをつかむことができるかというのは大きいですから。単に走ればいいわけではない。何を目的に、どんな目標を持って走るのかで結果は変わってきます。かなりの量を走っています。何も考えないで走る1本と集中して走る1本では全く違うと思います。

3セット走ってから短い距離でのタイヤ引き。身体のエネルギーは使い切っているかもしれません。その中でどれだけ無駄のない動きができるか。ここまでやって初めて身につく動きもあると思います。パワーで押し切れない状態になってからどうするか。疲労はピークだと思います。その中で自分の動きに集中できるかどうかで動きの変化が生まれる。客観的に見て良い動きになってきたと感じました。もう麻痺している感じがあったかもしれませんが・・・。

3セット目終了後、マイルを視野に入れる女子は最後に折返し走をしようと考えていました。短い距離でのタイヤ引き終了後また少し話しました。どれだけ強い選手であっても「心」がなければ競技に対して真剣になることはできない。たまたま速く走れているだけであって、他のことに興味があればそちらに流れる。そういう選手を数多く見てきました。うちの選手は中学時代の実績はありません。スプリント種目で中国大会に出場したという経歴はありません。12秒台で走る選手もいません。そんなチームが「リレーでインターハイ」「個人でインターハイ」を目指す。簡単なことではありません。入学当初の1年生には「何の話をしているの?」という感じに捉えられていたと思います。通常考えたら当然です。県の決勝すら行っていない選手がいきなり「全国を目指す」と言われてイメージができるはずがありませんから。それでも「インターハイ」という言葉を言い続けてきました。その言葉が実際に分かってくるまで言い続けないといけないと思っているからです。
普通のチームが全国を狙う。中途半端な覚悟ではできません。それでも今は狙えるチャンスがある。選手にも「力」は昨年のチームよりも上かもしれないと話しました。これが本物なのかどうかは別にしてある程度の水準まで来ています。その力を伸ばすのは誰なのか?今のままで終わってしまって良いのか?周りから応援してもらえるチームになれるのか?ここを繰り返し話しました。「無理だろう」と言われても私はできると信じています。そのことを話してから最後に折返し走をしました。

最後の表情は本当に良かったですね。「何とかしてやろう」という気持ちが表情に出ていました。苦しいけど走っています、という雰囲気でありませんでした。やっとこのレベルの話ができるようになってきました。本当であれば選手が自ら気づき、自分達だけでそのレベルに到達するのが理想です。しかし、自分にはできるという「自信」が不足していますからなかなかそこまではいきません。こちらが手を差し伸べていく、方向性を定めていくことでいつの間にかその路線で物事を考えるようになっていく。時間がかかりますが労力を惜しまずやっていくしかないのです。
終了後、個別に何人かと話しました。本当はもっと自分の口から感じたことを話させると良いと思うのですがこちらが感じていることを伝えました。どれだけ感じてくれたでしょうか。

久々の単独練習でした。通常の合宿レベルを大きく越えた練習量だったと思います。これが当たり前だとは思いません。いつもできる練習でもありません。大切なときに大切な練習ができたことは大きいと思います。自分と向き合う事で見えてくるものがあります。この表情の変化が本物になるかどうか。そこで今後の結果は大きく変わっていくと思います。どれだけ真剣に物事に取り組めるか?見ていきたいですね。
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強化練習~心への刺激~

2011-02-11 | 陸上競技
前半に加速段階の練習をしてから走ることにしました。短い距離で走りを作る時間に充てました。最初は普通のショート。やはり動きがイマイチです。走りが重い感じがしました。疲れているのは分かりますがあまりにも悪い。1週間前はかなり動いていましたから更に差を感じます。何人かは全く動いていない。これでは戦えるはずがありません。全く安定していないのですから。

それでも短い距離を続けました。普通のショートでは維持できませんからバトン走を実施しました。元々金曜日はバトン走を実施していますが、今日みたいな時にはこの手の練習が一番良いと思います。最後まで集中力を保たないといけないのでしっかりと走ることができます。が、女子の2年生1セット目で1回もバトンが渡りませんでした。何をやっているのでしょうか。怒り心頭です。今年は4継でも戦えるのではないかと感じているだけにこの状態は酷い。他の者はきちんと渡せているにも関わらずに何故出来ないのか?明らかに出のタイミングが合っていません。出るのが早いのか前の走者が遅いのか…。どちらにしても調整が出来ていないのは問題です。走れていないという感覚が更に走りを悪くするのかもしれません。本当に酷かった。これなら4継はやらないほうが良いですね。意味がありません。
その後ペアを変えて何度も走らせました。本数的には他校の走練習くらいはあるでしょうか。軽く走るのではなく全て全力ですから負荷としては高いと思いますね。若干雑な部分が目立ち初めました。良くないですね。

そこの段階から更に走ることに。翌日走ることは出来ないだろうと予測していましたから、走り込んでおかないといけないといけません。強い刺激を入れられるときにしっかりとやっておくことが必要ですから。メニューは水曜日と全く同じにしました。学校での練習ですからこのパターンで追い込むのがベストかなと。
走ろうと思って準備をさせると1人ジャージのままでした。この事は繰り返し話しています。入部当初、中学時代にタイツを履いた経験がありませんから恥ずかしがってハーフパンツで走ったりする選手もいます。しかし、早い段階で実際のレースに近い形で走るように指導します。質が上がりませんから。先日、他校の先生にも指導を受けたようです。「うちの選手が相手だからジャージを履いても勝てるから脱がないのか」と。言い方がキツいと思われるかもしれませんが、当然だと思います。こういう指導を徹底していかなければいけないと考えています。「少しだから」と思っていたのか「寒いから」と思っていたのかは分かりません。周りが何を感じていたのか。悪気があって脱がなかったとは思いません。1つ1つの意味をきちんと考えてから行動が出来るかという部分が大切ですから。

1セット目、やはり疲れています。それに伴って走りに気迫が薄れていました。当然といえば当然。しかし、本当に目標が明確になっていれば1つ1つの質が上がります。まだ本物になっていないのです。冬期の一番しんどい時期ですから精神的にもキツい。だからここをどう乗り越えるかだと思っています。1セット目終了後、1年生女子が座り込みました。これまでは走り終わって倒れても何も言いませんでした。そこの段階の指導は早いと思っていましたから。しかし、成長してきていますからこの行為はなくしていく段階に進んでいます。「すぐに動け」と指示を出しました。仕方なく歩き始めましたが明らかに「疲れている」という素振りでした。

すぐに補強を始めたのですが、ここの動きが雑でした。肘を上げないといけない動きが出来ていません。これまでのは「練習をきちんとやる」というレベルを求めていました。初歩から随分進んできましたから、練習の中身を考えていかないといけません。特に力がある選手がしっかりとした練習が出来なければチームは出来ません。今の女子は1年生がエースです。この子が本当に成長して貪欲に練習に取り組めば全体が強くなります。ここが出来るようになるまではやはり厳しく接する部分も必要になります。

2セット目の始まる前に男女別に話をしました。厳しく話ました。今、自分達が何処を目指してやっているのか。やりたくない練習をやらされるのであれば何も生み出しません。時間を使ってやっているのです。中心とならなければいけない選手達が何をやっているのか。本気でやろうと思うなら中途半端は許されません。

そこから少し雰囲気が変わりました。これはまた別に書きます。
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強化練習~加速段階~

2011-02-11 | 陸上競技
金曜日、祝日なので比較的長い時間を練習に充てることができます。普段からかなり練習をしていますが休日は更に(笑)。2週連続で土曜日に1日練習をしています。2月に入り練習量を増やしていますから疲れが蓄積していると思いますが今は我慢してやらなければいけないと考えています。一切の妥協はしません。また、土曜日、月曜日と天候がかなり悪くなるという予報ですから寒いですかしっかりとした負荷をかけておきたいと考えていました。冬期の最大負荷になる1日だと。選手は「通常通り」の練習だと思っていたと思いますが。

かなり寒かったので最初の段階でサーキットを2セットにしました。ひたすら身体を動かし続けますから身体の内側から温まります。ジョグして体操では温まりませんからね。見ているとやはり細かい部分が出来ていないですね。かなり基礎筋力は上がっているはずですがそれでもきちんとした形が作れないのは「意識」の問題だと思います。やろうという意志があるかどうかだと。ここの「差」は結果的に自分に返ってきます。形だけやっている者はいつまでたっても筋力が上がってきません。上がってきても本当の効果の半分程度しかないでしょうね。そこに関してもしつこく言い続けています。後は本人に伝わるかどうか、やろうという気持ちになるかどうかです。

普段の金曜日と同じように加速段階の動きをしました。この段階であまり動いていないなと感じていました。当然でしょうね。前日のトレーニングから半日しか経過していません。練習量も増えていますからなかなか疲れが抜けない状態でしょう。それでも基本的な動きを繰り返していく必要があります。寒いのも影響していると思いますがスピード的にはイマイチです。速く動かないという感じです、気にせずやりましたが(笑)。

スタートの動きの前段階をやってからスタブロからの出の練習です。タイヤ押しをしているときに明らかに膝か開いて「押し切る」形でやっている者が目立ちました。じっくり見てみるとやはりスタブロからの動きも全く同じ動きをしています。脚を引きずるようなスタートで身体も起き上がります。これでは…です。
あとはつま先が下がってブレーキをかける、腰の移動がない、接地した場所にきちんと乗り切らないといった動きが目立ちました。意識して直そうという者が待ち時間に自分で動きを何度も確認していました。女子はほぼ全員。この辺りの成長は認めています。今まで出来ていなかった部分ができるようになっているというのは悪いことではありません。確実な進歩です。

見ているとスタブロからの出が全く出来ない者がいました。何でこれだけ出来ないのか?あまりにも目に余ったので基本中の基本から確認しました。なんとこれが出来ていませんでした…。おいおいって話です。本人はその状態に違和感を感じていなかったのか。修正して少しはまともになりましたが考えものです。今までもかなり言ってきたつもりでしたが理解できていない部分が大きかったのだと思います。

ここまででやろうとしていることの3分の1の量でした。集中を保つのは非常に難しいですが妥協しないでやろうと決めていたので次の練習な移りました。

また書きます。
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新しい負荷をかける

2011-02-11 | 陸上競技
木曜日、また寒くなってきました。辛い。朝から練習で使いたいと考えていた道具を求めて動きました。普段行かないところを回りましたがなかなか面白いですね。我ながら練習に必要な事に対しての行動力はすごいと思います(笑)。

練習自体は普段通り実施。身体作りに充てました。ここの練習の積み重ねが必ず大きな結果につながっていくと思っています。基礎筋力の向上には時間がかかります。地道にやっていくことしかありません。繰り返し書いていますが女子の筋力アップがすごい。これまでで最高レベルです。主要種目のみの負荷ですがかなり上がるようになりました。2年間かかってやっと到達する筋力に1年間で届いています。特にクリーンは圧巻です。重いものを挙げることが大切なわけではありませんが、大きな筋群の強化は必要な事だと思います。

これまでの身体作りが比較的順調にいっているので更に負荷を増やすために新しい道具を導入しました。普通に購入することは出来ません。ネットで調べると1万円くらいかかります。探しましたがやはり高い。狙いとする部分が強化できるかどうかですから試行錯誤しながら練習を進めました。
通常の練習形態でも負荷的にはかなりかかります。それを更にかけようというのですから、モチベーションが低い選手にとっては辛いと思います。低い水準に合わせて練習するわけにはいきませんし、ある程度の所までは来たと思っています。これを継続していく事ができればシーズンに入る頃にはもうワンランク上がるのではないかと考えています。

ただ単に重さを追うのではなく動きの中で負荷をかけたいと思っています。以前はウエイトに1時間近くかかっていました。あれもこれもやりたいタイプですから(笑)。それなりに効果は高かったと思いますがどうしても時間がかかります。他の事をやる事ができません。単純に時間を伸ばせばいいというわけではなく目的に合った練習をしなければいけません。色々とアドバイスをもらいながら今の練習に到達しました。やる選手はかなりキツいと思いますが…。

所用により練習途中で抜けましたが、私が見ている間は良い雰囲気の中で練習ができていました。見ているから当たり前といわれたらそうなのですが、今まではそれすら出来ませんでした。「声を出す」という単純な事が出来ませんでしたから何も変わりませんでした。やればできることをやる。これが出来ないのに出来るかどうか分からない目標達成にむけてやっていくのは不可能です。やろうと思えば誰でも出来ることがきちんと出来て初めて基本的な取り組む姿勢が身に付くのです。全員に徹底するには時間がかかります。それでもやっていくしかありません。

本物になるかどうか。これからが大切です。しっかりと取り組ませたいですね。
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8万7千?

2011-02-10 | 陸上競技
blog編集画面にサイトの閲覧数と訪問者数が出ます。全く気にしていませんが、朝見てみると「閲覧数 : 86769 PV (- 位/1534747ブログ中)」と記載されていました(笑)。おいおい、間違いにも程があるだろうって話です。約8万7千回も記事は見ないだろうって感じです。訪問者は250位でしたから何回見ないといけないのか!?記事数自体は4500を越えていますから20人が全部を見たら9万になるのでしょうか?間違いなのか本当なのか確認する手段はありません。ちなみに「閲覧数:記事を見た人の数」「訪問者:サイトにアクセスした人の数」だと思います。多分。過去の記事をたくさんみると閲覧数が増えるのかもしれません。

間違いだと思いますから良いのですが、8万7千の閲覧者がいてもランキングに入らないっていうのもすごい話です。いったいどれくらいアクセス数が増えるとランクインするのでしょうか。ちなみに250人の訪問があると4200位くらいです。このblog、かなり閉鎖的にやっているつもりですが知らないところで知られています…。基本的にうちの選手にしか教えていない(入部したら教える)くらいのものなので過去を振り返っても30人くらいでしょうか?250人になるのかも疑問です。

これが事実であれば、誰が見ているか分からないので記事の内容には気を付けないといけないなと改めて感じています。以前、かなり非難を受けたことがあります。こちらの意図していない部分が文章の捉え方によって伝わってしまいます。
例えば昨日の競技場の使用の件、「お前は使わせてもらっているのだから偉そうな事を言うな」と非難されるかもしれません。どのような状況だったのかを知ってもらわない限り、この部分の進展はありません。だから言葉を選んで書いているつもりです。本当に難しい部分ですが。

blogは個人の日記ではありません。ある程度見られていることを認識しておかなければいけません。昨日の競技場の件、黙って我慢しておけば大きな事にはならないかもしれません。「競技場ではスパイクを履かないと諦めれば良いのですから。しかし、それでは選手のためにはなりません。スパイクを履かない短距離選手はいませんから。長距離の練習のための競技場ではないと思います。うちだけを優遇して欲しいというのではなく、きちんとした形で使用できる方が中学生・高校生の短距離の育成につながると考えているから話をするのです。

学校にグランドがあるところでは発生しないトラブルです。それなりに練習して試合に出るというなら関係ないかもしれませんが、中学生も高校生も一生懸命にやろうとしています。その育成が出来ないのは良いことではありません。施設が無いのなら仕方ないですが近くにあるのです。短距離選手が走れない競技場ではもったいないと思っているから様々な所に掛け合うのです。

こういう細かいニュアンスをblogに書いていくと長くなります。行間を読み取っていかなければいけませんが、やはり上手く伝わらない部分が出てきます。仕方ないことです。だから気を付けないといけません。怖いことですよね。よそ行きの文章を書くのはちょっと嫌です。表現に気を付けながらもこちらの考え方を示していけたらと思っています。

8万7千でランク外が本当だったら1位はどれくらいなんだろう。30万くらいですかね。考えられないですね。中身の薄い記事でした(笑)。お許しを(笑)。
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別の形で走る

2011-02-09 | 陸上競技
前の記事に書いたように競技場が使えなかったので学校に戻って練習をすることにしました。この冬期は走り込む日を決めています。週2回しっかりと走り込む。それ以外の日はテーマを決めて取り組む。まー月曜日、金曜日も結構走っていますが距離を短くしています。150m前後の距離を使う日を限っているという感じでしょうか。

その走り込み予定が崩れました。基本的な練習を見ながらどうするかを考えていました。ここ数日間暖かかったですが今日は少し肌寒かったですね。選手も寒がっていました。それでも動きはかなり良いなと感じていました。
手伝いに来てくれていたmikiが「グランドの真ん中を使って走れば150m走れるのでは?」と言っていたようですが完全に聞き流していました(笑)。その後esaki先生が前任校で「400mトラックの水豪以降の150mを作っていた」という話を聞いて早速やってみることに。普段はサッカー部が練習をしているので考えなかったのですが、この形であれば練習ができます。mikiは「さっき私が言ったじゃないですか!(怒)」と言っていましたが(笑)。

タイヤ引きとスプリント練習を組み合わせました。男子は短短、女子は短長メニューにしましたが距離とRESTは完全に思い付きです。始めてやる練習形態ですから適切だと判断するための材料がありません。やってみないと分からない部分があります。大体の予測はつきますが細かい部分は難しいですね。セット走の形を取りましたが、本数的にはちょうど良い感じかなと思います。

やはり女子はかなり走れるようになっています。この3週間で3つくらいのレベルが上がった気がしています。スピードが高くなっているのは間違いありません。今までは苦しくなってきたら声も出なくなり、「何とか走っています」という空気が充満していました。悲壮感漂う練習でした。しかし、走れるようになってきているので自然と雰囲気が良くなります。新チームになって初めて気迫溢れる練習を見た気がします。この練習が2ヶ月前から出来ていたら…と思う部分がありますがなかなかそうはいきませんね。これからどう取り返していくかです。
1セット目の120m、これはかなり良かったですね。横一線とまではいきませんでしたがかなりの接戦になっていました。疲れてきてから更に動きが良くなってきた感じがありました。1年生の1人は本数が持ちませんが、最初の数本は爆発的に良い動きをします。これが持つようになると面白いですね。もう1人の1年生エース、これまではバテていましたがここ最近は最後まで持つようになりました。今なら400mまで持つかもしれません。多分1本だけですが(笑)。スピードが鈍りません。強くなっていますね。まだ油断は出来ませんが。


正直、昨年のチームよりも速いのではないかと感じる部分があります。過大評価と思われるかもしれませんが、見ていてスピード感が違います。ショートが走れるようになってきていて本数もこなしている。まだ不十分な所もありますが「速さ」だけでいえば今の方が上かもしれません。
あとはこれが大会で出せるかです。高校の大会では「速い」だけでなく「強さ」が求められます。大切な所で力が発揮できるかどうかです。この部分はやはり昨年のチームには勝てません。まだ日常生活に甘さがあるからです。ここが本当に変われば面白いと思いますね。この勢いに男子も乗ってくれると良いのですが。こちらはまだまだです。

今日の走りは見ていて久々に興奮しました。チーム内の相対評価ではなく、個別に見ても力はついています。油断はできません。常に目標を確認させながらやっていきたいと思います。
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またも…

2011-02-09 | 陸上競技
水曜日、公立高校の推薦入試がありました。そのため練習は少し時間を置いて夕方からやることにしました。ここ最近は競技場で走る事がかなり減っていましたが、できれば週1回は150mを走りたいと考えています。検定などの関係で行っていませんでしたが時間があるので競技場でしっかりと走る予定にしました。

が、競技場に行くと「この競技場ではスパイクを履いてはいけない」と言われました。走るとトラックが荒れるというのが理由です。またか…という気持ちでがっかりしました。この手の話はもう片がついたと思っていたのですが…。毎日のように転圧をかけてトラックを固くしています。普通では考えられないですがコンクリートの上を走るような感じまで固くされています。このような事を書くと批判を受けるかもしれませんが、これがどれだけ大変な事なのかを知ってもらう必要があると思います。

管理する側からすれば誰も走らないトラックが一番美しい。足跡も付きませんから。この施設は何のためにあるのかという話です。誰も使わない競技場は管理がしやすいと思います。当然ですが。12月くらいからトラックを走るのが禁止になっていたようです。走ってグランドがぐちゃぐちゃになるのならまだしも、明らかに走れる状態であっても禁止です。走れない競技場って…。話を聞くとフィールド内はスパイクを履いても良いという感じになっていたようですが、2週間前から「この競技場はスパイクを履いてはいけない」と言われ始めシューズのみになったようです。

今日、私が練習に行った時に「スパイクを履くな」と言われました。この事に関しては数年前に施設管理をしている体協や陸協に直接掛け合って「使える状態であれば使って練習をする」という話しになりました。ここに関してはかなり努力しました。何のための競技場なのかという話をさせてもらいました。私個人が使いたいのではありません。選手が競技をするために利用する施設でなければ存在する意味はありません。土のグランドですから大会はここ数年開催されていません。走らなければ維持管理費がかかるだけで無駄な施設になります。この辺りを繰り返し話して「選手のために開放する」という結論に達しました。かなり避難されたとは思いますが、施設を使うというのは意味がなければいけません。

2週間前くらいに1度だけ競技場で走りました。練習が7時過ぎに終わりましたが、8時半くらいまでグランド整備をしました。理由はどれだけブラシをかけても整備ができないような状態だったからです。信じてもらえないかもしれませんが、土がコンクリートのように固くなっていてスパイクで走ると土が塊となって取れます。手で砕いても砕けないくらい固くなっています。それでも使わせてもらったのですから何とか現状回復をしようと選手と一緒に最大限の努力をしました。その事に対してかなり注意を受けました。「穴が空いた」と。

グランドに塩カルを撒かずに毎日ローラーで転圧をかければ土は絞まりますが、固くて使えなくなります。陸上競技場です。長距離選手が走るだけの場所ではないはずです。スパイクが履けないのであればその存在価値はありません。見た目が大切なのか、競技場を使って選手の育成をするのかという全く違う視点からの話しになりますからどこまで話しても平行線のままです。「箱モノ」であればお金がかかるだけです。「学校のグランドではないのだから使うな」というような言い方もされました。私達が悪いのでしょうか…。

この話を中学の先生に話すとかなり我慢をされているらしく、もうすでに県陸協や様々な方面からアプローチをされているようでした。全く練習で使えない状態ですが、他に練習する場所がないのでシューズで出来ることをしていると。毎日来て毎回のように言われるようでした。よく我慢されていると思います。
私は我慢できませんでした。すぐに体協に行って話をしました。体協側にもかなりの苦情が上がっているということでした。以前の約束が管理人が変わった事で上手く伝達されていなかったとのこと。「申し訳ない」と謝られました。私も頭を下げました。お手数をおかけして申し訳ないという気持ちがありました。

「大会も開催されない。選手が使って始めて意味がある。すぐにでも使えるようにする。」と言われました。私が行く前に中学校の先生がかなり言われていたのもあったのだと思います。近いうちに全てのレーンにコースロープを張って走りやすくして下さるということでした。ありがたいことです。


この事により私は更に目をつけられたと思います。以前もそうでしたから。前は考えられないくらいの嫌がらせを受けました。これは過去のblogにも書きましたが…。しかし、誰のために存在するのかを考えないといけません。私が嫌われてもそれで選手や他の競技者が練習を積めるようになるならそれで良いと思います。選手のための施設でなければいけません。今はほとんど使っていませんが、シーズンが近付いてくるとどうしても使用頻度が増えます。使わなければ選手は育ちません。本当に考えないといけないと思います。まだ何度か話をしないといけないと思います。嫌われても「教育」という立場から見ていきたいと思います。

これによりサーキットだけ競技場でやってまた学校に戻るというかなり効率の悪い状況になりました。仕方ない部分ですが、とても気分を害しました。数年前に解決した事をまたやらないといけないというのはしんどいですね…。
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動きを見て考える

2011-02-08 | 陸上競技
火曜日、朝から体幹補強をしました。メニューを伝えた者にきちんと伝わっていなくて全く別の事をやっていました…。おいおいって感じです。負荷をかけての体幹補強をやろうと思っていたのですが。1つ1つの負荷を増やして回数を減らす。腹筋は強い筋肉ですからかなりの回数ができます。もう1つ上の段階の負荷をかけて筋力アップを図りたいと思います。

午後は予定通りの身体作り。今回は最初から練習に出ることができました。しかし、開始が若干遅い。1秒でも長く練習をやろうという気持ちがあればもっと早く準備して、早く練習を開始しようという気持ちが出てくるはずです。サーキット等を見てももっとできるという感じがありました。こういう細かい甘さがまだまだ目立ちます。本当に強くなりたいという気持ちがあるなら全ての行動が変わってくるはずですから。

ウエイトから見ましたが、女子の基礎筋力が飛躍的に上がっていると感じました。これまでの1年生でここまで筋力が高かった者はいないと思います。ベンチ・スクワットもかなりの負荷をかけることができるようになっています。この冬期はウエイトは減らしています。動きながらの強化が中心になっています。それでこれだけ筋力が上がるというのは衝撃的でした。3年生も驚いていました。何なんでしょうか。

その後のBOX補強では少し道具を使うことにしました。狙いとしている部分を強化するために少し負荷をかけることにしました。これは予想通りの負荷となりました。その様子を見たesaki先生が更なる負荷をかけるための道具を持ってきてくれました。これがかなり効果があると感じました。このあとの補強は全てその道具を使ってやらせました。他の練習では負荷が高くなりすぎるのでできませんが、補強系のトレーニングであればかなりの効果が高くなると思います。なぜもっと早く気づかなかったのかと後悔しています。間違いなく更なるパワーアップにつながる。今からでも遅くないと思うのでその道具を手配したいと思います。購入するのは費用がかかりすぎるのでなんとか自分達で作製したいと考えています。

しかし、考えてみると今からだから出来るのかもしれません。最初からこれ以上の負荷をかけると精神的にも肉体的にも耐えられなかったと思います。基礎筋力が上がってきた今だからこそもうワンランク上げていくことができるのだと。これから約1ヶ月半は更なるレベルアップを目指して取り組ませたいと思います。これが上手くいけば間違いなく必要な筋群の強化ができます。

客観的に見て走れるようになってきている者は冬期に入る前と比べて基礎筋力が上がっています。2ヶ月が過ぎた頃から少しずつ効果が出てきている感じがします。走り自体に変化が見られます。走れるようになっているのには必ず理由があるのです。単純に走ったから強くなってきているのではない。やろうとしている方向性は間違っていないと思いますね。

最後に地味な補強をしましたが、やはりまだまだ足りない部分があります。ここを練習を離れた場所で各自がどれだけ実施できるかで差がつきます。見えない努力ができるようになれば本物です。「心」の成長が全てを決めると思います。本物になると信じたいですね。
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