多くの選手と関わる。これは幸せな事だと思っています。最近はこの事をずっと感じています。その中で学べる事が多いからです。強く思う事は「私が教えてもらっている」という部分です。
国体の合宿がある。県選抜の合宿がある。クラブチームの指導がある。この中で県内のトップ選手に指導させてもらえています。関わる時間としては少しだけだと思っています。その中で私にできる事を最大限にやっていく事だけ。「うちの学校ではないから」という感覚でやってしまうのは良くないだろうなと思っていますし、そんな低レベルな話をしたくはないと思っています。そんな感覚でやるなら指導を引き受ける資格はありませんから。
県合宿中にある選手が「質問があるんですが」と聞いてきました。冗談半分でうちの選手に「よその学校だけどどうする?(笑)」と話すと「一生懸命で意欲的なのできちんと教えてあげて下さい!」と諭される(笑)。基本的にこういう時にはきちんと伝えているつもりです。練習の最初に「人数が多いから教えてもらいたかったら積極的になりなさい」という話をしていました。偉そうですか?!20人弱の選手を一度に見ます。他のパートは2人とか4人とかなのに(笑)。国体合宿は人数が少ないので細かく一人一人見る事ができます。が、こういう場面では連続して人が動きますから指摘している間に次の人が行ってしまう。だからこそ個別に聞きに来ないとダメだと思っています。
で、こうやって指導をする。結果が出たとする。それは決して「私の力」ではないのです。全部選手の力だと思います。勘違いしてはいけないのです。人によっては「自分が指導したから強くなった」と言う人もいます。やはり強い選手には様々な人が声をかけます。「自分が指導した部分があるから強くなった」「結果を残せた」と感じたい部分があるのだと。私はちょっと違うかなと感じています。国体合宿や県合宿では強い選手が集まります。その中の何人かが結果を残せるというのはある意味「当然」なのです。こちらが指導したから強くなったのではありません。
先日ある大会で関わりのある選手達が上位を独占しました。それはそれで嬉しく感じます。すぐに感情移入しますから(笑)。多少なりと関わりがある選手が結果を残してくれるというのはやはり嬉しい事です。しかし、それは「選手が強いから」であって私は関係ありません。何かしらのキッカケを与える事は出来たかもしれませんが、元々力がある選手ですからそれなりの結果は出ます。ハードルや短距離で指導した選手が県で勝ったり、インターハイに進めば嬉しく感じます。が、それは私の力ではない。当然ですが本人が強いから勝つのです。
県合宿、あえて話をしました。「前任校では13秒2くらいの選手が3人12秒前半になった」という話です。短時間の指導の中では「この人ひょっとしたらすごいんじゃない!?」と思い込ませる事が大切だと感じているからです(笑)。これは偉そうに聞こえるようにあえて言っています。これまで速くなくてもきちんとした練習を積んでいけばきっと強くなるんだよ!っていう話をしておきます。そうするとその後の練習に対する意識が変わるんじゃないかと(笑)。これは毎日毎日死ぬほど関わってきましたから自慢しても良い話だと思っています(笑)←冗談ですよ。指導するにあたって「なんかすごいんじゃない?!真剣に話を聞いてみよう。」と感じさせるのも一つの指導方法だと思っています。自慢話と捉えて嫌がる選手もいるかもしれませんが。限られた時間の中で詰め込むためにはある程度の手法が必要になってくると思っています。
だからと言って毎回毎回関わることはしません。それぞれの学校ではそれぞれの指導があるからです。こちらが余計なことを言い続けるのは失礼になります。「自分が指導したから強くなっている」なんて偉そうな感覚は持ちたくありません。人によってはこういう感覚の人もいます。それが正しいかどうかは分かりませんが、私は気をつけたいと思っています。選手が調子が良い時だけアドバイスみたいに関わって、調子が上がらない時には関わらないなんてスタイルは私にはできません。困っているなら、質問されたら多少なりと役立てるかなと。
逆に「勉強させてもらっている」という感覚の方が強い。この動きを修正するためにはこういう練習をした方が良いのかなというのが見えてきます。同じ事を伝えてもスーッと入る選手もいればなかなか入らない選手もいる。だからこそメニューを与えてやっておけ!という形で進めていく事は私には無理ですね。「このメニューやれば強くなる」という自信がないだけなのかもしれませんが。
選手が良い結果を出した時には「選手の力」だと思っています。本人がしっかりと努力してそこまでたどり着いたから。指導に関わる私の力なんてほとんど関係ない。実際に指導者が不在の選手でも勝つ事が数え切れないくらいあります。逆に選手が力を出し切れなかった時には「私の指導の関わり方」を反省すべきだと思っています。少しの関わりであれば関係ないと思います。それなりに信頼してもらって選手を預けてもらった時の失敗はほぼ私の責任。考え不足なのです。色々と反省する事があります。不安定さを克服する。レースの中で波がある。これを克服する方法を多くの選手から学んでいかないといけません。やはり「経験」が大切なんだと思っています。
またもまとまりのない話になってしまいました。もう少し文才があれば良いのですが。blogタイトルを「kanekoのダラダラ日記」にでも変えないといけないですかね。
国体の合宿がある。県選抜の合宿がある。クラブチームの指導がある。この中で県内のトップ選手に指導させてもらえています。関わる時間としては少しだけだと思っています。その中で私にできる事を最大限にやっていく事だけ。「うちの学校ではないから」という感覚でやってしまうのは良くないだろうなと思っていますし、そんな低レベルな話をしたくはないと思っています。そんな感覚でやるなら指導を引き受ける資格はありませんから。
県合宿中にある選手が「質問があるんですが」と聞いてきました。冗談半分でうちの選手に「よその学校だけどどうする?(笑)」と話すと「一生懸命で意欲的なのできちんと教えてあげて下さい!」と諭される(笑)。基本的にこういう時にはきちんと伝えているつもりです。練習の最初に「人数が多いから教えてもらいたかったら積極的になりなさい」という話をしていました。偉そうですか?!20人弱の選手を一度に見ます。他のパートは2人とか4人とかなのに(笑)。国体合宿は人数が少ないので細かく一人一人見る事ができます。が、こういう場面では連続して人が動きますから指摘している間に次の人が行ってしまう。だからこそ個別に聞きに来ないとダメだと思っています。
で、こうやって指導をする。結果が出たとする。それは決して「私の力」ではないのです。全部選手の力だと思います。勘違いしてはいけないのです。人によっては「自分が指導したから強くなった」と言う人もいます。やはり強い選手には様々な人が声をかけます。「自分が指導した部分があるから強くなった」「結果を残せた」と感じたい部分があるのだと。私はちょっと違うかなと感じています。国体合宿や県合宿では強い選手が集まります。その中の何人かが結果を残せるというのはある意味「当然」なのです。こちらが指導したから強くなったのではありません。
先日ある大会で関わりのある選手達が上位を独占しました。それはそれで嬉しく感じます。すぐに感情移入しますから(笑)。多少なりと関わりがある選手が結果を残してくれるというのはやはり嬉しい事です。しかし、それは「選手が強いから」であって私は関係ありません。何かしらのキッカケを与える事は出来たかもしれませんが、元々力がある選手ですからそれなりの結果は出ます。ハードルや短距離で指導した選手が県で勝ったり、インターハイに進めば嬉しく感じます。が、それは私の力ではない。当然ですが本人が強いから勝つのです。
県合宿、あえて話をしました。「前任校では13秒2くらいの選手が3人12秒前半になった」という話です。短時間の指導の中では「この人ひょっとしたらすごいんじゃない!?」と思い込ませる事が大切だと感じているからです(笑)。これは偉そうに聞こえるようにあえて言っています。これまで速くなくてもきちんとした練習を積んでいけばきっと強くなるんだよ!っていう話をしておきます。そうするとその後の練習に対する意識が変わるんじゃないかと(笑)。これは毎日毎日死ぬほど関わってきましたから自慢しても良い話だと思っています(笑)←冗談ですよ。指導するにあたって「なんかすごいんじゃない?!真剣に話を聞いてみよう。」と感じさせるのも一つの指導方法だと思っています。自慢話と捉えて嫌がる選手もいるかもしれませんが。限られた時間の中で詰め込むためにはある程度の手法が必要になってくると思っています。
だからと言って毎回毎回関わることはしません。それぞれの学校ではそれぞれの指導があるからです。こちらが余計なことを言い続けるのは失礼になります。「自分が指導したから強くなっている」なんて偉そうな感覚は持ちたくありません。人によってはこういう感覚の人もいます。それが正しいかどうかは分かりませんが、私は気をつけたいと思っています。選手が調子が良い時だけアドバイスみたいに関わって、調子が上がらない時には関わらないなんてスタイルは私にはできません。困っているなら、質問されたら多少なりと役立てるかなと。
逆に「勉強させてもらっている」という感覚の方が強い。この動きを修正するためにはこういう練習をした方が良いのかなというのが見えてきます。同じ事を伝えてもスーッと入る選手もいればなかなか入らない選手もいる。だからこそメニューを与えてやっておけ!という形で進めていく事は私には無理ですね。「このメニューやれば強くなる」という自信がないだけなのかもしれませんが。
選手が良い結果を出した時には「選手の力」だと思っています。本人がしっかりと努力してそこまでたどり着いたから。指導に関わる私の力なんてほとんど関係ない。実際に指導者が不在の選手でも勝つ事が数え切れないくらいあります。逆に選手が力を出し切れなかった時には「私の指導の関わり方」を反省すべきだと思っています。少しの関わりであれば関係ないと思います。それなりに信頼してもらって選手を預けてもらった時の失敗はほぼ私の責任。考え不足なのです。色々と反省する事があります。不安定さを克服する。レースの中で波がある。これを克服する方法を多くの選手から学んでいかないといけません。やはり「経験」が大切なんだと思っています。
またもまとまりのない話になってしまいました。もう少し文才があれば良いのですが。blogタイトルを「kanekoのダラダラ日記」にでも変えないといけないですかね。
山口県勢はIH前の調整でしょうか?
今年も楽しみにしています!
このような記事が出ると『kaneko先生、何かあったのかな?』と感じてしまいますが…
なんかありましたか(笑)
申し訳ありません。ご心配おかけしました。
特に何かあったわけではありません。様々なカテゴリーの指導をする機会がここ最近多いので自分自身に自制の念を込めて書きました。私には指導力があるから選手を育てられたという勘違いをしたらダメだと。そこだけです。
私は選手に教えてもらいながら育ててもらっていると感じています。選手を集めて放置するような指導スタイルはできません。勘違いしたら選手を大切にしなかなるんじゃないかと感じたので書きました。
前向きにやっています。気にかけて頂いてありがとうございます。これからも応援お願いします!