kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

短時間だけ走る

2016-06-26 | 陸上競技
土曜日、久々に練習。といっても3日間だけですが。この間の期間に多少なりと体を動かすことができたでしょうか。実際は難しい部分があると思っています。自ら考えて動くという「理想」がありますが実際はそれほど簡単にはいかない。何をしたらいいのか分からなければ聞きに来るようにとは言っていますがなかなか・・・。こういう経験も必要になると思っています。難しい部分もありますが少しずつ「自分でやる」という感覚を持たせたいと思っています。

この日は天候が危ぶまれましたがいつの間にか予報が変わっていました。微妙な雨が降ってはいましたがそれでも「屋外で練習ができる」という状況。問題なしです。久々に体動かす選手もいるだろうと思い最初はダイナマックスから開始。これだけでかなりの運動量になります。この日は走ることをメインにしようと思ってはいましたが、それだけでは不十分なのでトレーニングの要素も含めて実施。

ダイナマックスは「落としたらやり直し」という感じでやっています。強制的に集中力を保つためです。疲れてきて集中が切れてしまうと効果が薄くなります。体幹トレーニングとして位置付けていますがなかなかできません。体幹を固める意識を持って取り組まないといけないと思っています。ここの部分が不足すると「やるだけ」の練習になってしまいます。ここは重点的に言い続けます。が、できない(笑)。やってく中で「基礎筋力向上」をしないといけませんね。最初から「きちんとした形でできる」というのは難しい。

ここは判断が必要になるのかなと思っています。「できるようになってからやる」のか「やりながらできるようになる」のか。どちらが正しいのかは難しいと思います。やりたい動きができないの「基礎筋力」が足りないというのも大きく影響してきます。やりながらできるようになる、という部分は「変な癖がついてしまうかもしれない」という危険性もあります。どちらが良いというのは難しいのかなと。「

ダイナマックスが終わってからはハードルを使っての股関節補強。地味ですがこういう練習も必要だと思っています。ここ最近は「細かい筋群の強化」が不足しつつあります。意図的にではないのですがこういうところをもっともっと重視していく必要があります。こう考えるとやりたいことは山のようにあります。実際にできていないこともたくさんあります。考えものです。

そこからはドリルと腿上げ。基礎的な動きの徹底をしておきたいと思っています。更には「進む」という感じが欲しいのでそこにつなげるための動きをしていきたいなと思っています。加速段階の動きいとらわれすぎて中間での動きの練習が不足してしまう。走っていたらそれなりに走れるようになるというのではなく「動きを作る」という部分ができるようになればいいなと思っています。

そのために少し基礎的なことをやりました。「縦の動き」がまだ十分できていないのでそこの部分もやらなければいけません。ここができていないのに次の動きに進むと簡単に動きが崩れます。時間をかけて丁寧にやっていく。「急がば回れ」です。直線的な動きを身につけさせたいので時間をかけてやっていくようになります。身体作りも基礎的な動きも時間がかかる。それでもやっていかなければいけません。

ある程度やってからひたすら並走をすることにしました。まだまだバトンパスがきちんとできません。そこを克服するために一つ一つ確認してやっていきます。中国大会の時に師匠に「バトンが・・・」と指摘されました。今後のことを考えてもう一度「やるべきこと」を明確にして取り組んでいかなければいけないと痛感しました。並走でさえ渡してから緩めてしまう選手がいます。何のための並走なのか。ここも考えて取り組まなければいけないと思います。

男子のペア、バトンが上手く渡りません。並走は「バトンを渡す位置」を決めています。そこで渡らない原因が何かを考える必要がります。最初は「考えないと」とだけ言いますが次も同じ。なんと4本連続で「まったく同じミス」をしました。バトンを渡す位置で前の走者との距離が遠すぎて渡らないのです。ここはもっと自分たちで考えられないといけないと思います。そこまで手を差し伸べるのが良いのか悪いのか・・・。最終的には「渡らない理由」を伝える。プラス2本の時には何とか渡りましたがまだまだ・・・。

3か月もすれば県新人となります。男子は決勝進出、女子は優勝を目指します。そのためにはもう一度丁寧にバトンのこともやっていかなければいけないと思っています。私自身もっともっと考えながらアドバイスを聞きながら進めていきたいと思っています。丁寧にやっているつもりでも「雑さ」が出てしまう。普段から細かく細かくやっていなければ失敗を招く危険性が出てきます。

1-2走、3-4走を4本ずつ。2-3走、1-4走を4本ずつ。計8本やって少し休憩。更に2本ずつ走りました。地面が緩い部分もありましたが走れるときには走っておきたいなと考えています。並走をきちんとやり続ければそれなりにスプリント力は上がってくると思っています。ドリルやトレーニングときちんと組み合わせながらですが。並走をして「渡して緩める」ようなことをやっていると間違いなく強くなりません。渡した後は競争です。それができて初めて「並走」の練習効果が出てくる。ここはしつこく言いました。

ここには書ききれないくらい細かいことが課題としてあります。一つずつ一つずつです。時間的には短時間でした。それでも身体を動かしておくことで今後の活動も変わってきます。

その後、15時くらいまでは勉強を教える。頼まれたら嫌とは言いませんからね。

土曜日、休みにしていたらひょっとしたら午前中のんびりしてしまう可能性があります。強制的にでも起こせば活動をします。そのほうが効率がいい勉強につながるのではないかという気もします。今後、やり方を考えてみたいなという気がします。

だらだら書きました。お許しを。

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