前の記事の補足を書いておきます。別になくてもいいんですが。
土曜日は中国大会前の刺激となっていました。本当は時間を短縮して短めにやれるといいなという感じなのですが。短縮することだけを考えても意味がなくなります。やるべきことは変わらない。疲労を抜くための練習量は減らします。前日は中国組は練習メニューを変更して終了させました。これは「現場での判断」です。練習メニューを与えて「練習をさせる」という形であればこのような判断は難しいと思っています。現場で見ている&選手とコミュニケーションをとりながらだから判断ができると思っています。
逆に「もう少しやったほうがいいな」と思うこともあります。この日の練習のように「構え」からの感じが悪いなと思えばそこ克服するための練習を取り入れる必要があります。これは「メニュー通り」ではできないことだと思います。処方箋。これは各自にあった薬を提供するためのものです。薬というのは「同じような症状」の患者に提供されます。全く同じではない。「大多数」に適したものを与えるのです。練習メニューというのも実はこういう部分があります。「全体的に良いと思われる練習メニュー」を提供する形で練習を進めていきます。
そうなると「Aには合う」が「Bには合わない」ということも生まれてくると思います。タイプが違えばやることも違う。やる種目が同じであればメニュー自体がすべて同じで良い。実際は違うと思いますが多くの人数を預かるチームであればそうなるのは当然です。私はキャパが小さいので10人前後が精一杯かもしれません。これでも全員を細かく見ることができない。数人で指導する場合が一番やりやすい。
先日「パーソナルトレーナー」と話をしました。福岡で指導しているときには同時展開できるのは「最大3人」だと言っていました。できれば一人ずつ見たい、と。全くの同感です。指導するのであれば人数が少ないほうがやりやすい。もちろん、「メニュー提供」だけであれば問題はないと思います。見なくても「与えらえたことをやればいい」というだけであれば難しくないからです。
この日の練習はそれぞれ分かれました。中国大会に出場する選手の練習を優先しましたから男子は自分たちで練習する形となりました。メニュー的には「並走」です。バックストレートでのペアを決めてバトン並走を繰り返しました。本当であればもっともっと走り込みをさせたほうがいいのかもしれません。細かい部分を見ながらやったほうがいいのかもしれません。が、どうしてもできません。ここに関して「不平等だ」と言われたら事実だと思います。うちの男子は良い子が多いですから素直に練習に取り組んでくれていますが。
部員数が30人を超えると間違いなく1人で見るのは無理だと思っています。強豪校ではそれが当たり前なのかもしれません。男子と女子がいればやり方も随分変わってくる。本当は「個」としてすべてを指導していくのがいいのだと思っています。が、集団で活動をする場合はこれは難しい。不可能だと思っています。
100mに出場するNのスタートを見る。その同時展開で400mのスタート地点では他の3人がスタート練習をする。バックストレートでは男子が並走をする。フィールドでは高跳びとやり投げが練習をする。これ同時にすべて見るというのは今の私には難しい。それぞれに声をかけるようにしていますが・・・。今Miをリレーの1走にする。ほとんどスタート練習をしていないので「1から」やらないといけない。さらにはどこの時点で「落としどころ」を決めるかというのも難しくなる。短期間で全てはできません。今の時点で「できる最大限のこと」をやっておくだけです。
週に1度見ただけで劇的に動きが変わるということは少ないと思います。やはり大切なのは毎日の練習。できる限り全員の動きを見ようと思っていますが簡単ではありません。私自身がもっと指導力が上がっていけばできるようになるのかもしれません。今はイメージできませんが(笑)。合宿などで指導することもありますがこれは短期間に詰め込む形で指導します。意欲がある選手は劇的に変わるかもしれません。単に参加している選手は変わりません。「目的意識」が明確かどうかですから。
見ている中で感じたことをやるようにしています。「個」を極力大切にしていきたいと思っています。例えば練習中に「表情が曇る」ことがあれば「何かあった」と判断します。できるだけ声をかけに行って対応します。土曜日の練習の中でも何度かありました。これに関しては見ていないと分からないと思います。以前と比べるとかなり意欲的になっています。普通のことでは「気持ちが乱れる」ことはない。しかし、「特別なこと」があれば「木本が乱れる」ことも生じます。即時的に対応できるかどうかは大きなことだと思っています
指導者としての立場。そこで「やること」は何か。一番難しい部分だと思っています。私は「普通の指導者」ですから「万能薬」や「特効薬」を与えることはできないのです。大会前に慌てて何かをやる。これは良いことではない。かといって「気づき」があれば即座に対応しなければいけない。このような指導が適切かどうかですね。
考えることはたくさんあります。もっと上手く表現できるといいのでしょうが・・・。まとまりません。お許しを。
土曜日は中国大会前の刺激となっていました。本当は時間を短縮して短めにやれるといいなという感じなのですが。短縮することだけを考えても意味がなくなります。やるべきことは変わらない。疲労を抜くための練習量は減らします。前日は中国組は練習メニューを変更して終了させました。これは「現場での判断」です。練習メニューを与えて「練習をさせる」という形であればこのような判断は難しいと思っています。現場で見ている&選手とコミュニケーションをとりながらだから判断ができると思っています。
逆に「もう少しやったほうがいいな」と思うこともあります。この日の練習のように「構え」からの感じが悪いなと思えばそこ克服するための練習を取り入れる必要があります。これは「メニュー通り」ではできないことだと思います。処方箋。これは各自にあった薬を提供するためのものです。薬というのは「同じような症状」の患者に提供されます。全く同じではない。「大多数」に適したものを与えるのです。練習メニューというのも実はこういう部分があります。「全体的に良いと思われる練習メニュー」を提供する形で練習を進めていきます。
そうなると「Aには合う」が「Bには合わない」ということも生まれてくると思います。タイプが違えばやることも違う。やる種目が同じであればメニュー自体がすべて同じで良い。実際は違うと思いますが多くの人数を預かるチームであればそうなるのは当然です。私はキャパが小さいので10人前後が精一杯かもしれません。これでも全員を細かく見ることができない。数人で指導する場合が一番やりやすい。
先日「パーソナルトレーナー」と話をしました。福岡で指導しているときには同時展開できるのは「最大3人」だと言っていました。できれば一人ずつ見たい、と。全くの同感です。指導するのであれば人数が少ないほうがやりやすい。もちろん、「メニュー提供」だけであれば問題はないと思います。見なくても「与えらえたことをやればいい」というだけであれば難しくないからです。
この日の練習はそれぞれ分かれました。中国大会に出場する選手の練習を優先しましたから男子は自分たちで練習する形となりました。メニュー的には「並走」です。バックストレートでのペアを決めてバトン並走を繰り返しました。本当であればもっともっと走り込みをさせたほうがいいのかもしれません。細かい部分を見ながらやったほうがいいのかもしれません。が、どうしてもできません。ここに関して「不平等だ」と言われたら事実だと思います。うちの男子は良い子が多いですから素直に練習に取り組んでくれていますが。
部員数が30人を超えると間違いなく1人で見るのは無理だと思っています。強豪校ではそれが当たり前なのかもしれません。男子と女子がいればやり方も随分変わってくる。本当は「個」としてすべてを指導していくのがいいのだと思っています。が、集団で活動をする場合はこれは難しい。不可能だと思っています。
100mに出場するNのスタートを見る。その同時展開で400mのスタート地点では他の3人がスタート練習をする。バックストレートでは男子が並走をする。フィールドでは高跳びとやり投げが練習をする。これ同時にすべて見るというのは今の私には難しい。それぞれに声をかけるようにしていますが・・・。今Miをリレーの1走にする。ほとんどスタート練習をしていないので「1から」やらないといけない。さらにはどこの時点で「落としどころ」を決めるかというのも難しくなる。短期間で全てはできません。今の時点で「できる最大限のこと」をやっておくだけです。
週に1度見ただけで劇的に動きが変わるということは少ないと思います。やはり大切なのは毎日の練習。できる限り全員の動きを見ようと思っていますが簡単ではありません。私自身がもっと指導力が上がっていけばできるようになるのかもしれません。今はイメージできませんが(笑)。合宿などで指導することもありますがこれは短期間に詰め込む形で指導します。意欲がある選手は劇的に変わるかもしれません。単に参加している選手は変わりません。「目的意識」が明確かどうかですから。
見ている中で感じたことをやるようにしています。「個」を極力大切にしていきたいと思っています。例えば練習中に「表情が曇る」ことがあれば「何かあった」と判断します。できるだけ声をかけに行って対応します。土曜日の練習の中でも何度かありました。これに関しては見ていないと分からないと思います。以前と比べるとかなり意欲的になっています。普通のことでは「気持ちが乱れる」ことはない。しかし、「特別なこと」があれば「木本が乱れる」ことも生じます。即時的に対応できるかどうかは大きなことだと思っています
指導者としての立場。そこで「やること」は何か。一番難しい部分だと思っています。私は「普通の指導者」ですから「万能薬」や「特効薬」を与えることはできないのです。大会前に慌てて何かをやる。これは良いことではない。かといって「気づき」があれば即座に対応しなければいけない。このような指導が適切かどうかですね。
考えることはたくさんあります。もっと上手く表現できるといいのでしょうが・・・。まとまりません。お許しを。