kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

責任

2006-12-20 | 陸上競技
今日は会議がかなり長引いたため、練習で見たのは最後の3本だけ。メイン練習で一番のポイントに間に合っただけでも良かった。行ってから簡単にポイントと意識すべき事を指示して後は客観的に見る。

これまでは私がスタートをさせる事が多かったが、最近は意識的に自分達でスタートをさせるようにしています。理由は簡単、「チームを作るのは選手だから」です。これまでは0からのスタートだったので私が前に出て引っ張っていた感じがかなりありました。自分でも分かってはいたのですが、方向性を定めるまでは誰かが牽引しなければならないと考えていたからです。
しかし、これからは選手自身で練習の雰囲気を作らないといけない。そういう段階に来ていると感じています。上級生が下級生に「行動」と「言葉」でしっかりと示していく事が何よりも大切。その姿を見て下級生が動きます。下級生に引っ張られて雰囲気を作るのは順序が違います。
私はキャプテンの存在を重視します。責任のある役目を背負うのだから、周りができていなければキャプテンが注意を受ける。まずはキャプテンが「行動」と「言葉」で周りに示すことが出来なければチームは何も変わりません。

新しいキャプテンに対しても求めるものは多い。それだけの力を持っていると判断したから任せています。次期のキャプテンも周りを見ることができるようにならなければいけない。しっかり上級生の姿を見なさい。上級生はしっかりと「やるべき事」を「責任」を持って示して行きなさい。自分達が短い間で上級生から伝えられたものを下級生に伝えられなければまた0に戻ります。

パートリーダーは「練習面」において全ての「責任」を負います。練習内容の理解であったり、スタートの合図であったり練習を円滑に進めていく上での「責任」を負います。きちんと出来ていない者がいればその「責任」はパートリーダーにあります。キャプテンは雰囲気作りや弱っている者への声かけなどをしていく必要がある。チームとして機能するためには、それぞれが与えられた「責任」を果たさなければいけない。
遠慮して話せなかったら前には進まない。上級生は下級生に指示を出しなさい。下級生は言われる前に動きなさい。あと数ヵ月すれば1年生は2年生になり新たな「責任」を負います。下級生に「行動」と「言葉」で示せるようにならなければ、同じ事を繰り返してしまいます。チームとしての成長を期待します。

最近、練習で「止めておけ」と言わなくなった。というか、言っても「行きます」と走るようになった。厳密にいうと止めさせた方がいいのかもしれない。でも「気持ち」を感じる行為と表情に対して、何を言っても効果はないでしょう。絶対に走るから…。本当に無理だと感じたらどんな事があっても止めます。小さな故障につながるのかもしれませんが、「今」は止めるべきではない気がしています。今までにはない「気迫」を感じるようになりました。
チームとして大幅に変わりつつある。どんなチームになるんだろうか?選手が望むチームにしかならないのは確か。どんなチームになりたいと望んでいるのか、数ヵ月後にきっとわかるでしょう。自分達が目指すもの、目指したものが何だったかを。各自が「責任」を背負って活動しなければ、何も変わらないでしょう。見せてください!
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