kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

少し動かす

2009-05-28 | 陸上競技
今日の練習、開始時間に合わせて雨が降り始めました。うちには雨を呼ぶ人物がいます(笑)。今日は整体に行ったのですが、自転車で出掛ける時に雨が降り始めて到着した時に止んだようです。冗談半分で雨が止んだときに「今到着したね(笑)」と話していたのですが本当だったようです。ある意味驚異的ですね(笑)。

練習前に簡単にミーティングをしました。どんな意識で大会を迎えるかのメッセージを送りました。練習をしていない者がスタートラインに立った所で何の意味はありません。様々な準備をしてきてどれだけのパフォーマンスを示せるかです。単純に走れるから走るのではない。以前から大会は発表会の場だと言い続けてきました。何ヶ月も下準備をしてきてその成果を仲間やライバルに示す。そう考えています。

みんなに見てもらえるモノがあるか?そう問いかけました。総体という舞台で自分の力を出し切れるか?そこが大切だと思っています。やってきたことを出せないというのでは意味が無くなります。全てを出し切って最高のパフォーマンスを示して欲しい。

「結果」とは自分のやるべき事をした後についてくるものです。「結果」を求めてなにかをしても意味がありません。「勝つ」ためにはその場面場面で各自がやるべき事をしっかりとやることです。勝つ事だけを求めても、「結果」はついてこないと思います。これに関しては選手に繰り返し話してきています。これだけ話しても伝わらない者がいるならそこまで。冷たいかもしれませんが何も得るモノはありません。

ミーティング後に少し走りました。選手によって量が違いますが、動きの確認とウインドスプリント。ショートダッシュまでやった者もいますが動きとしてはかなり良かったですね。量は出来るだけ抑え目にして動きの確認重視。最大でも1時間にしていましたが、雨による中断等も含めても1時間以内で終わりました。終わったらサーッと帰っていきました(笑)。トレーニングルームでマッサージや治療器で身体を緩めていました。身体を休めて回復させることもトレーニングのうちです。

ここ最近動きの感覚を取り戻しつつあるmisato、別メニューで動きの確認をしました。こちらもあまり本数は増やせませんから1本1本でしっかりと実施。本人もかなり感覚が分かって来たようです。人は調子の良いときには何も気付きません。意識しなくても走れますから。脚を痛めたり調子を崩した時に気付く事があります。調子の良い時の走りを取り戻すために何をするかを知る必要がある。それを最近強く感じています。我ながら成長してきたのではないかと思います(笑)。

その後昨日走りの感覚を取り戻しかけたmikiと個別練習。これもやりとりをしながら動きを作っていきました。地区大会直後に調子を崩していました。そのときに感覚が狂ったのではないかと思います。冬期をチーム内の誰よりも順調に過ごしてきて特別意識をしなくても走れていました。それが一旦崩れたことで感覚が狂ってしまったのではないかと推測しています。それを把握させ自分の走りを見直す事で自分の武器を再確認でき、走りの理解につながるのではないかと。少しスピードを上げて数本走りましたが「楽に進む」という感じが取り戻せたようです。昨日の時点で把握して今日は確認。十分です。

実はもっと気付いた当たり前の事があるのですがあえて書かず(笑)。まーもう少し様子を見てからですね。指導者としての役割を再確認できた気がします。選手に感謝ですね。

総体開始まであと少し。なんとか準備は出来ました。戦えると手応えはあります。欲張らず自分達のレースをしていきたいですね。
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