kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

限られた時間の中で

2009-05-28 | 陸上競技
ミーティングの続き。

1年生男子に分からせたいモノがあったので、上級生の取り組みとの差について話しました。上級生にとっては自分達の取り組みの確認にもなります。これは長くなるので省略(笑)。意識の変化は日誌に現れる。1年生の日誌と上級生の日誌は全くの別物であり、何のために書いているかを理解する必要があると話しました。以前の日誌に「1年生の時の内容を見直したら恥ずかしい」とakaneが書いていました。misatoの1年前の日誌でも今と比べると全く違います。自分と向き合う道具として日誌を書いています。全てには意味があります。そこまでする必要は無いのでは?と思われるかもしれませんが、今の高校生は自分と向き合う時間がありません。日誌に「想い」を書く事で考え方が整理されて確実に変わっていくと思っています。総体を前にもう一度自分の内面の変化も意識する必要があります。

最後に3年生に対して。何度か書いていますが3年間の集大成といわれる総体ですが、実質2年2ヶ月です。限られた時間を競技に向けてどれだけ使ってきたか。男子に関しては上級生が居ない中で自分達で新しいチームを作ってきました。それはとてもすごいことだと思います。女子に関しては部活もクラスも私と同じ。特別な「想い」があります。嬉しい姿も苦しんでいる姿もずっと見てきました。私にとってクラスの生徒と選手は特別な存在だと思っています。関わりが違いますから。中でも2人は関わりの深さが違います。よく話もしますし、冗談も言い合います。だからこそ後悔はして欲しくない。多くのエネルギーを注いでも惜しくない。そう思って関わってきました。

だからこそ総体では「tokusho」の存在感を示して欲しいと思いました。ネットの記事に「新型インフルエンザ」の影響によるインターハイ路線の話が書いてありました。インフルエンザが発生して予選大会が開催されなくなったら推薦で出場者を決めると。3年生はそんな形で上位大会出場が決まっても嬉しくないと思います。もし女子のマイルがそれでインターハイに行ったとしても…。得るモノは少ない。狙ってやるから意味がある。たまたまでは意味が無いのです。日頃から目指しているモノがあり、それに対してきちんとしたパフォーマンスが出来て初めて意味が出て来ると思っています。勝負をしたい。そう思って話をしました。「力」を示す。大切な事です。何度も書いていますが「力」は「走力」だけではない。それぞれが持つ「想い」も「力」です。これまでやってきた事をきちんと示して欲しい。そう話しました。

ミーティング、細かい部分に関しては話しませんでした。感じて欲しいからです。どこまで伝わったか??総体での活躍を期待したいですね。

書きたいことはまだまだあるのですが、またの機会に。過去の総体前のミーティングとは違うのだけは確かです。良いチームになりました。
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