基本的に書いて終わりというパターンのblogが多いのですが、前の記事に書いた身体作りの部分について書いておきたいと思います。
以前、うちのチームが県内で全くの無名状態からそれなりに注目を集め始めた時期があります。たまたま選手がいてくれたというのもあると思いますが、初めて本気でインターハイを狙えると思っていた時期です。その前から家での補強に関してはかなり言い続けていました。不足する部分が多かったので。毎日のように言い続けてもなかなか実行してくれないというのがありました。家庭での食事や補強に関しては選手自身の意識が大きく反映されます。顧問の指導の域を超えます。
時期を同じくして我が師匠の所にショートスプリントの強い選手がいました。3年生の時には中国大会で二冠でした。その選手の話を聞く機会が多くあったのですがやはりその取り組みは真面目に一生懸命に取り組んでいたようです。強くなった理由を聞くと「やれと言われた事に関しては絶対に手を抜かずにやる」というのが一番だと言われていました。本当にシンプルな事ですが、これを高校生の女子がやっていくというのは簡単な事ではありません。多くの誘惑があるでしょうし、疲れ果てて手をな抜きたくなる時もある。それでもひたすらやり続ける事ができるというのはすごい才能だと思いますね。
その話をしてからうちの選手も家での補強をかなりやり始めました。私がいうまでもなく自分達でメニューを決めて各自でやっていたようです。当時のうちの練習量は半端ないものでした。帰宅後にどこまでできていたか確認をした事はほとんどありませんでしたが、腹筋背筋、腕立て側筋を欠かさずやっていたという事でした。意識が高くなっていたと思います。
これと同じタイミングで県外の合宿に参加するようになりました。中国大会の女子で短距離中心で総合優勝するチームの取り組みを目の当たりにした事があります。全国に行きたいと思っていた当時のうちのチームとしては大きな衝撃を受けたのを覚えています。見ている所が違います。我々は全国に行きたいと思ってやっていますが、向こうは全国で勝つ事を考えてやっていました。取り組みのレベルが大きく違いました。この合宿に参加した選手が3年生の時にうちで初めてインターハイに進みました。大きな刺激を受けたのは間違いないと思います。
本当に強くなる選手というのはやはり自分のためにしっかりと取り組めるのです。顧問が云々ではなく選手自身が本気になれるかどうかなのです。数年前の話しになりますがうちのチームでも補強をやるのは当たり前という姿がありました。ある選手は早起きをして近くの小学校のグランドで懸垂をしたりドリルをしていたと話していました。またある選手は家で自分で時間を計ってサーキットを行っていたと。まーこれはさすがにやり過ぎですが(笑)。しかし、そういう姿勢がチーム内にあったのです。だから「やるのが当たり前」という雰囲気がありました。補強を家でやるようにという必要はない。自分で必要性を感じてやっていたのです。
また当時のエースにはあえて練習終了後にのこって補強をするように言っていました。理由は簡単、手本を示すためです。チームで一番強い選手が練習が終って休むのではなく更に補強をする。10分程度でしたがそういう姿を周りに示す事でチームには大きな刺激となります。強くなるためには自分もやらなければという気持ちが大切ですから。
この事を思い出したので師匠の所にいた選手にメールをしてみました。当時のことを聞いてみようと。競技に対してしっかりと向き合っていたという感じが伝わってきました。自分の足りない所を練習終了後に残ってやっていたようです。最初はやるようにと言われた部分もあったのでしょうが、間違いなく自分が強くなるためにやっていたはずです。これを面倒だとか辛いと思う部分はなかったでしょう。全ては自分が速くなるためですから。ここまでくると選手は間違いなく強くなります。そこまで持っていけるかどうかというのも指導者の熱意があってこそだと思います。両輪が上手くかみ合っていたからこそ結果につながって行く。
うちのチームの選手、どこまでやってくれるでしょうか?本気になれば間違いなく行動が変わります。今持っている力を最大限に引き出せるのは選手本人の「強くなりたい」という強い意志です。やらされている練習では絶対にそこまでいきません。チームは間違いなく変わりつつあると感じています。もう一度勝負ができる状態に持って行くことができる可能性がかなり高いと思っています。そのためにも何とか選手の気持ちを前向きに変えていきたいと思います。
大きな期待を込めてblogを書きました。伝わってホンモノになってくれることを心から祈ります。持っているチカラをこのまま終わらせるのは本当にもったいないですからね。期待したいと思います。
以前、うちのチームが県内で全くの無名状態からそれなりに注目を集め始めた時期があります。たまたま選手がいてくれたというのもあると思いますが、初めて本気でインターハイを狙えると思っていた時期です。その前から家での補強に関してはかなり言い続けていました。不足する部分が多かったので。毎日のように言い続けてもなかなか実行してくれないというのがありました。家庭での食事や補強に関しては選手自身の意識が大きく反映されます。顧問の指導の域を超えます。
時期を同じくして我が師匠の所にショートスプリントの強い選手がいました。3年生の時には中国大会で二冠でした。その選手の話を聞く機会が多くあったのですがやはりその取り組みは真面目に一生懸命に取り組んでいたようです。強くなった理由を聞くと「やれと言われた事に関しては絶対に手を抜かずにやる」というのが一番だと言われていました。本当にシンプルな事ですが、これを高校生の女子がやっていくというのは簡単な事ではありません。多くの誘惑があるでしょうし、疲れ果てて手をな抜きたくなる時もある。それでもひたすらやり続ける事ができるというのはすごい才能だと思いますね。
その話をしてからうちの選手も家での補強をかなりやり始めました。私がいうまでもなく自分達でメニューを決めて各自でやっていたようです。当時のうちの練習量は半端ないものでした。帰宅後にどこまでできていたか確認をした事はほとんどありませんでしたが、腹筋背筋、腕立て側筋を欠かさずやっていたという事でした。意識が高くなっていたと思います。
これと同じタイミングで県外の合宿に参加するようになりました。中国大会の女子で短距離中心で総合優勝するチームの取り組みを目の当たりにした事があります。全国に行きたいと思っていた当時のうちのチームとしては大きな衝撃を受けたのを覚えています。見ている所が違います。我々は全国に行きたいと思ってやっていますが、向こうは全国で勝つ事を考えてやっていました。取り組みのレベルが大きく違いました。この合宿に参加した選手が3年生の時にうちで初めてインターハイに進みました。大きな刺激を受けたのは間違いないと思います。
本当に強くなる選手というのはやはり自分のためにしっかりと取り組めるのです。顧問が云々ではなく選手自身が本気になれるかどうかなのです。数年前の話しになりますがうちのチームでも補強をやるのは当たり前という姿がありました。ある選手は早起きをして近くの小学校のグランドで懸垂をしたりドリルをしていたと話していました。またある選手は家で自分で時間を計ってサーキットを行っていたと。まーこれはさすがにやり過ぎですが(笑)。しかし、そういう姿勢がチーム内にあったのです。だから「やるのが当たり前」という雰囲気がありました。補強を家でやるようにという必要はない。自分で必要性を感じてやっていたのです。
また当時のエースにはあえて練習終了後にのこって補強をするように言っていました。理由は簡単、手本を示すためです。チームで一番強い選手が練習が終って休むのではなく更に補強をする。10分程度でしたがそういう姿を周りに示す事でチームには大きな刺激となります。強くなるためには自分もやらなければという気持ちが大切ですから。
この事を思い出したので師匠の所にいた選手にメールをしてみました。当時のことを聞いてみようと。競技に対してしっかりと向き合っていたという感じが伝わってきました。自分の足りない所を練習終了後に残ってやっていたようです。最初はやるようにと言われた部分もあったのでしょうが、間違いなく自分が強くなるためにやっていたはずです。これを面倒だとか辛いと思う部分はなかったでしょう。全ては自分が速くなるためですから。ここまでくると選手は間違いなく強くなります。そこまで持っていけるかどうかというのも指導者の熱意があってこそだと思います。両輪が上手くかみ合っていたからこそ結果につながって行く。
うちのチームの選手、どこまでやってくれるでしょうか?本気になれば間違いなく行動が変わります。今持っている力を最大限に引き出せるのは選手本人の「強くなりたい」という強い意志です。やらされている練習では絶対にそこまでいきません。チームは間違いなく変わりつつあると感じています。もう一度勝負ができる状態に持って行くことができる可能性がかなり高いと思っています。そのためにも何とか選手の気持ちを前向きに変えていきたいと思います。
大きな期待を込めてblogを書きました。伝わってホンモノになってくれることを心から祈ります。持っているチカラをこのまま終わらせるのは本当にもったいないですからね。期待したいと思います。